普通科、高校3年生!ヒーロー目指します!?   作:黒套院 時雨

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グダグダだけど許して…疲れが半端じゃないの…



第4話 実技試験は修羅の道

3ヶ月間正直よく頑張ったと思うよ、自分でも。

今日入試当日なんですよ、はい。

でね?ここからが少しだけ問題なの。

 

「なんでいるんですか?心露さん?」

「あれ、言わなかったっけ?」

 

聞いてない、というか俺が受ける大学…衛傑大学のヒーロー学部はほかの学部と別の場所で入試を行うんですが…もしかして…?

 

「そのもしかしてだよっ!私も目指すの!黒套のサイドキック!」

「なるほど心露もヒーローに…って俺のサイドキック?」

「そ、黒套一人じゃ心配だからねっ!受けに来ちゃった!」

 

通りで体術を教えろだの護身術を覚えてみたから受けてくれだの言ってたのか…理解し難い…

 

「何でもいいけど黒套、私だけ受かって黒套落ちるとかシャレになんないから頑張ってよ?」

「そっちこそ落ちるなよ?」

 

俺たちの大学入試という戦いが今始まる──

 

 

 

 

 

 

 

最初は筆記試験。心露の個性ならカンニングし放題、とか考えても無駄だぞ!心露は仲が良くないと心の中を読むことが出来ないからね!

本人も気付かない深層心理は見ることができるらしいけど。

 

難しい、が、解けないわけじゃない!

というか勉強自体は簡単なんですこの大学のヒーロー学部。

問題は実技なんだよなぁ…日本一厳しいとか噂されてたな…

 

お、よしよし、国語終了っと。残りの科目は…英語…数学、…英語なんて滅べばいいのに。

 

 

英語なんて滅べばいいと言ったな、あれは嘘だ。

3ヶ月間アホみたいに勉強しましたよ、ええ。

おかげで英語は得点源だぜヒャッハー!

 

 

英語と数学も無事終了…次は実技試験…

 

「はーい皆さんこんにちはー!」

「…こんにちはー…」

「声が小さいね!んじゃあ説明始めるよ!」

 

「今回の実技試験は即席チームアップ!VSヒーロー!」

「…………は?」

 

5人の組を作って現役ヒーローと戦う…という事らしい。

うーん…募集要項に書いてないことサラッとやるなぁ…

 

「ほい、じゃあまずはチームアップを発表するよっと!」

 

先程から説明をしているあの人は誰なんだろうか…?

 

「おっと、自己紹介を忘れてました!私は当大学事務員の『スピリカル』です!個性はDJ!ヨロシクね!」

 

「チームアップっ!1組目はぁ〜!」

「こちらっ!」

 

スクリーンの中でスロットのように回っているアレがチームの発表機なのだろう。うん、悪くないセンスだな。

 

「だらららららららー…バン!1組目は!闇雲!深観!言乃背!天野!布袋!以上5名!」

「…え?私と黒套が一緒のチーム?」

「その反応、違うチームだったら合格して待ってるぜって言おうとしただろ。」

「おぉ、よくわかったね!すごいすごーい!」

 

「2組目は──」

 

次のチームの発表が始まったと同時に俺は肩を叩かれた。

 

「ねぇねぇ!君が闇雲くん?」

「え?あ、うん。そうだよ?」

「合ってた!良かったぁ!私天野魔呼(アマノ マコ)!宜しくね!」

「あっはい闇雲黒套ですよろしくお願いします…?」

 

と、気づけば俺の周りには知らない人が3人…いや、天野さんは今知ったから2人か。

 

言乃背否芽(コトノセ イナメ)だ、よろしく頼む。」

布袋操細(ホテイ ソウサイ)だよ、よろしくね?」

 

「わぁー!よろしくお願いしますっ!あ、私は深観心露で、こっちの黒いのは闇雲黒套です!」

「黒いのって心露ぉ…!」

 

事実だけど!事実だけどっ!

 

「さてと、マコちゃん?皆の個性を教え合うよー?」

「あっはい!すみません!今行きます!」

 

「お待たせして申し訳ございません、私の個性は『天使と悪魔』です!えっと…天使と悪魔になります!この子達は自我が少しだけあるので少しだけ喋れます!以上です!」

 

意味がわからん…個性の中身がデタラメすぎる…?

 

「ふむ、天野殿の個性はよく分からないが己が個性は至極単純、その名も『否定』だ。半径10米の個性による影響を遮断する空間を張れる、以上だ。」

 

こっちもこっちでデタラメだな、なんなんだ全く。

 

「はは、僕は役に立てそうにないな…一応言うと僕の個性は『Cell』、自分の細胞を変質、変形、増殖させる個性だよ。まぁ集中が途切れると上手く安定して使えないんだ…」

 

集中出来たら最強なんですね、チートかよこんちくしょう。

 

「お二人の個性は何かな?」

「あ、そっか言わなきゃいけないか、俺の個性は『外套』、まぁ黒いコートを操る感じと捉えて貰えばOKだ。」

「えっと私はヒーロー向きじゃないんだけど…相手の深層心理を覗いて動かせるだけ…なんかごめんね…?」

 

「いや、十分強いと言えるだろう。問題は、無い。」

「さ、みんな。始まるみたいだよ?」

 

 

 

 

「30組の発表が終了ッ!移動はしなくて結構!今この瞬間からテストは始まるッ!スタートボタン!ポチッとな!」

 

景気のいい押し方とは裏腹に場内に流れ出す警報……警報!?

 

「おっと、これは…集中が乱れるね。」

「随分と落ち着いているな、布袋。いい事だ。」

「それはどうも、僕は顔に出ないだけだよ?」

 

言乃背は落ち着いているな…布袋も中々…落ち着いてんのか?

…取り敢えず心露さん?くっつくのをやめて欲しいな?

 

「む…このタイミングならお咎めなしだと思ったんだけど…」

「天野さん!テンパるのは分かるけど落ち着いて離れないで!」

「はっはいぃ〜!すみません闇雲さん…」

 

「ふむ、ではその調子で纏めてくれるか?闇雲。」

「え?あ、あぁ!任せとけ!」

「大丈夫?内心冷や汗ダラダラでしょ?」

 

なーんで心露はそういうこと言っちゃうかな…

天野さんがあわわわとか言い出したし…

 

「えっ!そうなんですか?でも私にリーダーシップは無いですし…」

「そうだったのかい?でも生憎僕は自分の個性で手一杯だから無理そうだよ」

「私に司令塔は似合わん、よって闇雲殿しか適任がいないのだ。よろしく頼む。」

「任せろって言うたやん…」

 

警報が鳴りやんだ…と、同時に入口以外の壁が展開される…展開ってどういう事だよ。

 

「おや、仮免試験と同じシステムの始まり方なのですね。」

「仮免受けたことあるの?」

「えぇ、個人的に、ですが。」

 

スピーカーからスピリカルの声が響きはじめる。

 

『みなさーん!テンション上がってる!?衛傑大学入試実技試験!この瞬間から始まりだーっ!バイブス上げてけーッ!』

 

プレゼントマイク感が凄いな…ん?スタート?スタートっつった?

 

「始まったぞ闇雲。どうやら私らの相手はシンリンカムイらしいな。」

 

気がつくと目の前にはシンリンカムイが立っている。

シンリンカムイ…あっやべ完封されるウルシ鎖牢警戒してない!

 

「…始まっているのか、ならば!先制必縛ウルシ鎖牢!」

「やばっ!言乃背!頼む!」

「フン、シンリンカムイ殿、相手が悪かったな。」

 

木が言乃背に近づいた瞬間消える。強すぎだろ、言乃背…

 

「なにっ!?我のウルシ鎖牢が…消えた!?」

「さて、こちらの番かな?集中できたよ、これで僕は…動かせる!細胞を変質…軟体!変形及び増殖…技を借ります、シンリンカムイ。Cellthe鎖牢!」

 

うわぁ…右腕気持ち悪いことなってんなぁ…

 

「フッ勘違いしてないか?ヒーローが1チーム1人だと…」

「どういう事だ…?」

 

「こういう事だ、ガキども。」

「なっ!ギャングオルカ!?くっ異形系は消せぬ…!」

 

まさかのギャングオルカさんが登場してきたかー…

そうだな…言乃背と布袋でオルカを相手しておいて貰うか…

 

「心露!盛大にかき乱せ!」

「やって後悔しない?大丈夫〜?まぁ、やるんですけど!」

 

心露の目が悪戯に走る。あぁ…顔が完全に悪い子の顔してるわ…

よし、シンリンカムイとギャングオルカの注目が俺に集まった。ナイスだ心露!ってギャングオルカも動かしたのかよ…

 

「先ずは司令塔から崩す!」

「悪くない采配だがな!貴様は自分の身を守れるのか!?」

 

「天野さん!戦えますか!?」

「はっはい!任せて下さい!悪魔ちゃん?手伝ってくれる?」

 

あっ天使と悪魔ってそういう…姿が変わる感じなのか…角生えて翼生えて肌の色も褐色に…最早別人になってない?

 

「アッハハハハ!!ボコボコにしてやんよぉ!かかってきなァ!」

 

oh…中身も変わっちゃうのね…これは…勝てるか?




…どっからこんなにもヒーロー集めて来たんでしょうね…?
不思議だ…今回出したヒーローは僕が個人的に好きなヒーローです。高校3年相手なのでハンデはほぼありません!
ハンデあったらウルシ鎖牢使ってこないよな…

あ、それとですね主人公の闇雲ですけどこの闇雲って苗字、原作の最初期の緑谷ポジションだった人の名前なんですよねー
いやはや大変厚かましい…

では次回もお楽しみにー!
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