IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか   作:桐野 ユウ

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前回 戦兎はギンガとスバルとティアナを鍛えるためにノ―ヴェたちと共に特訓をすることにした、そして健介からの連絡を受けて三か所での戦いは始まる。

だが突然敵が撤退をして戦兎たちは戻ろうとしたとき、戦兎はある女性と出会った・・・

それは・・・・


再会 戦兎とアリス

戦兎は目を見開いていた・・・それは自分の近くに立っている女性を見てからだ、彼の前に現れた女性。

 

髪は金色で長い髪をかつてフェイトがしていたツインテールをしており、身長は148㎝と小さいが逆に言えば胸は大きいとロリ巨乳というぐらいだ。

 

「イク・・・・ト?」

 

「アリス・・・なのか?」

 

そして彼女は自身の前の名前を呼んだからだ、戦兎はそれで確信を得た・・・

 

「アリス・・・なんだな?」

 

彼女の目は涙がたまっており、次の瞬間彼女は駆け出して戦兎に抱き付いた。

 

「イクト!!イクト・・・イクト!!」

 

(うう・・・・でかいな・・・・)

 

そう思いながらも戦兎はアリスを抱きしめる。

 

「イクト・・・イクト・・イクト・・・・」

 

アリスside

 

僕は今彼に抱き付いている、夢じゃない・・・彼が僕の目の前に生きているからだ。

 

「イクト・・・イクト!!」

 

「アリス・・・俺は夢でも見ているのか・・・アリスがここにいるわけない・・・」

 

「ううん僕は明石 アリス、本人だよ!!」

 

「・・・・なぜだ・・・・どうして君がいるんだ!!」

 

イクトは僕にいっている、なんで別世界に来ているかだって・・・

 

「・・・・・イクト、僕ね死んだんだよ・・・自殺をしてね」

 

「な!!」

 

驚くよね・・・イクトからしたらなんで自殺なんかをしたんだろうって・・・

 

「なんで自殺なんかしたんだよ・・・俺なんか忘れてお前なら幸せになれると・・・」

 

「幸せ・・なれると思っているの?イクト・・・君は知っているでしょ?僕は愛人の子どもで本妻にいじめられていることを・・・」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

イクトも顔を暗くしているがそのとおりだ、僕は父さんと母さんの子どもだけど。本妻の子どもじゃない・・・言えば愛人の子どもだ・・・だけどお父さんは優しかった、母さんが死んでからも父さんは味方でいてくれた・・・ほかにも数人だったけどメイドもいた。

 

そして一番はイクトだった、彼は僕といつも話をしてくれて彼氏彼女の関係となって・・・とても充実だった・・・でも

 

「・・・あの日からかもしれない・・イクトが交通事故でなくなったとき・・僕は嘘だと思った・・いつも一緒にいたイクトがなくなったなんて嘘だっと・・・何度思ったか・・・」

 

「アリス・・・・・・・」

 

「そして父さんがなくなって僕に対してのいじめはエスカレートしていったんだ・・・僕は耐え切れなかった・・・だから・・・・自殺をした・・・」

 

「・・・すまないアリス・・・俺がいたら・・・」

 

イクトは本当に優しいな、自分が死んだから僕が死んだと・・でもそれは違うよ・・・

 

「違うよイクト、確かに死んだことは事実・・でもね僕を転生をしてくれた神さまには感謝をしているんだ・・・こうしてまたイクトに会わせてくれたんだから・・・」

 

「だがどうして俺がイクトだってわかったんだ?」

 

「・・・すぐにわかるよ、イクトだって・・・・」

 

「そうか・・・さてとりあえず俺の家に案内をするよ」

 

「イクトの家か・・・・」

 

僕は家もないからイクトの家でお世話になることとなるだろう・・・イクトと一緒の家か・・・いいかも・・・

 

戦兎side

 

さて俺はアリスを連れていくが、その前にいっておかないといけないことがあった。

 

「アリス、今の俺は紅 イクトじゃない」

 

「え?」

 

「俺の今の名前は如月 戦兎だ、だからイクトって名前を呼ぶんじゃないよ?」

 

「わかったイクト」

 

「ほら戦兎だから、そろそろ家につくからね」

 

俺たちは家の前に到着をしてチャイムを押した。

 

「お兄様おかえりなさい・・ってどちら様ですか?」

 

セッテが出てきた、俺は説明をしようとしたとき・・・

 

「私は戦兎の恋人よ」

 

アリスがそのまま言ってしまった・・・・ぴしと音が聞こえてきた。

 

「・・・・今なんて言ったのかな?」

 

中からフェイトとアリシアが出てきた、それだけじゃないナノハちゃんたちも出てきたから・・・な・・・あれ?この場面どこかで見た気がするが・・・

 

そうこれはヴィエとの戦いだ・・・あの時の再来かよ!!

 

戦兎side終了

 

健介side

 

「ん?なんか外が騒がしいな・・・結界がはってあるとはいえな・・・・」

 

俺は現在クアットロとクロトと一緒に戦兎が使用をするためのアーマーの三体のAIの最終チェックに入っていた。

 

「随分かかりましたわ・・・・・」

 

「まぁな、AIとは難しいからな・・・だからこそ念入りに作らないといけないからな・・・・」

 

現在完成をしている三機、ジェット機 タンク ブレードシールドだ。三機は分離合体をすることでビルドに装着ができるようになっている。

 

ジェット機は分離をして胸部背中、ライフルとして、タンクはさらにジェットの翼にキャノンが合体をして脚部はタンクのキャタピラが装備、さらに左手にガトリング砲が装備されるようにしている。

 

最後はブレードは右手に装着をするようにして左手にシールドが来るようにセットされる。

 

フルアーマービルドといってもいいぐらいだ、主にラビットタンクをベースに作っているからほかは装着ができないようになっている。

 

「・・・・・・・やれやれ彼のこと好きになる人物は多いからね(苦笑)」

 

俺は彼を見ている彼女たちの様子を見て戦兎君のことが好きって子が多いってすぐにわかる、なのはちゃんたち6人に後は一夏ちゃんと鈴音ちゃん、さらには彼のそばにいるナンバーズにオリヴィエという子もそうだが・・・花菜ちゃんはどうだろう・・彼に救ってもらったと聞いているが・・・さて完成をしたから戦兎君に報告をするかな。

 

戦兎side

 

俺は何とかみんなの戦闘を抑えて中に入って疲れが出てきたからお風呂へ入る。

 

「ふぃ・・・・・・・・・」

 

俺はお風呂で伸ばしている、ガーデム軍団との戦いが厳しくなってきているからかもしれないが・・・健介さん曰く

 

『奴らは今はどういう組織になっているかわからないからな、俺が戦ったときにあんな敵はいなかったからな・・・・』

 

「いなかった敵、つまり健介さん達も知らない奴らもいるってことか・・・・・」

 

俺がのんびり風呂に入っていると扉が開いた。

 

「イクト・・・・・」

 

「え?」

 

俺はイクトという言葉に後ろを振り返ると、そこにはアリスが何も見につけてない姿で立っていたからだ。

 

「ふぁ!?」

 

身長は小さいが、二つの大きなものがプルンと揺れている、そして痩せているウエストに・・・きれいな・・・あーーやめておこう。

 

「アリス・・・その名前はここで呼ぶなと言ったはずだ」

 

「いいじゃん僕はそう呼びたいんだ」

 

そういってアリスは体を洗ってからお風呂にはいってきた、俺の隣に・・・・

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

お互いに無言でいるが、俺はアリスを見ないようにする・・・デートをしてきたが体・・裸を見たことがないからだ。

 

「・・・・・イクト・・・・」

 

「ん?」

 

すると彼女は俺の右手に抱き付いてきた、その大きなものが当てていることを知っているみたいに。

 

「暖かい・・・・」

 

「お風呂が?」

 

「・・・馬鹿違うに決まっているわ・・・あなたがいるのが夢じゃないかって思うの・・」

 

「・・・・・どうだろうな、だがこれは現実だ・・・・」

 

「イクト・・・・・・・」

 

「だからこそ、俺はこの世界に現れるかもしれない敵と戦っている、ビルドのとエボルの力を使ってな・・・・」

 

「なら僕はイクトを守る、今までは僕はイクトに守られてきた、だから今度は僕がイクトを守って見せる!!」

 

「アリス・・・・・・」

 

彼女からは魔力を感じているが、まさかデバイスまであるとは思ってもなかった、上がった後俺は地下室に行きアリスと戦うことにした。

 

なのはちゃんたちも様子を見に来ている、そのほかにもクロト達がいた。

 

俺はビルドドライバーを装着をしてフルボトルを振る。

 

『トリケラ!ドリル!ベストマッチ!!Areyouready?』

 

「変身!!」

 

『太古の削岩機!トリケラドリル!イエ―イ!』

 

俺はトリケラドリルへと変身をして、右手にトリケラドリラーを装備をして構えている。

 

「いくよ、エッジセットアップ」

 

『セットアップ』

 

彼女のバリアージャケットが纏われる、その手にはブレードが装備されておりどうやらカートリッジ装填まで装備しているな・・・・そしてお互いに構えている。

 

「はああああああああああああ!!」

 

先に動いたのはアリスだった、アリスは変形をしたエッジをふるってきたが俺はすぐにトリケラドリラーで攻撃をふさいで右足の蹴りを噛まそうとするがアリスはそのままトリケラドリラーを蹴り入れて後ろへ後退をする。

 

「エッジモードチェンジ」

 

『yesバスターモード』

 

彼女の武器がライフルに変わるが、高エネルギー反応!!

 

「ファイア!!」

 

『ファイア!!』

 

ライフルから放たれた攻撃を俺はトリケラドリラーで塞ぐが・・・・

 

『なんて威力をしてるのでしょうか・・・・』

 

「あぁ・・・だが!!」

 

俺はフルボトルを振って別の姿になる。

 

『不死身の兵器!フェニックスロボ!イエ―イ!!』

 

俺はフェニックスロボになるとそのまま上昇をする。

 

「!!」

 

彼女もエッジを構えるが、おそらくあれはエネルギー砲だ・・・チャージに時間がかかるとみた。

 

「は!!」

 

「と思っていた時期がありましたっと!!」

 

すぐに回避をして俺は左手のロボアームを展開をして彼女の持っているエッジに攻撃をする。

 

「カートリッジ!!」

 

彼女のエッジに炎が纏う。

 

「!!」

 

『フレイムブレード!!』

 

「であああああああああ!!」

 

放たれる炎のブレードを俺は左手のロボアームで受け止める。お互いに着地をするが・・・これ以上は無理と判断をして俺たちはお互いに解除をする。

 

さすがお嬢さまだ・・・剣術などを習っていると聞いたからな・・・まさかここまでとは・・・・いい特訓相手になりそうだ。

 

俺は笑いながら思うのであった。

 

クロトside

 

「これは面白いな・・・・あの子」

 

俺たちは今の戦いを見て驚いている、明石 アリスと呼ばれる彼女・・・戦兎のことを知っているみたいだし・・・それはあいつから聞くとしよう・・・さて俺は今見ているのはビルドアーマーたちだ、現在はまだ起動させてないがこれを戦兎に見せることになりそうだ。

 

さてどうなるか・・・・俺的にはいいものだと思っている・・・さて俺もパラドの言葉を借りるなら・・・・

 

「心が躍るぜ・・・・」




次回 戦兎たちはフィルスに搭載されているガーデム軍団の反応を発見をして出動をする。

そこにいくと、ロボット軍団が暴れている戦兎たちは仮面ライダーたちに変身をして戦うがそこに現れたのはガーデム軍団幹部の一人だった。

「お前はデスルム!!」

「お久しぶりですね仮面ライダー・・・・」

次回「現れたのはマッドドクターデスルム」

では登場をしたキャラを紹介をしよう

明石 アリス

戦兎として生まれる前の紅 イクトとして生きていたときに付き合っていた彼女。

容姿は髪が金色でツインテールを主にしており身長は148㎝と小さいが、胸はEカップとでかいのである。

一人称は僕を使っておりたまにだが私と使うこともある。

戦兎のことが好きでたまらないぐらいである。その理由はイクトにたすけてもらってきたからだ、告白も彼女からして付き合い始めるがイクトが交通事故で亡くなり、さらには大好きな父親もなくなって彼女を守る人がいなくなっていったからだ。

そして彼女は自殺をしたが、神さまが戦兎のいる世界へと転生をさせて再会をする。

デバイスはエッジと名付けられておりソードモードとライフルモードへと変えて戦う。カートリッジ装填をされており魔法を使うことができる。

デバイスなしで使うときはバインドや牽制をする弾を作ることができるほどである。

戦兎のことは戦兎、二人きりの時はイクトと呼んでいる。

では次回もお楽しみに

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