お待たせ致しました。
2話目です。
今回もご都合主義満載でお送りします。
それでは今回もよろしくお願いします。
ー 八幡・虹村 side ー
そして、俺と虹村は職員室の中に入る。
「君達が編入生かね。私は君らのクラス、2-Fの担任を務める平塚だ」
「うす」
「どうも」
「それで、君達は入る部活などは決まっているかね?」
「はい。自分とハチはバスケ部に入部するつもりです」
「そうか...なら、入部届の用紙を渡しておく。放課後にでも提出してくれ。それじゃあ、教室に移動しようか」
「「はい」」
そして、俺と虹村は平塚先生の後を歩き、自分のクラスへと向かった。
ー side out ー
ー 2-Fの教室内 side ー
朝から2-Fの教室内では転校生の話で盛り上がっていた。
「優美子。今日うちのクラスに転入生が来るみたいだよ」
「ふーん。それって、男子なん?結衣」
「うん。何でも、イケメンの人らしいよ」
「隼人より?」
「どうなのかな?私も噂で聞いただけだし」
「隼人はどう思う?」
「会ってみないと分からないかな」
「それな!」
「隼人くんとの絡みが楽しみ...これはキマシタワ〜!」
「ちょっ!姫菜。落ち着きな!」
「あはは...」
クラスの中心グループや他のクラスメイト達は転校生の登場を待ちわびていたのだった。
ー side out ー
そして、俺と虹村は自分のクラスに着く。クラス内は話し声などて騒がしかった。
「それじゃあ、私の後に続いて入ってこい」
俺と虹村は平塚先生の後に続き、教室内に入る。
「転校生の人、イケメンだね」ヒソヒソ
「目つき鋭いけどカッコいい!」ヒソヒソ
「皆、転校生を紹介するから静かにしたまえ。虹村から自己紹介を頼む」
「はい。アメリカから来ました、虹村修造です。好きなことはバスケをすること。趣味もバスケです。これから1年間、よろしくお願いします」
「えっと...虹村と同じでアメリカから来た比企谷八幡です」
「「「「それだけ⁉︎」」」」
クラスメイトの人は俺の自己紹介の後に、そう反応していた。
何かマズったか?
「比企谷...自己紹介はそれだけかね?」
「他に話すこととかないんで...」
「ははっ!ハチらしいぜ!」
「まぁ、いい。皆の方から質問とかあるかね?時間は余り無いからほどほどにしてくれよ」
平塚先生がそう言うと、クラスメイトが一斉に手を挙げる。
平塚先生は前の席に座っていた三つ編みの女子生徒を指名した。
「2人は中学もアメリカだったんですか?」
「いや。俺とハチがアメリカにいたのは高1のときだけです。中学は東京の帝光中出身です」
「あのキセキの世代がいた...」
「すごい!」
虹村が帝光中学出身だと言うと、クラス内が一層騒がしくなる。
「それじゃあ、2人は高校でもバスケするの?」
「そのつもりです」
「比企谷くんは?」
「俺もバスケ部に入る予定です」
「そうなんだ...」
「もう時間なので、後の質問は始業式後かHR後、昼休みとかにしたまえ。それと比企谷と虹村は後ろの窓側に座りたまえ」
俺がそう答えると、平塚先生がそう言った。
その後は、HRを行った後...始業式に参加しLHRを教室で行い、今日の日程は終了した。それよりも質問攻めはやめてほしい。ものすごく疲れる。何で、そんなに転校生に質問したがるのか分からん。そんな事を考えていると...
「ハチ。早速、体育館に行こうぜ!」
虹村に話しかけられる。
「その前に、入部届を平塚先生に届けるぞ」
「そうだな」
そして、俺と虹村は平塚先生に入部届を渡すべく職員室に向かうことにした。
ー side out ー
ー 1年C組 side ー
ー 放課後にて ー
私は、体育館に向かうべく荷物を整理していた。すると...
「さつきちゃん。部活どこにするか、決めた?私はサッカー部のマネジャーにするつもりだけど、一緒にやらない?」
今日...友達になった、いろはちゃんに声を掛けられた。
「ごめんね、いろはちゃん。私、バスケ部のマネジャーをやろうと思うんだ」
「え、でも...うちのバスケ部って人数少ないんじゃないの?部活動説明会の時にそう説明があったと思うけど...」
「そうなんだけど...実は私のお兄ちゃんがバスケ部に入ることになってね」
私がいろはちゃんにそう言ったら...
「え!その話、本当なの!」
後ろから、声を掛けられた。その子の名前は桜井奈々ちゃん。私の中学からの親友です。高校も私と同じところに進学してくれた優しい子なんです。
「本当だよ。奈々ちゃん」
「そうなんだ。八幡先輩、日本に戻って来てたんだ」
「うん。奈々ちゃんも私と一緒にバスケ部のマネジャーやる?」
「やるやる!八幡先輩のバスケしてるとこ、また観たいし」
「そういう訳だから...いろはちゃん、ごめんね。サッカー部のマネジャー出来そうにないんだ」
「分かった。それじゃあ私、サッカー部の方にに行くから...また明日ね、さつきちゃん、奈々ちゃん」
「うん!また明日ね。いろはちゃん」
「また明日ね」
「それじゃあ、奈々ちゃん。私達もバスケ部の方に行こっか」
「うん!」
そう言って、さつきと奈々も部活動に参加するため体育館に移動していったのだった...
...続く
あとがき
ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
今回はパロキャラとして桜井奈々を登場させました。
次回にて、総武高校バスケ部メンバーが全員ではありませんが登場します。
監督は景虎さんにしようか迷っていますが、どうしよう...他のキャラにするかもです。
それでは、次回もよろしくお願いします。