コーラップス汚染、そして第三次世界大戦。
それまでの価値観や普遍的だった出来事からの脱却や変化を余儀なくされた現在において、世界をけん引出来うる実力を持つ超大国という存在は消え去った。
世界の覇者として君臨していたアメリカは第三次世界大戦において、そして再び超大国へ成り上がろうとしていた新ソ連も戦乱と長く続く経済の低迷により落ちぶれていく。
もはやこの地球上に、世界を二分し陣営を率いるような超大国は存在しないのだ。
コーラップス汚染と核戦争で荒廃した大地は経済だけでなく、人々の糧となる大地までも破壊した。
そんな地球上で過去の超大国が現れることはない……そおう思われていたが、先の大戦ですべての国が滅亡し破綻したわけではない。
アメリカやソ連といった超大国と称するには至らないまでも、大国と呼べるだけの国家は存在する。
戦禍から免れ第三次世界大戦をほとんど無傷で乗り切ったトルコ。
中東のすべてを敵に回しそのすべてを撃破したイスラエル。
荒廃した北米国家に代わり南米の新たな覇権国家となったアルゼンチン。
ヨーロッパの国々がこの過酷な現代においてそれぞれ結びつきを強め、一つの連合国家となろうとしている情勢においてこの3国は単独で主権を主張し国際社会にて存在感を発揮する存在となっている。
その理由やはり立地だ。
戦争で荒廃し生活圏が大きく縮小した欧州と比べ、戦災を逃れたアフリカや中東に近い国土を有するトルコとイスラエル、そして南米のほとんどを影響下に置くアルゼンチンは食糧問題を単独で解決できる恵まれた環境にある。
トルコは大戦以前より軍備を増し、イスラエルは周囲を敵に囲まれた状況から軍事力を独自に発展させ、アルゼンチンは大戦以前アメリカの支援と過去の遺産による恩恵から力を手に入れた。
そんな世界の新たな列強国が参加するサミットが、アフリカにて開催される。
新たな穀倉地帯の可能性として注目されているものの、いまだ民族や宗教そして資源による争いでまとまりのないアフリカにおいて、これら3国が加わるサミット開催で積極的に動いた勢力があった。
「—————と、言うわけでだ…サミットの周辺警備とうは抜かりなく行うように。万が一落ち度があれば容赦しない、万が一のこともなくなるように励め」
南アフリカ某所
赤土の上に建てられた豪勢な屋敷の一室にて指示を飛ばすのは、もはや戦術人形という枠を超えた投資家としての顔を持つウロボロス。
彼女が鉄血構造の戦術人形だということを知るのは、もはや一部の者しかいない。
幾度にもわたる改造手術とアップデートにより【限りなく人間に近い人形】となったウロボロス、自らへの投資を終えたウロボロスは次なるステップへと進んでいた。
「アメリカはくたばり、新ソ連も欧州連合も力を無くした今、トルコ・イスラエル・アルゼンチンとの関係構築は必要不可欠だ。トルコは新ソ連へのけん制と欧州への足掛かりとして、イスラエルは滅茶苦茶強いから穏便に、アルゼンチンとは遺跡の技術の共有のために…いずれも敵に回してはおけない国家だ」
「質問」
「なんだアルケミスト?」
けだるそうに手を挙げたアルケミストをウロボロスは流し見る。
「よく分からないんだが…現状遺跡を掌握しているのは新ソ連だろう? それもエリザ様の…オーガスを見つけた後の遺跡だ。いまいち理解できないんだ…デフォルト起こしまくったアルゼンチンが一目置かれる理由がさ」
「これには歴史の授業が必要だな。アルケミスト、アーネンエルベという組織を知っているか?」
「あ? なんだいそれは?」
「アーネンエルベとはかつて存在したナチスドイツの研究機関だ。詳細は省くが、ハインリヒ・ヒムラーによって創設されたこの組織は遺跡の調査を行っていたんだよ。独ソ戦においてモスクワの目前まで迫った第三帝国ナチスドイツは、その間に東欧の遺跡を徹底的に採掘し探求した」
その後の歴史は知っての通り、モスクワ攻防戦で敗れたドイツ軍はスターリングラード、クルスク、そして首都ベルリンを攻められ降伏。
だがナチスドイツは撤退の最中遺跡で得たものを運び出した。
敗北が濃厚となった時、ナチス高官の多くが亡命先として選んだのが南米だ。
「間抜けな連中だ、ヒトラーが漁りつくした遺跡の残りカスを新ソ連や…最近出てきたパラデウスとかいう連中がバカみたいに取り合っている。大事なのはトルコ、イスラエル、アルゼンチンとの結びつきだ」
ウロボロスは三本の指を立てる。
トルコはその立地から欧州への玄関口として、何よりイタリア…バチカンを影響下に置いている。
バチカンはかつてナチス高官を南米へ亡命させるために手助けし、何らかの見返りを受けている…それをウロボロスは遺跡の遺物と見ている。
イスラエル、ナチスドイツに徹底的に虐げられていたユダヤ人の国家、一見相反するが今なお中東の覇権を握り大戦以前もっとも米国と結びつきの強かった国家である。
そしてアルゼンチン。
今やアメリカ大陸を支配しているのはこのアルゼンチンという国で、欧州が戦争をしている間に飛躍的な成長を遂げたのである。
ウロボロスはアーネンエルベが発掘した遺産の多くが、この南米の国家に運び込まれ、今なおそれを保持し続けていると見ていた。
「それで? その国々と将来的にやり合おうって言う計画なのか?」
「いや、それはない。相手が悪すぎる」
「あんたにしては珍しい口ぶりだな」
「一つは新ソ連に拡張を思いとどまらせる軍事力、一つはアラブ連合を一国で叩き潰した国家、一つは超大国に最も近い存在だからな。ああ、それとユーゴ連邦との繋がりも持っておきたいところだ、あそこはMSFとも繋がっているところだしな…そういえばアルケミスト、そろそろ行ってもらう時間だな」
「あ? あーもうそんな時間か…それじゃ、ちょっと行ってくるよ」
「がんばれよ、熱波師の仕事」
ウロボロスの言葉に片手をあげて応答したアルケミスト。
今のアルケミストは暴力沙汰からは距離を置き、自分にできる仕事をこなし平穏な日々を送っている。
そんな彼女に、ウロボロスは資金洗浄の一環として作り上げた温泉施設の熱波師としての仕事を任せている…サウナに入る客に超高温熱波を叩きつけるという、彼女にふさわしい仕事というわけだ。
「さてと…」
一人、部屋に残ったウロボロス。
窓際に立ち広い庭園を見つめる……ちょっと前までは無邪気に遊びまわる子どもたちが大勢いたが、今はその子供たちも成長し、ベンチに座り友人たちと話し合ったり木陰で読書をしていたりと落ち着いた行動をしている。
いずれも、親を失い行き場を無くしていた孤児ばかり。
放っておけば貧しさと餓えに苦しみ、死ぬか非行に走るしか未来のなかった子どもたちばかりである。
既に子どもから大人と呼べる年齢にまで成長した者もいる。
そんな者たちが選ぶ道…それは自分たちを保護し、導いてくれたウロボロスへの忠誠だった。
ウロボロスの屋敷で施された英才教育は屋敷を出てからも役に立つ、屋敷を出た子どもたちはウロボロスの経営する民間軍事会社に入ったり市政に入りウロボロスのために尽力したりと、多くが彼女のためにその後の人生を捧げているようだ。
だが例外も存在する。
ノックもなく、唐突に部屋の扉が開かれる。
子どもには寛容的だがそれ以外には容赦しないウロボロス相手に、決してやってはいけない行為だが、扉を開けた張本人には関係ないようで、ウロボロスも不機嫌になるどころか笑みすら見せていた。
「帰って来たか、イーライ」
成長した子どもたちの多くがウロボロスに忠誠を示す中で、唯一例外となる存在こそ彼なのだ。
彼もまた成長し、もうすぐ大人になろうという年齢であるが…既に身体の方は大人といっていいほどに成長を遂げていた。
イーライは現在、ウロボロスがMSFへの対抗心で創設するも飽きて放置していた民間軍事会社の運営に携わり、自身と共に育った信頼できる仲間たちと共に徐々に規模を拡大させていたのだった。
ここ最近の大きな仕事といえば、サミット開催に関わるセキュリティの仕事だ…ウロボロスの計画とも大きくかかわるこの仕事に、イーライも密接にかかわっているということだ。
「少し見ないあいだにまた背が伸びたか? 待て…おぬし、わたしより大きくなっていないか!?」
興奮気味に迫るウロボロスを鬱陶しそうに避けてソファーに座る。
その後も密着して座ろうとしたりハグしたりと、濃密なスキンシップを試みるも成熟したイーライはことごとくを躱す。
「おい少しはわたしの相手をしないか!」
「遊びに来たわけじゃないんだ、あんたの方こそ少しは成長したらどうだ?」
「うるさい! 元のかわいいころのイーライに戻れ! 一緒にお風呂に入れ! 添い寝もさせろ! キスさせろ!」
「埒が明かないな…」
「バカ!アホ!反抗期のクソガキ! 何もしないなら帰れ!」
「ああ分かった」
「おいコラ帰るな! そこに座っていろ! 今コーヒー淹れるから!」
半泣きでギャーギャー喚くウロボロスにはもはやお手上げである。
イーライの事を保護して以来、彼を溺愛し続けてきたウロボロスにとってここ最近の彼の親離れ的な行動はとても悲しく、とても寂しいらしい。
プライドと虚栄心の塊のようなウロボロスがこうも一人の青年相手に感情をむき出しにしている様子を見れば、普段の暴君としての様子しか知らない者はとても驚くだろう。
「ほら、コーヒーでも飲んで落ち着けイーライ」
「落ち着きが必要なのはお前だウロボロス」
渡されたコーヒーをひとまずすする。
"悪くない"、そう一言呟いたことにウロボロスの機嫌はとたんに良くなった。
「当然だ! このコーヒーの栽培はわたしがアフリカに来て最初に手掛けた事業の一つだからな!」
実際、ウロボロスの事業の一つとして展開するコーヒー農園で産出されるコーヒー豆は需要者に好評だ。
まあ、事業が軌道に乗るまでに堂々と言えない悪行を持って同業他社を叩き潰し吸収していった事もあるが…。
そのコーヒー豆を大戦前と比べればありえないほどの高額価格で欧州に売りつけており、価格交渉もはねつけ、他の業者にも根回しをしてOPECのようにアフリカ産コーヒー豆の価格操作を行っている。
アフリカ人のコーヒー農家はおかげで儲かるし、ウロボロスに長年有色人種を虐げてきた白人への仕返しだと吹聴されて快く協力してくれているのだ。
「ウロボロス、お前が助手に送り込んできた男がいたな」
「ああ、あいつか。結構優秀な奴だったろう? 真面目でよく働いてくれていてな、屋敷よりお前の元で働かせてた方が良いと思ってな」
「そうか……あいつは
ウロボロスは思わず口に含んでいたコーヒーを吹き出しそうになる。
「な、なんだって…!? どうしてわかった?」
「奴は優秀な諜報員だった。だがその優秀さを隠しきれなかったんでな…少しの違和感に気付けば見破るのは容易い」
「チッ、ユダヤ人どもめ…笑顔で交渉しておきながらスパイを送り込んでくるとは油断ならん。ところで…そいつはどうしたんだ?」
「その判断を聞きに来たんだ。今は泳がせているところだ、始末するのは簡単だが?」
「それは絶対にダメだ!」
送り込まれたスパイとはいえ始末するのはイスラエルとの関係悪化に繋がる。
アフリカに近いイスラエルと敵対することは何よりも避けておきたい。
「だがあんたの判断は良かったかもしれん。あのまま屋敷に残し情報を抜かれるより、オレの元に送った方が良かったからな」
イーライの推測になるが、ウロボロスの思い付きにより異動されたモサドの諜報員は身分がバレたのではと焦ったのではないかとのこと。
その焦りから取った行動がイーライの目に留まりスパイであることが発覚したのだ。
このように、ウロボロスは時々自分の意図しないところで幸運に恵まれることが結構あったりする。
困った性格をしているが、こういう侮れない一面をイーライは評価していた。
「そういえばおぬし、最近仲間内で違う名で呼ばれているようではないか…たしか…リキッドと」
彼が任されている民間軍事会社の傭兵たちに"リキッド"というコードネームで呼ばれているという噂はウロボロスも聞いていた。
そもそもイーライという名も本名ではないと知っていたが、一体なんでその名になったのかウロボロスは気になっていた。
「以前、フランク・イェーガーが一度だけオレの事をそう呼んだ。理由は知らんが…何故だかその名がしっくり来たんでな、コードネームに使わせてもらっている」
「ほう、フランク・イェーガーが? おぬしらどこかで妙な縁がありそうだな? 前世で殺し合いでもしていたのではないか?」
「さあな」
「そうか、まあお前もイーライという名をどこかで嫌がっていたのは知っていたからな……これからはそうだな…リキッド、そう呼ぶとしよう」
「ああ、そうしてくれ」
「そうしよう…ああ、そういえば」
次の瞬間、唐突にウロボロスはテーブルの椅子を蹴り上げ目の前の相手、リキッドに叩きつける。
常人では反応できない速度で接近し、足を振り上げテーブルごとかかと落としで砕く…が。
「おいおい、やるならやるって言ってくれ、コーヒーがこぼれた」
「こやつ…!」
テーブルごと砕いたように思われたリキッドはいまだソファーに座ったまま、余裕を浮かべた表情のままウロボロスのかかと落としを片手で受け止めていた。
溺愛していた相手とはいえ一切の手加減なく叩き込んだ一撃、それを防がれたにも関わらずウロボロスは嬉しそうに笑う。
身を翻し放たれた回し蹴りも躱したところでリキッドが立ち上がる。
しなやかな足から放たれる鋭い蹴りを、リキッドは避けるどころか潜り込むように距離を詰めた……次の瞬間にはウロボロスは背中から床に叩きつけられていた。
彼女は即座に起き上がるとリキッドと同様の組み手を仕掛けた。
フェイントでリキッドのパンチを誘発し、その腕を掴み関節技に持っていこうとしたが、リキッドはその屈強な肉体からは想像できない柔軟さで関節技を解き、逆にウロボロスの腕を絡めとる。
逆に仕掛けられた関節技に一瞬苦悶の表情をウロボロスは浮かべる。
戦術人形の力で強引に技を解こうとした時、リキッドは関節技を仕掛けたままウロボロスの身体を宙に浮かせ、先ほど蹴り壊したテーブルへと容赦なく叩きつけた。
木材がバキバキと砕け散るほどの容赦ない一撃だ…。
「勝負ありか?」
砕けたテーブルの残骸で倒れるウロボロスにリキッドは手を差し伸べる。
「おぬし容赦なさすぎだ」
差し出された手をウロボロスは掴む…と思わせ再び仕掛けるがリキッドはそれを読んでいて、逆に掴んだウロボロスの手を自身に引き寄せ、一本背負いの形で再びウロボロスの背を床に叩きつけた。
今度こそ起き上がる気力のなくなったウロボロスを、リキッドは不敵に笑い抱き上げる。
「おぬし…!」
「どうだ、オレも少しは強くなっただろう? 少なくとも、CQCではオレの方が上だ」
いわゆるお姫様抱っこの状態…屈辱に唇を噛みしめていたウロボロスだが、やがて笑みを浮かべ…慈愛の表情でリキッドの頬に手を当てる。
「見事だイーライ…いや、リキッド。よくここまで強くなった、私は嬉しいぞ!」
「当たり前だ、オレを誰だと思っている?」
ウロボロスにとって二度目の敗北であった。
それなのに彼女が抱いている感情は以前の屈辱的で怒りに満ちたものではなく、清々しさすら感じるような喜びであった。
小さかった少年が、今では自分を抱きかかえている。
溺愛していた少年の成長を、ウロボロスは心の底から喜んでいた。
「前から聞きたかったことがある。何故オレをここまで育てた? オレが裏切ってお前のすべてを奪い取るかもしれないというのに」
「フッ……それこそわたしが望むところだ」
ウロボロスの返した言葉はリキッドにとって想像していなかったことだった。
「わたしは、わたしが培った全てをおぬしに譲るつもりでいたのだからな。わたしはこの世界に名を刻みたいと思っていたが、そんなことはどうでもよくなった……おぬしの成長を見ていくうちにな」
ただ自分に従順な駒を増やすためだけに始めた孤児の保護、それを続けていくうちに芽生えた奇妙な感情をウロボロスは無自覚に大きくしていた。
当の本人は気付いていないが、周囲はそれが彼女の母性が目覚めたのだと知っていたが…。
「おい、勝手にお前がそう思うのは構わんが…オレがそんなものいらんと言ったらどうする?」
「え? あ、それは…いらないのか? いや、無理に押し付けたくはないんだが…いらないと言われたら…けっこうショックなんだが…」
切羽詰まったように目を泳がせるウロボロス。
考えてもいなかったが、実際全てを譲るといえば聞こえはいいが悪く言えば全て押し付けるというのと同じだ。
リキッドに不必要だと拒絶されることを想像し、ウロボロスは狼狽えている。
そんな彼女の様子があまりにもおかしかったのか、リキッドは声を上げて笑った。
「散々オレを引っ搔き回しておいてこの程度の質問で狼狽えるとはな……安心しろ、今はまだ受け取れないがな…」
「今は?」
「そうだ。オレはまだまだ上を目指さねばならん、実力も人を従わせる力もない。お前のすべてを継承するに相応しい力を、オレはまだ持っていない」
「フフ、そうか…そういう事なら仕方あるまい。では待とうではないか、おぬしの更なる成長をな」
そうだ、こうでなくてはならないのだ。
いずれこの青年は頂点に立つ存在だ。
自分など些細な障害に過ぎない、彼は運命を打ち破り抗う力がある。
あのビッグボスをも超える器だと、ウロボロスは確信している。
だからこんな場面で素直にウロボロスが築いた基盤を受け取っていたら、むしろ彼女にとって興ざめだったかもしれない。
改めてウロボロスは、この人間にこころを寄せていく。
「ところで…」
「ん?」
「もう下ろしていいか?」
ずっと、お姫様抱っこのままであったウロボロス。
「いや、ダメだ」
「なぜ?」
「さっきので足を痛めた。一歩も歩けん」
「痛めつけたのは背中だろう」
「うるさい! ダメって言ったらダメなの! このままあと一日はこうしていないと許さんぞ!」
やっぱりこのめんどくさい女性とはとっととお別れした方が気が楽だったのでは、そう心の隅に思うリキッドであった。
こんにちは、ちょっと考えたら書きたいネタが浮かんだので
というか、続編として書こうとしてめんどくさくなって書かなくなった別作品の設定をちょい披露する形でこっちに書きました(あっちは打ち切り)
前々から言っていたナチスドイツのアーネンエルベを物語に組み込もうとしてました
ネタを晒すと、ドルフロの世界線における新ソ連が発掘した遺跡の技術は既にナチスドイツが発掘した後の残りかす程度のもの
実はもっとヤベェ技術が発掘され、それがアメリカにわたりナチス高官が亡命したアルゼンチンに多く存在してる…という物語を書こうとしてましたw
アルゼンチンは地理的に南極に近いし、南米の巨大遺跡エル・ドラードとか妄想が膨らんでましたが、妄想が膨らみ過ぎて描き切れなくなったってのもありますな!
一応書きたいネタがあと二つほどありまして、
AK-15をとあるメタルギアキャラとガチンコバトルさせたいのと、みんな大好きモリドーが登場するコメディ回であります
ほな、近いうちにまた…