名無し 作:名無しのR
「頼まれていた武器だ」
ゴブニュから長い木箱と小さい木箱の2つの木箱を貰う。
「開けてみてくれ」
小さい木箱を開けた。出てきたのは綺麗な小太刀だった。其だけど無駄な装飾は無い。小太刀は薄黒く光沢はない。武骨な鉄の色だ。次に大きな木箱を開けた。出てきた刀は僕の顔を反射している
「持った感じはどうだ?」
振ったりしてみるが違和感は全く無い。
「違和感等は有りません」
「そうか。ではこの刀の銘を決めよう。何か考えてきたか?」
武器は僕の半身だ。僕の半身に相応しい名前を考えてきた。
「はい。小太刀は霖雨と名付けました。大太刀の方は、、、翠雨と名付けました」
「良い銘だ。金は二つ合わせて4億ヴァリス丁度だ」
ゴブニュに袋を渡す。袋を開けてゴブニュがお金を確認するのを見ながら刀を付属していた鞘にしまう。
「よし、4億ヴァリス丁度貰った」
袋を返される。お釣が残っているようだ。装備も一週間前にリヴェリアさんと購入済みだ。木箱を持ってファミリアへと帰っていった。
ファミリアについて、ロキにステイタスの更新をして貰う。
時雨
レベル2
力 :SSS+ 999
耐久:SSS+ 999
器用:SSS+ 999
俊敏:SSS+ 999
魔力:SSS+ 999
猟犬:SSS+ 999
〈魔法〉
【原始の光】
詠唱
【すべての始まりの朝のように、闇を払い、人々を癒す光を我に与えよ】
第一詠唱
【闇と氷の時代は終焉を遂げ、全ての生物に希望を与あたえよう】
第二詠唱
【始まりがあれば終わるように、朝が来れば夜が来る。この世に永遠などなく終焉を遂げるのが世の理】
【フルグリット】
詠唱
【
【堕ちろ】
高威力単発魔法
【纏え】
自らに雷光の守りを付加する。原始の光と合わせて使える。
〈スキル〉
【二心一体】
・二人分の魔法を持てる
・二人分のステイタスを持つ
・乗っ取られる危険性あり
【傷痕】
・痛みを感じない
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ロキは傷だらけの身体の上で驚愕した。まず、SSS+なんていうステイタスは見たことがないし、スキルや魔法が幾つか変わっているのも驚きだ。取り敢えずスキルの欄を全て消して時雨に羊皮紙を渡した。
「魔法、出ているんですね」
二つの魔法に目を通す。明日からの遠征の為に確り覚えようと決心して部屋を出た。すると出た直ぐにアイズがいた。
「こんにちは。アイズ。終わったのでステイタスの更新どうぞ」
「いや、ステイタスの更新じゃなくて、時雨に会いに来た」
アイズが来ると言うことは何があったのだろう。そのままアイズに手を引かれて行くとリヴェリアさんがいた。
「やっと来たか。アイズに、、時雨か?」
僕を見ると上品に笑った。
「では二人とも纏めて勉強会だ」
リヴェリアさんとアイズと図書館に行きダンジョンの本を開く。それから鬼の勉強会が始まったのであった。
「此処までがダンジョンの30階層までの知識だ。それでは二人とも、此れからテストをする。全部で50問出題し、45問以上正解で合格だ。」
夕食を跨ぎ、約6時間の勉強会が終わった。横のアイズを見てみるが、最早思考が停止してしまっているようだ。そしてリヴェリアさんから貰った羊皮紙に答えを書いていく。
「結果を発表する。アイズ、50門中、12点だ。それでもレベル5か!?時雨は満点だ!よくやった。これまで満点を取ったのはお前だけだぞ!!アイズは居残りで時雨は帰っていいぞ」
リヴェリアさんには帰って良いと言われたが、アイズじょ目が待っていろ、と言っている。ダンジョン30階層から40階層をまとめた本を開いた。
「む?帰らないのか?」
「暫く勉強していきます」
何だか安心したような表情になったアイズの横でメモを取る。
「そう言えば、気にしないでやっていたが時雨は文字が分かるのだな」
軍に入りたての頃、共通語と神聖文字を読み書き出来るように訓練された。
「はい。神聖文字も全て読めるし書けますよ」
あからさまに驚くリヴェリアさんを見る。その夜はアイズは合格しなかったが、明日が遠征だと言うこともあり何とか帰らせてもらえるのだった。
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