駄文です。続きません。ベン・トーの二次小説増えて。
ベン・トーの二次小説増えて
唐突だが俺は転生者だ。
異世界に転生?未来世界に転生?
いや、普通に現代に転生しましたけど…
よくあるネット小説などでは神様に会ったりするらしいが俺には無かった。
じゃあ、何故転生したのか分かるのかって?
そりゃあ...
俺の名前は田箱 太郎(たばこ たろう)。
どこぞのタバコ購入に使うカードのような名前だが気にしないでくれ。
今俺は会社員として働いている。
幸い俺の勤めている会社は今話題のブラックではなくホワイトなので残業すればお金はしっかり出るし、拘束時間も忙しいとき以外は長くない。
そんな普通のサラリーマンの俺だが最近何か違和感を感じる。
昔はとても酷い労働環境で働いていた気がするのだ。
自分は大学卒業と同時に今の会社に入ったはずなのに。
(もしかして俺って転生者だったりして...ないか)
そんなしょうもないことを考えながら夕飯をどうするか考える。
普段太郎はファミレスやラーメン屋などの飲食店かコンビニで弁当を買うのだが今月は二輪車を買って貯金を削ったので少し出費を抑えたい。
そのため飲食店などのお金がかかるところは避けてコンビニに行った。
が、普段からコンビニ弁当も昼食で買うのでいざコンビニに入って弁当を眺めてもあまり買う気が起きなかった。
(たまにはスーパーの弁当でも買うか)
そう考え家の近くにあるホーキーマートに向かった。
そこでとんでもない光景を見ることになるとは今の太郎は知らなかった。
ホーキーマート店内
店に入りカゴを持って弁当コーナーに行く。
何故か弁当コーナーの周りだけ人が多い。
なのに弁当コーナーには一人も人が居ない。
太郎が弁当に近づくほど目線がきつくなる。
しかしそんなこと気にしても仕方ないので買う弁当を決める。
時間が時間な為あまり品数がない。
(7つしか無いな)
などと考えどの弁当を買うか眺める。
(よし、これを買うか)
7つしかない弁当の中から一つをカゴに入れる。
そして他にも何か買おうとその場を離れる。
丁度そのタイミングで半額券を持った店員が現れる。
(あちゃ~、タイミング惜しかったな)
半額シールの貼られる弁当を見ながらそう思い、他のコーナーに向かおうとすると正面から男子高校生が走ってきて
「今日は弁当だぁー!」
と言って半額のシールが張られた弁当を取ろうとする。
すると周りにいた人がその高校生を殴り飛ばした。
「ええええええええ!?」
目の前で傷害事件が起こったことに狼狽する。
そして高校生が床にひれ伏した後、唐突に殴り合いが始まった。
「えええええええええええええええええ!?」
もう頭が追い付かない。
なんだこの光景は。
俺は世紀末にでも来たのか?
男女性別関係なしに殴り合っている。
そのありえない状況で止まっていたが、すぐに警察に電話しないとと思い、携帯を出して通報しようとすると先ほどの半額シールを貼った店員が太郎の携帯を抑えていた。
「何しようとしてるんだ?」
そう店員に声を掛けられる。
「何って通報に決まってるじゃないですか!」
太郎がそう言うと
「ふっ、大丈夫だ。ここではこれが日常だ」
「は?」
店員にそう言われ開いた口がふさがらない。
セールでおばちゃんが商品を奪い合いするのは知っているがさすがにガチの殴り合いはしない。
と言うかこれは普通に傷害事件以外の何物でもないと思うのだが。
「いやいやいや、アウトでしょ」
「当人たちが大丈夫と言っているからセーフだ」
「えぇ...」
周りの殴り合いに参加していない人たちを見るが、まるで何もないかのように買い物をしている。
俺が可笑しいのか?え?俺が可笑しいの??
「いやいやいやいや、可笑しいってそもそもなんで殴り合ってるんだよ!?」
「ふむ、スーパーに来るのは初めてか?奴らは狼。半額弁当を求めて誇りを持ち戦いに挑むものだ」
「え?何それは...」
意味が分からない。
狼?埃?何それ??意味わかんない???
「ふっ、お前には分かるまい。半額弁当を求めて己の誇りをかけて戦い、そしてその戦いで勝ち取った弁当のウマさ」
「いやいやいや、弁当はどう頑張ってもただの弁当でしょ!」
「いや、違う。分かりたいんだったらお前もやってみるんだな」
えぇ...
このとき俺は気づいた。
こんなことがあってたら気づくはずなのにまったくネットでもテレビでも話題にならない。
俺の感覚ではありえない。
もしかすると俺が転生したのはあながち間違いではないのではと。
取り敢えず店員のおっさんにこう言った。
「傷害罪って知ってる?」
続かない