METAL GEAR DOLLS   作:いぬもどき

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神の杖

「―――なんだ、これは…!」

 

 アルキメデス制御システムを目指し基地の地下へ入ったイリーナたちは、通路で無惨な姿のまま打ち捨てられた軍用人形を目にする。 

 頑丈な造りである連邦製の軍用人形が何十体も、折り重なるようにして機能を停止させている。

 フェリックスはしゃがみ、致命傷となった人形たちの傷口を見る。

 全て鋭利な刃物によって切断されたもの…このようなことができるのは一人しかいない、フェリックスの脳裏にはあの男の姿が思い浮かぶ。

 

「イリーナ、先を急ごう。鉄血に先を越されたようだ」

 

「しかし、アルキメデスの制御システムを起動させるには暗号コードがいる!」

 

「いや…いくら複雑にされたコードとはいえ、所詮人の作りだしたもの、絶対に破られないという保証はない」

 

「兄さんがそう言うなら…ならば、急いで――――「いいや、もう手遅れだ」―――ッ!?」

 

 

 自分たち以外の誰かの声に、イリーナは咄嗟に拳銃を構えようとしたが、銃弾が彼女の手を貫き握られていた拳銃は弾き飛ばされる。

 激痛に呻き声をあげたイリーナにすぐさまスオミは駆け寄ろうとした瞬間、何かに弾き飛ばされて壁に勢いよく叩きつけられた。

 

「貴様ッ!」

 

 フェリックスは見えない敵に向けて怒りの声をあげ、重機関銃の引き金を引く。

 凄まじい弾幕が正面に向けて放たれるが、その中で朧のような存在が壁や天井を縦横無尽に跳ねたかと思うと、突如としてフェリックスの前にその姿を現し刃を振るった。

 一瞬の交差の後、重機関銃を握るフェリックスの腕がずるりと落ち、おびただしい出血が斬りおとされた箇所から吹きだした。

 

「お前は確かに強いが、このオレが二度もてこずる相手ではない」

 

「おのれ、鉄血の犬めが…!」

 

「任務は達成した。アルキメデスの制御システムはいただいた」

 

 襲撃者、フランク・イェーガーの手には制御システムが納められているであろうケースが握られている。

 ハッキングか、あるいはウイルスか…何を使ったのかは想像するしかなかったが、鉄血の仲間として暗躍する彼ならば、鉄血の持つ脅威のテクノロジーを行使することも可能なのだろう。

 

 アルキメデスが奪われた。

 

 アルキメデスを決して使うつもりはなくとも、交渉の材料として使うはずであったイリーナは絶望する。

 内戦を終わらせるには、アレが必要だというのに…だがフランク・イェーガーは彼女の嘆願を無視し、感情の読みとれない赤色のモノアイだけが彼女を冷たく見下ろしていた。

 

「なんの権利があってそれを奪うのだ! それは決して使われてはならない兵器だ、抑止力としてのみ存在するはずだった、平和のための兵器だ!」

 

「ならばお前たちには渡せんな。オレは平和には馴染めない、戦場が必要だ。ウロボロスはこれを使い新たな戦場を生む…そしてオレのような兵士は必要とされる。互いの命をかけた死闘、戦場はオレに、生きる実感を与えてくれる」

 

 イリーナの常識は彼には通じない。

 今は革命家として戦争に加担しているが、戦争を忌み嫌い闘争の果てに平和な世界が訪れると信じている。

 だが彼は、戦争を日常と呼んだ、戦場でこそ自分のような兵士は必要とされると。

 理解できなかった、理解したくもなかった……それなのに、イリーナの頭にはこの革命運動を支え幾多の危機を救ってくれた男の顔が浮かんだ。

 彼もまた、戦場に生きる兵士。

 

「やはり、私は傭兵は嫌いだ」

 

 イリーナは叩きつけられ、意識を失ったスオミの愛銃を握る。

 もう彼女の体力は限界だ…立ち上がった彼女の膝はがくがくと震え、手にした銃すらもその重みを支えきれていない。

 

「素晴らしい闘争心だな。生粋の兵士でないのが惜しい」

 

「余計なお世話だ。私は、祖国のためにこの身を捧げるのだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 猛り狂うメタルギアZEKEの咆哮が、戦場に響き渡る。

 戦術人形のような高度なAIを搭載していないZEKEであるが、襲い来る鉄血を薙ぎ払い、鉄血の砲撃をその巨体を盾にすることで仲間たちの命を守る姿はMSFの兵士にとって守り神のように敬われる。

 搭載された20㎜機関砲が火を吹く。

 腕を撃ち抜かれれば、そのおそるべき威力によりいとも簡単に腕は千切れ、胴体に命中すれば大きな風穴を開ける。

 

「レールガンチャージ…」

 

 肩に搭載された巨大な砲身に電流が流れる。

 チャージのために動きを止めたZEKEに鉄血兵はロケット砲などを撃ちこもうとするが、ZEKEより放たれた無数のミサイルが地上へと降り注ぎ鉄血兵を吹き飛ばす。

 

「チャージ完了、発―――」

 

 レールガンが放たれるその瞬間、砲撃がZEKEへと直撃しその巨体が大きくよろめいた。

 チャージされた電流が放電されてしまい、レールガンは沈黙する。

 

 

「好き放題させるものかよ! スティンガー!」

 

 

 ウロボロスの持つ浮遊した兵装が開き、ミサイルが放たれる。

 ZEKEの持つ対戦車ミサイルのそれとは大きく差があるが、生身の人間がくらえば容易く身体を吹き飛ばされる威力を持つ。

 行く手を阻む兵士をウロボロスは捕え、自身に向けられた無数の銃弾への盾代わりに使用する。

 用済みとなった兵士の亡骸を、付近の兵士に突き飛ばす。

 咄嗟に受け止めた兵士の胸にさげられた手榴弾のピンが引き抜かれている、それに気付いた時には手榴弾が炸裂し、受け止めた兵士もろとも吹き飛ばす。

 

「滾る、滾るぞッ! 電脳空間では決して味わえないこの感覚…やはり生の戦場は違うなッ!」

 

 己の昂る気持ちに快感すら覚えるウロボロス。

 彼女の目には戦場のあらゆる出来事がスローモーションのように流れ、自身を狙う無数の殺意と銃弾を感じ取り、洗練された動きで躱し敵対する兵士を殺していく。

 

「む?」

 

 そんな中、自身をめがけ猛然と突っ込んでくる者が見えた。

 

「こんちくしょうがーーッ!」

 

 眼帯で片目を覆った小柄な少女、スコーピオンは走った勢いのまま高く飛び、気合の入った雄たけびと共に跳び蹴りを放つ。

 だが前もって攻撃を察していたウロボロスはひらりと身を躱し、スコーピオンの首を捉え強烈に地面に叩き付ける。

 

「まだまだーッ!」

 

「ほう?」

 

 タフなところには定評のあるスコーピオンはすぐさま起き上がる。

 素早く銃を両手に構えたスコーピオンであったが、ウロボロスはその先を行く。

 片方の腕をとらえ、ひじ打ちをスコーピオンの鼻先にぶつけ、怯んだスコーピオンの首に手をかけて投げ飛ばす。

 倒れたスコーピオンの銃を蹴飛ばし、奪い取った銃を、彼女の目の前で分解し投げ捨てた。

 

「まだ、まだまだだーッ!」

 

 ブーツに差していたナイフを逆手に握り斬りかかる。

 

「おぬしでは何百年かかっても私は倒せぬよ」

 

 スコーピオンのナイフを握った手を素早く絡めとり、真っ直ぐに引き延ばした彼女の腕に勢いよくひじを振り落としその腕をへし折った。

 ウロボロスの凶行はそれではおさまらない。

 手放されたスコーピオンのナイフを手に取ると、その切っ先をスコーピオンの胸元へ深々と突き入れた。

 へし折られた腕と、ナイフを突き刺された激痛に大きな悲鳴をあげるスコーピオンを、ウロボロスは指先だけで軽く突き地面に倒れさせる。

 

「どうしたスコーピオン、おぬしもビッグボスにCQCを教わらなかったのか?」

 

「う、うるさい…! よく、よくも…!」

 

 スコーピオンの強がりの言葉に鼻を鳴らし、胸元に突き刺したナイフを掴み強引に引き立たせる。

 

「ビッグボスの傍にいながらおぬしは何を学んだ? ただ遊んでいただけか? 愚かだな。強き精神は、強靭な肉体にこそ宿るもの。わたしを誰だと思っておる、おぬしらとはすべてが違う」

 

「所詮…あんたも、昔のあいつと同じだ……どこまでもガキで、生意気で…思春期盛りの小娘だ…!」

 

「エグゼの事か?」

 

「お前…! あいつの名前を気安く呼ぶなッ!」

 

「やかましいぞ。お前たちはビッグボスの劣等生、わたしのような優等生と対等に話すのもおこがましいことだ。死ねサソリ、その惨めな人生に幕を引かせてやろう」

 

 ウロボロスは胸元に突き刺されたナイフを一気に引き抜くと、その切っ先をスコーピオンの青い瞳へと向けた。

 眼孔を貫き、電子頭脳をナイフで貫かれれば、人形といえど死は免れない。

 

「最後に命乞いでもしてみるか?」

 

「クソくらえだ…バカ野郎…!」

 

「お見事」

 

 フッと、小さく微笑みウロボロスはナイフの切っ先をスコーピオンの右眼めがけて突き入れる。

 ナイフが突きいれられるその瞬間まで目を離すものか…せめてもの意地を見せていたスコーピオンの視界が一瞬で真っ暗になる。 

 

 ああ、死ぬんだ……そう思った時には、また視界が明るくなる。

 そしてスコーピオンが見たのは、自身を貫こうと向けられたナイフを握りしめるスネークの姿だった。

 

「スネークッ!」

 

 寸でのところでウロボロスの魔の手を防いだスネークは、二人の間に割って入ると、ウロボロスの手からナイフをはたき落とす。

 ニヤリと笑みを浮かべたウロボロスはスネークの片腕に手をかけた。

 

「ッ!」

 

 だが、スネークは掴まれた自身の腕を逆にねじりあげ、ウロボロスの身体が前のめりになり無防備な側面をスネークに晒す。

 驚き目を見開いたウロボロスに生じたその隙に、スネークは一気に畳みかける。

 手の甲で彼女の顔を殴打し、膝の裏を蹴って体勢を崩させると、ウロボロスの身体を抱え上げ…地面へ向けて真っ逆さまに叩きつける。

 

「かはッ…!?」

 

 常に余裕ぶっていたウロボロスの表情に、初めて苦悶の色が浮かぶ。 

 スネークが行った投げ技はウロボロスを逆さまに抱え上げ、首から垂直に叩きつけるというもの。

 一歩間違えば…いや、スネークは殺すつもりでその技をかけたつもりであった。

 だが、鉄血の人形として生まれたウロボロスはすぐさま起き上がる。

 

「なんです、今の技は? そんなもの教わってませんよ…まあ、今覚えましたがね」

 

 そう言って見せるも、今の殺人技は無視できないダメージを与えたようで、ウロボロスは無意識に首の後ろを気にしている。

 常人なら首の骨が折れて即死していたはずだ。

 いまだぴんぴんしているウロボロスを忌々しく睨むスネーク……そんな時、ふとスネークの頭に先ほどウロボロスが口にした言葉が思い浮かぶ。

 

 厄介な相手だが、攻略法はあるかもしれない。

 

 そう思い、スネークは対峙するウロボロスに対し構えを変えた。

 途端に、彼女は眉間にしわを寄せ怪訝な表情を浮かべる。

 

 やはり…。

 スネークはニヤリと笑ったが、ウロボロスもまた構えを解いた。

 しかしそれはスネークとは違い、戦闘を放棄する意思の表示であった。

 ウロボロスは後ずさり距離をあけると、再びその表情に笑みを浮かべる。

 

 

「名残惜しいですが、そろそろお別れの時間です。我々のここでの任務は達成されましたからね」

 

 

 彼女が長い黒髪をはらうと、その隣に朧のような人影が降り立つ。

 ステルス迷彩を解除し、姿を見せたフランク・イェーガーにスネークは思わず目を見開いた。

 

 

「フランク、お前…鉄血に味方をしていたのか」

 

「そうだ、ビッグボス。再びあなたと戦場で戦える…数奇な運命だ」

 

「待て待てフォックス。おぬしこのわたしを差し置いて長話をするつもりではないだろうな?」

 

「妬いているのか?」

 

「やかましいッ! それで、アルキメデスの制御システムは?」

 

 差し出されたウロボロスの手に、フランク・イェーガーはチップの入ったケースを手渡した。

 それこそがアルキメデス制御システムを内蔵した、イリーナが追い求めていたもの。

 

 それをウロボロスは歓喜に満ちた表情で見つめた。

 

 

「これでいい報告ができそうだ。世界の人間が、いずれ我々の前にひれ伏すだろうな。感謝しますよビッグボス、あなたがいなければこれを手にすることはできなかった。お礼に…そうですね、あの忌々しい兵器を最初に仕留めてあげましょうか」

 

 

 ウロボロスの見つめる先に、いまもなお奮戦するメタルギアZEKEがあった。

 

 戦車の砲弾もはじき返すメタルギアZEKEだが、より威力のあるミサイル攻撃や核攻撃には耐えることはできない。

 連邦が誇る最終兵器アルキメデス、通称"神の杖"。

 史上初めて放たれる兵器のデモンストレーションを、ウロボロスはMSFの抑止力へと定める。

 

 

「ビッグボス、これも戦場の摂理だ。恨んでくれるな」

 

「待て…イリーナたちをどうした」

 

「その目で確かめることだ。まあ、時間があればな」

 

「そういうことです、ビッグボス。再び会える日を、楽しみにしていますよ」

 

 

 そう最後に言い放つと、鉄血側より煙幕弾が戦場に撃ちこまれた。

 瞬く間に戦場は灰色の煙に覆いつくされ、スネークはウロボロスとフランクの姿を見失ってしまった。

 スネークは周囲を伺い、二人の姿を探すが、どこにも見当たらない…。

 

「イリーナ…!」

 

 スネークは思考の末、雇い主であるイリーナの安否を優先させる。

 空軍基地のゲートまで全力で走り、地下へと続く通路を駆け抜ける。

 途中、いくつも倒れる軍用人形に嫌な予感を感じ、ただ彼女らの無事を祈る。

 

 ふと曲がった角に、彼女たちはいた。

 

 血飛沫で壁は赤く染まり、床に広がる鮮血…その中に、イリーナとスオミ、そして胴体を真っ二つに斬られたフェリックスの姿があった。

 

「イリーナ!」

 

 急いで彼女の元へ駆け寄り、その身体を抱き上げる。

 肩から下腹部へかけて、深い裂創がある…呼吸は感じられないほど弱く、心臓の鼓動も小さい。

 そばに倒れるスオミもまた、腹部を刺し貫かれたような跡があり重傷であった。

 

 

「スネーク…」

 

「フェリックス、すまない、制御システムを奪われた」

 

「スネーク…これを、イリーナに…」

 

 倒れ伏したフェリックスはスネークへ、注射器を手渡す。

 

「治癒力を高める薬だ…劇薬だが、イリーナを助けられるかもしれん」

 

「ああ、分かった。すぐに医者のところへ運ぶ、後は任せろ」

 

「感謝する、ビッグボス。私は、もうダメだ。電子制御システムを破壊された…私は間もなく、理性の無い化物へと変異してしまう。その前に、自爆するつもりだ…妹と、スオミを頼む」

 

「分かった。フェリックス、二人に伝えておきたいことはあるか?」

 

「……私は、誰よりも、お前たちを愛していたと…そう伝えてくれ。お前の作る新しい国家をこの目で見れなかった事が、唯一の心残りか……もういい、私の家族を、救ってくれ」

 

 

 スネークは立ち上がり、イリーナとスオミを抱きかかえその場を立ち去る。

 来た道を引き返す最中、背後から爆発音が響き、スネークは足を止める…。

 

「イリーナ、お前の兄は最期までお前を守ろうとしていたぞ。頑張れ、兄のためにも生きるんだ」

 

 再びスネークは走りだす。

 基地の外へと出た時には、煙幕は晴れ、鉄血兵の姿はどこにもいなくなっていた。

 加勢してくれた連邦軍は退却を開始し、パルチザンとMSFは指導者不在のままその場で立ち往生をしていた。

 

 

「MSF、そしてパルチザンの兵士たち! もうすぐこの場所は攻撃を受ける、今すぐ撤退するんだ!」

 

「ボス、ZEKEは!? ZEKEはどうするんですか!?」

 

 一人の兵士がそう叫ぶ。

 メタルギアZEKE、MSFの守護神として幾度も仲間たちを助けてくれた存在…ただの兵器としてではなく、ZEKEもまたMSFにとって欠かせない存在であった。

 スネークとしてもZEKEを救ってやりたい気持ちはある。

 

 だが、指導者としてより多くの命を救うべく、非情な決断を下さなければならないときもある。

 

 兵士たちもそれを理解し、涙を浮かべながらZEKEへと振り返り敬礼をする。

 

 

 指示を受けた部隊は急いで撤退を始める。

 そこへ回収のヘリが何機も飛来し、負傷者を優先し載せていく。

 そのヘリの中に、見慣れないヘリが一機スネークのすぐそばへと着陸する。

 ドアを開き顔を覗かせたのはUMP45、彼女はスネークに手を差し伸べ叫ぶ。

 

 

「乗って! 私たちの使ってるヘリは早い、すぐにお医者さんのところに連れてってあげる!」

 

 

 迷うことなく、スネークはイリーナとスオミをヘリの中で待つ404小隊の隊員たちへ預ける。

 

「あなたもよ、スネーク!」

 

 UMP45はスネークもヘリの中へと引き込み、すぐさま機体を上昇させる。

 あっという間に地上から離れていく機内から、スネークは地上を見下ろす。

 

 

 部隊が退避していくなかで、唯一退却することなくその場に踏みとどまるZEKE。

 やがてZEKEは、退却する部隊とは真逆の方向へと走りだす。

 少しでも、攻撃の余波が仲間たちに及ばないように…。

 

 

 だんだんと小さくなっていくZEKEの姿を見つめ、やがてその姿は小さな点となる。

 

 

 そして、空から一筋の光が、スネークの見つめる先に落ちて行った。

 

 




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一応、次回は久々のマザーベースpartを予定してます

いや、気休めになるかどうか分からないですけど…。
胃が痛い。

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