普通科、高校3年生!ヒーロー目指します!?   作:黒套院 時雨

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テスト週間入ったんで1週間更新しないと思います。
御容赦を。


第14話 貫けユアハート!

『弔、君のために例の大学生達のデータを取りに脳無達を向かわせたよ。』

 

ディスプレイから聞こえたその言葉に俺は溜め息をつく。

 

「はァ…余計なお世話だ、先生。」

『フフ…君ならそう言うと思っていたよ。まぁデータだけでも受け取りたまえ。』

「先生がそう言うなら仕方ない…データは目を通しておく。」

 

しかし、データはいつ取ったのだろうか。

 

「先生、もうデータは取り終わったのか?」

『勿論さ、弔。好きな時に見るといい。』

 

先生は計り知れないが、強硬策に出れるのか。

 

この前はアイツらのせいで計画が失敗した…

次は無い。

失敗なんざあっちゃならない。

 

「俺がオールマイトを必ず殺す…!」

 

 

 

 

──雄英体育祭 1年生会場

 

『さぁ!騎馬戦も終盤だァ!!あと少しの時間の中!轟チームがフィールドをサシ仕様にして1000万奪取!とか思ってたぜ5分前までは!緑谷5分間逃げ切っている!よくやるぜ!』

『なぁ…これ俺いるか…?』

『突かれてしまっている轟チームは不利かー!?』

『聞けよ、オイ』

 

 

「スゲェバトルしてんなぁ!俺もうワクワクして仕方ねぇ!」

「バトル…か。それはそうと稲葉(イナバ)、お前は浮かれすぎだ。」

「んだよ、鏑馬(カブラバ)…体育祭!祭りだろ!?楽しまなきゃ損ってもんだろ!」

「違う、そういうことでは無い。…はァ、なんでもない。お前に何言っても無駄だな。」

 

映像室にいる2人の男…鏑馬密偵(カブラバ ミツサダ)稲葉雷電(イナバ ライデン)は映像を見ながら語り合っている。

 

暗い映像室で二人きり…怪しい匂いしかしないこの2人は次の()()()()の為にスタンバイしているのだった。

 

「はぁ…お前がもっと聞き分けが良かったら苦労しないのだが…」

「お前ももっと楽しもうぜ?こんな時までガリ勉すんなよー!」

 

…言葉のキャッチボールすら出来ないか。

だが、こいつの実力は本物だ。悔しいがな。

 

「ふむ、あと数秒で終了か。やることは分かっているだろうな。」

「任せとけ!暴れりゃ良いんだろ?」

「端的に言えばその通りだが…矢張り心配だ。」

 

 

『──1!TIMEUP!!終ー了ー!!!早速上位4チーム見てみよか!』

 

『1位轟チーム!!』

『2位爆豪チーム!』

『3位鉄て…アレェ!?おい!心操チーム!?いつの間に逆転したんだ!?』

『4位緑谷チーム!』

 

『以上4チームが最終種目へ…』

 

『進しゅ──』

一寸(ちょっと)待て!』

 

プレゼントマイクの発表を遮り突如響いた声にどよめく群衆。

 

『最終種目の前に発表だ…!』

『と、言うか最終種目にはスペシャルゲストがいるって言ったろ?』

『最終種目はトーナメント…そこに刺客を送り込むことにしよう。』

 

『──ボルティーガ、行け。』

『ハッハー!了解!』

 

バツンと大きな音が響き会場の電気が消える。

そこに稲妻と共に降り立ったのは黒いコスチュームを着て、仮面を被った男だった。

 

「誰だテメェ!」

「誰かどうか…自分で確かめるといい!」

「いい度胸じゃねぇか…ぶっ潰してやるッ!!!!」

「刺客ってさ、強い奴がなるもんだろ?だから手の内は最小限に、な。」

 

「プラズマトラベル」

 

光と共に姿が消え、かっちゃんが飛ばされる。

そしてまた姿を消し、飛ばしたかっちゃんを受け止めた。

 

「なんなんだ…!?あの個性は!?」

「自分で確かめるといい。ま、俺に挑めるのは1人だけだけどな。」

 

「爆豪勝己!俺にリベンジしたきゃ優勝してくるんだな。じゃあな!」

 

そしてまた光と共に消えてしまった。

 

 

「あのクソ野郎…!必ずぶちのめして後悔させてやる…!」

 

『あぁ、言い忘れていたがあいつは優勝者の相手をする()()()()()()()()だ。2位、3位には別の()()()()()()()()がいる。以上だ。』

 

『──俺ァこんなことあるなんて知らなかったぜ!?知ってたか?イレイザー!』

『会議で言っていただろう。聞いとけ。』

『アレ!?ウッソォ!?』

 

『最終種目はトーナメント!開始は昼休憩を挟んだあとだ!じゃ、またな!』

 

 

 

 

 

 

──映像室

 

「上出来だ、稲葉。」

「だから言ったろ?任せとけって」

「だが、少し暴れすぎだ!怪我をさせたらどうするんだ!」

 

全く、爆豪ならあんなちゃちな攻撃食らっても怪我なんてしねぇよ、多分。

まぁでも…少しやり過ぎだったか?

 

「だが、エキシビションは全力で相手をしてやれ。」

「全力出して良いのか?」

「構わん、やれ。」

「っしゃあ!じゃ、俺は行くから!後はお二人さんでよろしくー」

 

「はは、大変だな鏑馬君は。」

「見苦しい所を見せて済まないな、闇雲。」

 

 

 

 

──会場

 

『第2試合!轟VS瀬呂!レディー…ファイト!』

 

 

 

『──瞬ッ殺だぁ!!!!!!!轟、瀬呂を氷漬けだァァァァァァァァァ!!!!!』

 

 

「やっぱ轟が上がって来るかー!んでもって轟の次の相手は…緑谷か。」

 

「第1試合の緑谷は地味だったけど…本気を出すのかなぁ!?」

 

なんにせよ強い奴が上がってきて欲しい!

俺の個性は扱いづらいから全力でぶっぱなすのが一番楽だ!

 

「だから期待してるぜ?轟と爆豪と緑谷。」

 

 

 

 

──爆豪VS麗日戦後

 

「いい線いってたんだけどなぁー!惜しいな、お茶子ちゃん!実力差も合ったしな!」

 

「んで次は…芦戸VS青山か。で、その次が常闇VS八百万…」

 

この4人だと常闇が勝つだろうな。あの個性は強い!

 

「それにカッコイイし!いいよなぁ…ああいう個性。」

 

暇だ。寝よう。

 

「んじゃ、おやすみ~…」

 

 

 

──轟VS緑谷戦

 

ドーンと突如なった爆音に稲葉は驚き起きる。

 

「わ、ビックリした!なになに!?何があったの!?」

 

慌てて会場を見るとそこには吹き飛び壁に当たった緑谷の姿が見えた。

 

「…轟が勝ったのか…というか轟左側(炎の方)使ったのか。」

「初めて使ったんじゃない?」

 

突然返事を返されて横を見るとそこには闇雲が。

 

「なんだ、闇雲か。」

「はは、俺じゃダメだったか?なんなら…」

「俺もいるが。」

「うわっ!?鏑馬!?なんでここに!?」

 

いつの間にか両脇を挟まれていたようだ…めんどくさぁ…

 

「寝ないで見てろよ?この中の奴がお前の相手になるんだから。」

「ハッ!俺ァ爆豪が上がって来るって信じてるからな!爆豪の試合は全部見てるぜ?」

「それならいいのだが。」

 

てか、俺はいつも寝てるって思われてんのか…いや、いつも寝てるわ。

 

「いつも寝てるな…俺…」

「やっと自覚したか馬鹿者め。」

「まぁまぁ、なんだっていいじゃないか。」

 

 

 

結局そのあと2人に挟まれながら見させられました…

 

準決勝の試合は

轟VS飯田は轟の勝利だし、

爆豪VS常闇は爆豪の勝利で

 

決勝戦か、次。

 

 

 

 

──決勝戦

 

「俺にもそっち(左側)使ってこいや、上からぶちのめして俺が勝つからよ!」

 

『START!!!』

 

最初はどうせ氷壁だろうなァ!

俺の前にはでかい氷が一瞬で出来上がった。

 

「こんな氷じゃ俺ァ止まんねぇぞ!」

 

氷を爆破で砕いて進む。さぁ…こっから勝負だ…舐めプ野郎!

 

「いい加減俺にも使ってこいや!炎を!俺じゃあ力不足だってのか!?」

「…そうじゃねぇ…俺は…」

「ゴタゴタうっせぇ!舐めとんのか!?勝つ気が無いならなんでここに立っとんじゃクソが!」

 

「頑張れ!負けるな!」

 

クソナードが…あ?炎出しやがった!

そうだよ舐めプ野郎!てめぇは勝つために頭働かしてりゃいいんだ!

 

「うらァァァァ!!!榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)!!!!」

 

「…は?」

 

あいつ…直前で火ィ消しやがった…?

 

「…ふっざけるな!てめぇ!」

 

湧き上がる歓声なんて知ったこっちゃねぇ!

あいつ!絶てぇ許さねぇ!!!

 

「おい!立てよ!もう1回俺と戦え!こんなのこんっ…」

「轟君場外!よって爆豪君の勝ち!」

 

『以上で全ての競技が終了──してないぜ!この後はァ…って爆豪大丈夫か?まァいいや!エキシビションマッチ!やってくぜ!っつっても2人の体力が戻ってからだけどな!』

 

 

 

 

──30分後

 

『さァ!爆豪は不服そうだが「アイツはアイツでぶちのめしてぇ」って物騒なこと言って参加するぜ!1番最後だけどな!』

 

『エキシビションマッチ第1試合!常闇&飯田…ってアレ?飯田は?』

「ちょっと家庭の事情で早退しちゃったの!残念だわ。」

 

『そっか、そういうこともあるよな!さァ対する相手は~!?』

 

『闇雲黒套だァ!誰?ってなると思うが実力はあるって後ろでハードワークが息巻いてるぜ!』

 

『それじゃ、早速!STARTだァ!!!』

 

 

なんだ、飯田君いないのか。

これじゃ俺の意味無いな、一対多だったから俺になったのに。

 

「まぁかかって来なよ。俺そこそこ強いから。」

「言われずともそうさせてもらう!黒影(ダークシャドウ)!」

「アイヨ!マカセロ!」

 

常闇君は中距離主体だ。だから…

 

「個性に頼らず攻めましょう!ほら、詰められたらどうすんの?」

「くっ…黒影(ダークシャドウ)!」

「んー…読み通りだ。鎧套(ガイトウ)…近距離から中距離!中距離から遠距離!多彩に行けよ!常闇君!」

 

コートを纏って反撃にでる。

 

「終わりだ、常闇君。流れ出る悪夢(ナイトメア・ブリッツ)!」

 

コートを薄く細く大量に出して防ぎようが無い弾幕で追い詰める。あのダークシャドウ?の力を削ってそのまま押し込む!

 

「くっ…うぅ…!防ぎ…きれん…!」

黒爪(コクソウ)。」

 

最後のひと押しではい、終了っと。

 

「常闇くん場外!よって闇雲くんの勝ち!」

「工夫を考えよう!先ずはそれからかな!」

 

常闇君と握手をして第1試合は終了!

後は頑張れ、二人とも!

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