METAL GEAR DOLLS   作:いぬもどき

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シリアス警報


雷鳴と豪雨の中で…

 アンヘル・ガルシアが築き上げた麻薬王国の領域は一国におさまらない。

 かつては国内でコカの木の栽培が困難であったため、隣国に赴き良質なコカインを密輸することで手に入れていたが、彼はコカインの仲卸業者的な立ち位置にとどまることなく、直接隣国の生産地帯を押さえることでコカインの生産すらも牛耳り管理することに成功したのだ。

 コカインを欲する者がいればたとえそれが世界の裏側であってもビジネスに赴く。

 飛行機、潜水艦、船…大戦とE.L.I.Dの災害があったにもかかわらず世界中にコカインを届ける力を有し、各国の正規軍がE.L.I.Dへの対応に追われる中彼は麻薬によって人々を堕落させ、暴利をむさぼるのだ…。

 

 隣国にまで及ぶ彼の王国、そこにつくられた大規模なプランテーションがある。

 かつて汚染の影響を免れなおかつ肥沃な土地であったそこは芋や穀物などの生活に欠かせない食糧を栽培していたが、カルテルが進出したことで畑は略奪され農民は奴隷となり、彼らはコカの木を栽培を強制された。

 反抗すれば無論殺される。

 死んだ方がマシと思えるような責め苦も用意された。

 生きたままワニの餌にされる、不衛生な独房に何週間も閉じ込めて疫病に罹らせる、刃物を使って滅多切りにする。

 カルテルはこの行為をビデオに記録し、人々に鮮明な映像を見せつけた。

 泣き叫ぶ娘を犯し、首を斬り落とす映像をその娘の両親に送りつける。

 あるいは酒に酔ったカルテルの構成員が面白おかしく人間を撃ち殺していく映像をソーシャルメディアに発信し、狂気と暴力を浸透させる。

 

 

 刃向うものは誰であろうと殺す。

 それが聖職者であろうと警官だろうと政治家だろうと構うことは無い、少しでも異を唱える者は容赦なく惨殺した。

 それがカルテルの他の幹部を抹殺し、頂点にまで上り詰めたアンヘル・ガルシアという男の作り上げた恐怖の麻薬国家だ。

 だがそんな彼の独裁にも、終わりが近付こうとしていた…。

 

 

 

 

 

 

 その日、とある農村が地図上からその姿を消した。

 長年カルテルの奴隷としてコカの木を栽培していたその農村は、カルテルの暴力的な圧政に苦しみ続け、ある時若者たちが現状を変えようと立ち上がったのだ。

 彼らは密かに武器を調達することで自警団を組織し、そして都市部の警察へカルテルのことを密告してカルテルを追い払うための助力を申し出たのだ。

 山間部で隠れるように武器の扱い方を覚え、後は警察や軍の出動と同時にカルテルを追い払う。

 それが彼らの作戦だったのだろうが、彼らが頼った警察はカルテルに金を握らされた悪徳警官であり即座に彼らの反乱はカルテルへと報告されてしまった。

 

 報復はすぐに執行された。

 カルテルの戦闘員を乗せた装甲車やトラックが農地を踏み荒らしながら現れ、彼らは驚く農民を相手に何の警告もなく発砲したのだ。

 のどかな農村はあっという間に地獄へと変わった。

 作物を栽培するために切り開かれた農地は見通しがよく、逃げる農民をカルテルの戦闘員はスコアを競うゲーム感覚で撃ち殺す。

 コカの茂みに身をひそめる農民もいたが、彼らはカルテルが放った犬に見つかり生きたままかみ殺される…。

 

 武器を手に反撃する若者も、カルテルは圧倒的力で粉砕する…。

 捕まえた若者の腕を彼らはゲラゲラ笑いながら斬り落とし、激痛に悶える姿をひとしきり楽しんだ後に射殺する。

 そんな光景があちこちで見られ、年端もいかない子供や女たちは捕らえられ連行される……。

 捕虜は殺される以上の惨い仕打ちを受けるのだ…。

 

 

 夕陽がアンデス山脈の向こうにその姿を消し、夜の帳と共に熱帯気候からもたらされる激しい雨が降る。

 降り注ぐ雨が農村に広がる人間の血を洗い流し、赤い血は濁流の中へとのみ込まれていく…。

 

 農村を破壊したカルテルはすぐ近くの村へと移動し、住民の何人かを人質に取って宿泊していた。

 村へ続く道路の一つではカルテルの戦闘員が簡単なバリケードを築き上げ、テントを張って雨宿りしている。

 そばにあるラジカセからは陽気なラテン音楽が大音量で流され、戦闘員の一人はテーブルに振りかけた白い粉を鼻腔から吸い上げ恍惚の表情を浮かべていた。

 

「あぁちくしょう、せっかくいい戦利品がいるのに今日はお預けかよ」

 

「はは、どうせ農民の小汚い女ばかりだ。それにフラニョの性病を貰いたくない、雨は鬱陶しいが大人しくしてるのが一番さ」

 

「それもそうだな。あー少し小便してくる」

 

 一人の男がそんなことを言った後、雨具を着てテントを出ていった。

 ぬかるむ地面を避けつつ、茂みの前に立ってズボンのチャックを開く…次の瞬間、目の前の茂みから人影が飛び出し男の口を塞ぎその喉元に刃を突き刺した。

 口を塞がれた男は悲鳴をあげずに倒れ、確実に仕留めるように数回胸にナイフが振り下ろされる。

 死体はすぐさま茂みの中へと引きずり込まれた…。

 

 

「おいおい、いつまで小便してるんだ? お前も病気貰っていたがってるんじゃないだろうな?」

 

 

 雨とラジカセの音楽に混じり、男たちのバカ笑いが響く。

 酒とコカインを味わい、雨と音楽で聴覚も鈍る彼らは背後から近づいてくる襲撃者の気配には一切気付くことが出来なかった…。

 空を切る音が数発鳴り響いた時、大笑いしていた男の顔面が吹き飛ばされ辺りに脳髄が巻き散らされる。

 ハッとして慌てて銃を手に取ろうとしたカルテルは一気に接近してきた襲撃者に喉を斬り裂かれ、絶命する。

 

「制圧完了だ」

 

 斬り裂かれた喉から血を流し苦しむ男を見下ろしつつ、男の喉を斬り裂いたPKPはそばにあった布きれでナイフの血を拭う。

 血を拭いたナイフをしまった彼女は振りかえる…彼女の視線の先には、カルテルの男の首を絞めあげるOTs-14(グローザ)の姿があった。

 戦術人形の力で首を絞められる男は苦悶の顔を浮かべ、最後には力任せに首の骨をへし折られて死んだ。

 

「お見事です皆さん」

 

「呆気ないものね。次の指示をいただけないかしら、9A91さん?」

 

 夜の密林に混じる迷彩柄の戦闘服に着替えた9A91がゆらりと姿を見せる。

 迷彩服にフェイスペイント、自慢の銀髪も目立たない色に染めた姿は雨の環境も相まってカルテルは気付くことが出来なかった。

 

SR-3MP(ヴィーフリ)、攻撃命令は出さなかったはずですけど」

 

「しょうがないじゃない、あと少しであの男のおしっこを浴びるところだったのよ!?」

 

「雨が降っているんだからすぐに洗い流せるだろう」

 

「そういう問題じゃないでしょ!」

 

 PKPの言葉に噛みつくヴィーフリを9A91が即座になだめる。

 言いたいことや不満は帰ってからだ、今は目先の目標を速やかに達成しなければならないのだ。

 

「後に来るワルサーたちのためにできるだけ道を開かなくてはなりません。この雨で敵は私たちの接近に気付きにくいです、これを利用して敵の歩哨をできるだけ多く排除します。ですが、気付きにくいのは私たちも同じこと…」

 

「ええ、勿論よ。日々実戦を意識して訓練をしてきた、後は訓練通りに戦うだけよ」

 

「グローザの言う通りですが、訓練通りにいかないこともあることをお忘れなく……では行きますよ、我々"スペツナズ"はこれより村を取り囲む敵の警備兵を排除します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 身体を打ちつけるような豪雨が容赦なく降り注ぎ、雷鳴が轟く。

 空に稲妻が走るたびに轟音が鳴り響き、一瞬の明かりがジャングルを進んでいくWA2000と79式の姿を照らしだす。

 先行するスペツナズが歩哨を始末していることで二人はスムーズにカルテルが滞在する村へと近付いていく。

 カルテルが道路を見張るために設けた拠点は、9A91らの手によって壊滅され、血にまみれたカルテルの構成員たちがランタンの明かりに照らされている。

 

「センパイ」

 

 後ろを歩く79式がWA2000を呼び止める。

 足を止めしゃがむ彼女の隣へ進み出た79式は、暗闇の向こうを指差した。

 その先には雨具を着た二人の人影が見える…傍らには犬を伴い何かを探るように散策している。

 WA2000は言葉を発さずに、79式にハンドサインで指示を出すと自身は茂みの中に身をひそめライフルを構えた。

 

 徐々に近付いてくるカルテルの戦闘員を照準におさめ引き金を引く。

 銃弾で側頭部を撃ち抜き、番犬の犬が吠える前に側面へとまわり込んだ79式が戦闘員と犬をまとめて射殺した。

 

「お見事」

 

 彼女の褒め言葉に79式は小さく頷くのみだ。

 今は作戦中、過度に喜びを表現したりそれで緊張感を喪失させることは無い。

 WA2000も79式の小さな返しを疑問にも浮かべず、雨の中を進んでいく。

 

 やがて村を一望できる高台へと到達した時、すぐそばの茂みからここで待ち合わせをしていたカラビーナとも合流を果たす。

 

「マイスター、先行のスペツナズは村の外の歩哨を排除してくれましたわ。それと標的のアンヘル・ガルシアがこの村に潜伏していることも確認しましたわ…ですが、一体どこの家屋にいるのかまでは把握できておりません」

 

「了解したわ」

 

「それとカルテルの別な部隊が村へ接近しています。装甲戦闘車両を含む大規模な部隊ですわ」

 

「到達までの時間は?」

 

「およそ1時間ほど、余裕ですわ」

 

「油断しないでカラビーナ、時間いっぱい使って作戦を行うわけじゃないの。9A91と連絡はとれるかしら?」

 

「ええ、私たち向けに常に通信回線を開いていますよ」

 

 カラビーナの言葉に頷いたWA2000は直ぐにスペツナズを率いる9A91へと通信を行った。

 彼女たちは先んじて村の内部に潜入することで偵察を行い、おおよその位置をWA2000に伝えるのであった。

 

「さすがね9A91、ビッグボス直々に鍛えられただけはあるようね」

 

『それを言うならあなたもです。オセロットさんの教えをしっかり身に付けていますね…でも、負けませんよ」

 

「こちらこそね。9A91、私とあなた、あと一人でガルシアを狙いましょう。うちのカラビーナが狙撃で援護するわ、79式とそっちの残ったメンバーで周辺の制圧よ」

 

『了解ですワルサー、合流地点のポイントを送信します。先に周辺を制圧して待機します』

 

 彼女との通信を切ると、今の作戦内容をカラビーナと79式に伝える。

 カラビーナはまた狙撃かと嘆いていたが、79式は文句の一つも言わずに頷いた。

 

「マイスター、あなたたちの背中は守りますが…あまり過信しないように」

 

「分かっているわ。行きましょう79式」

 

「はいセンパイ」

 

「あぁ79式…ちょっと待って」

 

 村へ向かおうとした79式をカラビーナが呼び留める。

 振り返り見たカラビーナは何か思うところがあるのかじっと79式を見つめていた…が、口を開きかけた彼女は言い澱み、結局ははにかむのみであった。

 

「気をつけてね、79式」

 

「はい、カラビーナさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ますます勢いを増していく豪雨により、傾斜のある村は山から流れてくる雨水も混じり小さな川を作り上げている。

 この豪雨と雷鳴で村の住人は家屋に入り込んでいるが、カルテルの警備兵は厳重な警戒をしいている。

 この警備の厳重さは間違いなく、カルテルのボスがいる証だろう。

 

 村の境界で9A91と合流した二人、9A91以外とはほとんど初対面だがわざわざ自己紹介している場合ではない。

 彼女たちは雨に紛れて村へ潜入すると散開し、警備兵の監視を行う…ここからは殺傷すらも避けなければならない、殺しによる排除は止むを得ない場合に限られる。

 

 ガルシアの居場所を知る9A91が先を行き、彼が潜伏していると思われる家屋にたどり着くと合図を送った…。

 

 その時、唐突に家屋の扉が開き9A91は咄嗟に物陰に身をひそめる。

 

 家から飛び出してきたのは衣服を乱した半裸の女性だ。

 彼女は助けを求める言葉を叫びながら村の外へ走りだそうとしたが、後から出てきたカルテルの戦闘員が女性を背後から撃った。

 銃弾を背中に受けた女性は地面に倒れて呻き声をあげていた…男は大股で彼女へ近付いていくと、頭に銃弾を一発叩き込みとどめをさした。

 

「無法地帯ね」

 

 雨の音に紛れて誰が言ったか分からない言葉が聞こえてきた。

 まったくその通りだとWA2000は内心思う、国家や警察が力を失った時秩序は失われる…無法地帯と化した土地では、こういったカルテルのような闇の住人たちが活発化する。

 

 9A91はゆっくりと物陰から顔を出すと、家屋の中を覗きこみ、それからWA2000へハンドサインを送る。

 標的を発見したようだ。

 他にも数人の護衛がいることを伝えると、WA2000は頷きすぐに仲間たちに指示を出す。

 79式は納屋の中へと入り込んで周囲を警戒、ヴィーフリとPKPもまた散開し周辺の警戒を行う。

 

 残る9A91とWA2000、そしてグローザが家屋へ突入する。

 そこでカルテルのボスガルシアを仕留める、あわよくば生け捕りだがそれはできればの話だ。

 

 

 家屋の扉に9A91とWA2000、反対側の窓でグローザが待機する。

 そして雷鳴が轟いたと同時にドアを蹴破り、グローザは窓を叩き割って家屋内へ突入した……突然の襲撃にカルテルは驚くが、行動を起こす前に射殺し、標的であるガルシアのみを活かして残す。

 

「アンヘル・ガルシアね、観念しなさい!」

 

 銃口をつきつけ投降を促すが、彼はニヤリと笑うと腰のホルスターへと手を伸ばした。

 即座にWA2000は引き金を引き、胸部を撃ち抜かれたガルシアは背後の壁に血飛沫を浴びせ倒れ伏す……銃を構えたまま9A91が近付き、彼の首元へ指を押しあてた。

 

「標的、アンヘル・ガルシアの殺害を確認。任務完了、撤収します」

 

 

 グローザと9A91がガルシアの死体を担ぐ。

 依頼者は彼の死を大々的に示すために彼を欲しているのだ。

 

 

「数十分後にはカルテルの部隊が来るわ、急いで離脱しましょう。みんな聞こえたわね、撤退するわよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『――――カルテルの部隊が来るわ、急いで離脱しましょう。みんな聞こえたわね、撤退するわよ!』

 

 

 WA2000からの通信を聞いた外の人形たちは突入した彼女たちが出てくるのを待ち、それから合流して速やかに村を離脱する。

 納屋で周辺を警戒していた79式は最後まで周囲を警戒し、グローザが最後に村を出たのと同時に納屋を飛び出そうとした……その時だ、彼女は納屋の奥からある声を聞いた。

 その声を聞いた時、彼女はほとんど無意識に足をとめてしまう。

 

 雨に打たれながらたたずむ79式は、徐々に仲間たちが離れていくのを感じていたがその場から動くことが出来ない…納屋の奥から聞こえてくる声に、79式は振りかえりゆっくりと納屋へと入って行った。

 樫の扉を開くと、納屋の中は真っ暗で何も見えない。

 79式は小型ライトで中を照らす……。

 村に漂う死臭で気付かなかったが、納屋の中には数人の人間の死体が転がっていた。

 無造作に放置される死体を無言で見つめる79式…その声はさらに奥から聞こえてくる。

 声のする方へとライトを向けると、そこには赤ん坊を抱きしめる少年の姿があった…。

 

 まだ少年が生きていることを見てとった79式はすぐそばまで駆け寄る…そこで初めて気付く……少年は胸と腹部を血で染めていた。

 そっとめくり上げた服の下は銃撃でつけられた銃創があり、化膿していた……もう助けることは出来ない。

 幼い少年の命が消えようとしている状況に、79式はやり切れない思いを抱く。

 そんな彼女を、少年は生気のない瞳でじっと見つめていた……それから少年は抱きしめていた赤ん坊をそっと、79式に手渡した。

 

 

 その時、納屋の外で銃声が鳴り響き怒号が飛び交う。

 どうやらカルテルが襲撃に気付いたらしい、戦闘員たちが多数外を走り回る気配を感じた。

 

 

「お…おねえ、さん……妹を……たす、け…」

 

 

 少年は最後まで言い切ることなく息を引き取った。

 しばしのあいだ少年を見ていた79式は、少年の開いたままのまぶたを閉じると、赤ん坊を抱きかかえる。

 雷鳴と銃声で驚いた赤ん坊が泣きわめく…赤ん坊の声を聞いてカルテルが納屋の扉を蹴破って来たのを、79式は即座に射殺したが、周囲には敵が多くいる。

 

 

「大丈夫、大丈夫だから…!」

 

 泣きわめく赤ん坊をあやしつつ、脱出路を捜す。

 ちょうど脆くなっていた壁を発見し、そこを強引に蹴り破って出た79式はわき目も振らずに走った。

 しかし79式の逃走に気付いたカルテルも仲間たちを集め追いかけてくる…。

 

 来た道を戻ろうと走る79式だが、そこから走ってくるカルテルを見た彼女は迷った末に応戦を諦め反対方向へと走りだした……仲間たちの撤退した方向とは真逆の方角へ向かっていたが、パニック状態に陥る79式はただ腕に抱く赤ん坊の命だけを気にかけていた。

 

「大丈夫、きっと守るから!」

 

 赤ん坊を雨に濡らさないようしっかりと抱きしめ、道なき道を走り続ける。

 

 

 

「死なせない…! 絶対に……今度こそ、絶対に助けるんだ…!」

 

 

 

 

 

 




はい………。



79式の記憶が少しずつ開いてますね。

今回は赤ん坊の泣き声が引き金となりました…。

赤ん坊に関する何かが過去にあったということですね…。

わーちゃんと79式ちゃんの今後の関係は??

  • 先輩後輩or師弟関係
  • ほんとの姉妹みたいな関係
  • 百合やろいい加減にしろ!
  • カラビーナと同じ狂信者

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