比企谷八幡の妹チェンジシリーズ   作:Oceans

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第9弾はFGOからマシュ・キリエライトです。

それでは今回もよろしくお願いします。


[ マシュ・キリエライト編 ][ FGO ]
第1話


俺は終局特異点をクリアし、カルデアに無事に帰還した。

 

「やっと...終わったんだよな?」

 

俺は目を覚まし、そう呟く。すると...

 

「はい。無事に終わったんですよ...兄さん」

 

俺の可愛い妹、マシュが俺の目の前にいた。

え?マシュ生きてんのか?確か...あの時...消滅したはずじゃ...

 

「マ、マシュ⁉︎生きてたのか⁉︎」

 

「は、はい。気づいたら帰還していました」

 

「よ、良かった。本当に良かった...」

 

俺は嬉しさのあまり妹であるマシュを抱きしめる。

 

「兄さん...苦しいです...」ギュッ

 

マシュはそう言いいつつも、抵抗はせず俺を抱きしめ返す。

ずっと、このままでいたい...しかし、そんな事は出来るはずもなく...

 

「2人ともイチャついている時に悪いけどいいかな?」

 

ダヴィンチの言葉で我にかえる。

 

「お見苦しいところを見せてしまいすみません」

 

「気にしなくてもいいよ。それより...」パァン

 

「「2人とも帰還おめでとう!!」」

 

ダヴィンチちゃんがそう言うと、スタッフの皆が俺とマシュの無事の帰還を盛大に祝ってくれた。

 

「どうも」

 

「ありがとうございます」

 

「これで全て解決した。本当にお疲れ様、マスター八幡」

 

「は、はぁ...」

 

あんまり実感はないが...

 

「それで、今後のことなんだけどマスターの八幡くんと妹ちゃんのマシュには故郷の千葉に戻ってもらうよ」

 

「え?いいんすか?」

 

「うん。君達にはまだ高校生だ。だから残りの高校生活を送ってほしいと思ってね。どうかな?」

 

「俺は別に構いません。マシュはどうする?」

 

「私は兄さんについていきます」

 

「それじゃあ、千葉に戻るということでいいね?ということで、5日後には千葉に向かってもらうよ」

 

「5日後ですか...」

 

「ああ。5日後には千葉の方の家に色々なモノが届いているはずだよ」

 

「そうですか。色々とありがとうございます」

 

「これぐらい、大したことないよ。私からの話はこれで以上だ。後は出発まで身体と心を休ませるといいよ」

 

そう言って、俺とマシュはダヴィンチと別れる。

そして、俺とマシュは廊下を歩く。

 

「それより、マシュは大丈夫なのか?身体とか?」

 

「私はこの通り平気ですよ」

 

「本当にマシュが生きててよかった」

 

「私も兄さんにまた会えて嬉しいです!」

 

俺とマシュは少しの間、抱きしめ合っていた。

 

そして...5日が経ち、俺とマシュはカルデアを後にし故郷である千葉へと帰った。5日の間はサーヴァントなどとたわいもない会話をしていたのだが、沖田とかジャンヌダルクオルタとかはカルデアでは見かけなかった。だが、俺は特に気にも留なかった。

 

 

しばらくして、千葉に着く。1年か2年ぶりの千葉だ。なんだが、懐かしい。

 

「久しぶりの我が家ですね。兄さん」

 

「そうだな。マシュ」

 

「家に入りましょうか」

 

「そうだな...」

 

そして、俺とマシュは我が家に入る。すると...

 

「「おかえりなさい。マスター」」

 

俺の家に沖田とジャンヌダルクオルタが出迎えてくれていた。なぜ?

 

「なんでお前らが俺達の家に?」

 

「マスターの家はどんな感じかなぁ...と思いまして、遊びに来ちゃいました。もちろん、ダヴィンチちゃんから許可は得ています」

 

俺がそう聞くと、沖田がそう答える。ジャンヌダルクオルタは沖田の言葉に頷く。

 

「まずは俺から許可を取れよ...」

 

「まぁ、そんなことより早く上がってリビングに来てください。お昼はすでにエミヤさんが用意してくれています」

 

そんなことで片付けられちゃったよ...ってか、エミヤまでいるとはな。

 

「まぁ...いいか」

 

「兄さん、早く行きましょう」

 

「おう。わかった」

 

 

これからが大変だなと思いつつ、俺はマシュと共にリビングへと向かった。

 

 

...続く

 

 

 

設定としては八幡とマシュは高2設定。八幡とマシュは総武高校へ高2から入学。本来ならマシュは高1だが、特別な措置で八幡と同じ学年。

八幡はシスコンで、マシュもお兄ちゃんが大好きである。

カルデアからの出動要請があれば、学校より優先する。

 

他の俺ガイルキャラも随時、登場させる予定。

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

それでは次回もよろしくお願いします。

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