東方のあべこべモノ(仮)   作:滅菌精製水

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紅霧異変のルーミア戦もまだなのに永夜抄を完結させる奴がいるらしい。

先ほど降って湧いたネタを勢いで書いたは良いがどうやってここまで話を繋げればいいんだ……というかどうすんだよこれ……


【永夜抄最終話】この未来へ続く為だけ、の物語だった

 時は永夜異変、結界組が永遠亭を急襲し鈴仙を撃破した所から舞台は幕を開ける。

 

 霊夢と紫は異変の下手人を捉えるべく鈴仙を捨て置き扉を蹴破り廊下を疾駆していく。

 

「この廊下はおかしいわ。いくらなんでもこんなに長い筈がない」

「外も見たことが無い世界になってる!」

 

 無限に続くかと思えた廊下を抜けると、視界いっぱいに星々の煌めきが広がっていた。そしてその中央に人影がひとつ。

 

 

「なるほど、これは優曇華の手に負えないわね」

 

 

 二人を一瞥するなり、納得といった感で嘆息を漏らしたのは、赤青二色が点対称にあしらわれた服飾を纏う弓矢を持った銀髪の麗人だった。その瞳には知性の光が宿り、深淵を見通す紫と同種の慧眼を窺わせる。月の頭脳、八意永琳その人だった。

 

 

「元の満月を返してもらうわよ!!」

 

 

 霊夢が叫ぶ。しかしながら永琳は意に介さずといった口調で問う。

 

 

「レギュレーションを確認させてもらうわね?スペルカードルールは――

 

 

▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎

 

 

 時は少し遡る。

 

 永琳は歴史が動いた事を感知した。

 

 永遠亭には人間に見つからない限り歴史が進まなくなる仕掛けがしてある。これが破綻したということは、即ち侵入者、満月の異変を察知した巫女が来たのだろう。

 

 偽りの満月を以って地上を密室にする術式が成立するには夜が明けなければならない。そのことを察知して夜を止めているのは八雲紫だろう。そして、てゐの率いる偵察班の妖怪うさぎ達からは巫女と共に動いていると報告があがっている。ならば、自らを餌に、偽りの満月と地上を結ぶ通路へ誘導し、この密室へ閉じ込めてしまえば良い。さすれば姫には一切手出しをさせずに、自ら夜を止めるのを辞めさせる事が両立できる。偽りの月であっても妖怪への影響は少なくないため、長時間術式を維持すると幻想郷全体へ影響が拡大していく。時間制限があるのは相手のみなのだ。だから時間稼ぎをするだけでも勝利条件を満たす事が可能であるし、密室へ閉じ込めた時点で実質こちらの勝ちは確定する。

 

 偽りの通路を通りこちらへ向かう気配が二つ。

 

 

「優曇華は上手くやってくれたようね」

 

 

 元より優曇華の勝利は期待してはいないが、十分条件は満たしてくれた。計画はほぼ完遂したと言って良い。残すは退路を封鎖された侵入者を相手取るのみ。

 

 偽満月が生み出す密室へ侵入者が飛び込んで来た。それと対峙した瞬間、永琳は目紛しい情報の濁流を幻視していた。

 

 穢れとは生きる事と死ぬ事である。

 月の民が敬遠した穢れに満ちた地上では、母なる海より生命が溢れた。陽光が水を巡らせ、水は木々を茂らせる。木々は森となり鳥獣を育んだ。鳥は空を舞い、獣は地に満ちた。そして人々はそれらを糧として生きて、死んでいく。そうして全ての営みが絡み合い歴史が紡がれていく。

 生命は循環し輪転する。何かこう生命の遠大なあれこれである。

 蓬莱の薬を服用し輪廻の輪より逸脱した身なれど、己もまたこの世界系内部の一存在であるということを思い起こさせられていた。

 

 八意永琳は薬師であるが、人体を知悉していることにおいて右に出るものはいないであろう。そして月の頭脳の深い洞察力は己が対峙する者の情報を一瞥しただけで容易く暴き出していたのだ。

 

 未だ幼さの抜けきらない身体に纏う無駄の無いしなやかな筋組織。種族が人間であることすら疑わしいほどの強大な霊力。その持ち前の器を効率的に使いこなしてきた才気。身体に刻まれた歴史は、地上の人間として外見通りの実年齢でありながら、過去の鮮烈な戦いをありありと思わせる。そして何よりも――

 

 遺伝情報の変異に基づく特異個体か、はたまた尋常ならざる霊力の生命力活性化によるものか。

 

 月の頭脳は霊夢のスカートの中に潜む余りにも猛々しい性能を看破していた。

 

 

 "少女の愛くるしさに、雄の象徴を兼ね備えた存在"

 

 

「なるほど、これは優曇華の手に負えないわね」(そうではない)

 

 

 脳髄へ直接電流を流された様な衝撃は未だ続いている。体温は上昇し、体の中心が疼く。それの機能は知識としては知っているし、自身の肉体へ付随していることも把握はしていた。しかし、生まれてこのかた幾星霜、一度も使う事などなく、何のために存在するのか哲学的問いすら生じたこともあるその器官は激しく自己主張していた。最早普段の冷静沈着な思考能力は蒸発し、分かるのは、己が一人の雌に過ぎないという事実から逃れられないということだけだった。

 

 

 スペルカードルールは――

 

 

「――美しさを競うものだったわね?」

 

 

 言うや否や、永琳は服を脱ぎ捨てた

 

 

 えーりん は こんらん している

 

 

▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎

 

 

 露わになった肢体は優美な曲線を描き高度に洗練された美術品を思わせ、溢れんばかりに豊満な胸は豊穣の象徴。その姿は人の手の届かぬ聖域の如き清浄さと神秘性を体現しており、月の女神という言葉がこれ程似合う者は存在しないと断言できる美の結晶であった。しかし、上気して悩ましげな表情へと変わった相貌と広がり続ける下着のシミの存在が、その印象を酷く耽美なものへと一変させる。それは同性の紫であっても思わず色欲を擽られるほどだ。

 

 

 ――ッ!!

 

 思わず紫は舌打ちした。

 霊夢が飲まれている。この女、霊夢の性質を見抜いた上に確実に潰しに来やがった。これでは弾幕戦の戦力にはなり得ない。もはや弾幕での勝負は不可能。ならば――

 

 

 妖怪の賢者、八雲紫の下した結論は――

 

 

 ゆかり も たいこう して ふくを ぬいだ

 

 

▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎

 

 ――これは夢だろうか?

 

 霊夢は完全に現実感を失っていた。

私は異変解決の妖怪退治をしていたはずだ。何故惜しげも無く裸体を晒した美女と向かい合っているのだろうか?

そして紫も服を着ていない。その豊満な肉体を誇示するように黒幕と向き合っている。何なのだこの状況は、さっきの人里のように幻術でも受けたのだろうか。

 

 分かるのは現状に疑問を抱いても目を離すことができないことと、暴力的なまでに強烈な光景が未だ嘗てないほどに剛直な、痛いくらいの屹立を起こしているということだけだ。

 

 数秒見つめ合った二人が同時こちらを向いた。そこには当初の怜悧な印象は何処にもなく、ただただ官能的な視線を送る永琳と、これまで霊夢にとって師であり母であり恩人であった紫が――淫靡で艶麗なメスの顔に変貌した姿があった。

 

 痴情の密室と化したこの場に正気の者は誰もいなかった。

 

 密室に裸の男女が揃えば何も起きない筈もなく――

 

「朝までなら、一緒に遊んであげるわ♡」

 

 尻餅をついて座るように押し倒された霊夢は、これから起きる己の知らぬ何かへの期待へ瞳が染まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、姫は他の自機組に袋叩きにされていた。




誤変換だったけどもうそのままでいいや
色々と荒いけど今は正気を逸してるので推敲はそのうち考える。というかもう限界だ誰かたすけて。具体的には代わりに書いて
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