比企谷八幡の妹チェンジシリーズ   作:Oceans
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大変、お待たせ致しました。3話目です。

今後の展開は両原作を取り入れてお送りしようと思います。

今回も安定のご都合主義です。

引き続き、活動報告でアンケートを実施していますのでそちらの方もよろしくお願い致します。

それでは、今回もよろしくお願い致します。


第3話

ー 八幡 side ー

 

 

月日は経ち......俺は高2に進級、小咲は総武高校に初登校の日となった。

 

「お兄ちゃん!」

 

「ん?どうした」

 

「どうかな?似合ってる?」

 

何事かと思えば、小咲はくるっと回って総武高校の制服姿を俺に見せてきた。何を着ても小咲は可愛いな。そう思わせてしまう風貌が妹にはあった。

 

 

「似合ってるぞ、より可愛く見える」

 

「そ、そうかな?えへへ...」

 

可愛い〜!小咲の笑顔は超絶可愛すぎる。萌え死にするかと思うぐらい。誰にも可愛い小咲は渡さんぞ....

 

「もう時間だから行くか?一条や宮本も待ってるだろうし」

 

「うん!」

 

俺と小咲は家を出る。

 

「ハチ兄、おはようございます!」

 

「八幡さん、おはようございます。小咲もおはよう」

 

「おはようさん」

 

「おはよう、るりちゃん」

 

「それより一条、ハチ兄はやめろ。せめて先輩呼びにしろ」

 

「ハチ先輩おはようございます!」

 

「ハチの兄貴!お嬢ちゃん、おはようございやす!」

 

「それより、なんで一条は竜さんや組の連中まで引き連れてるんだ?」

 

「勝手について来るんです。見送りはいらないって言ったんですけど」

 

「そうか...」

 

まぁ、2代目当主に何かあったらって気持ちが強いんだろうな...

 

「まぁ、いい。それより学校に行くか。初日から遅れる訳にもいかんしな」

 

「そうですね」

 

「そうだね、お兄ちゃん」

 

俺達は学校へと向かう。竜さん達とは途中で別れた。なんでも市内の清掃活動に参加するとか。集英組は優しい人達ばかりである。しかし近頃はギャングがこの市内に入って来ているらしく、竜さん達の集英組は警戒態勢を敷いており負傷者も少なくないという。もし小咲に何かあれば俺はギャングだろうがなんだろうが容赦はしない。

 

 

 

そんなことを考えつつ俺達は高校前の塀へと差し掛かる。

 

塀の向こう側から微かな音が聞こえる。

 

「ん?」

 

俺は音のした塀を見る。すると1人の女の子が塀を越えていた。よく見ると、総武高校の制服を着ている。多分、1年か転校生だろう。見かけない顔だしな。

 

「え?」

 

「おいおい、マジかよ」

 

 

それよりもこの距離だとぶつかる。避けようにも近距離過ぎて間に合わない。

 

「きゃっ!!」

 

「ぐえっ!!!」

 

案の定、塀から飛び越える女の子とぶつかった。クソ痛てぇ....

 

「お、お兄ちゃん!!」

 

「ハチ先輩、大丈夫っすか!?」

 

「八幡さん、大丈夫ですか?」

 

「あっ!ごめん。急いでたから!ごめんなさい〜!!」

 

「おい、なんだよ...あの女。それより今はハチ先輩が先か。大丈夫っすか!ハチ先輩!返事してください」

 

「お兄ちゃん、しっかりして!!」

 

「ううっ....」

 

意識がはっきりしないが、俺は立ち上がる。少しふらつく。

 

「お兄ちゃん、血が出てるよ!」

 

「ん?ああ、これぐらい大丈夫だろ」

 

顔と鼻から多少の血が出ていた。軽度なので大丈夫だろう。

 

「ダメだよ!ばい菌とか入ったらどうするの、お兄ちゃん!」

 

「お、おう....」

 

近い近い近い。小咲との距離がすごく近い。

 

「絆創膏を貼るから、ジッとしててね。お兄ちゃん」

 

「自分で貼れるからいいって。後にでも....」

 

「今じゃないとダメって言ってるでしょ!」

 

「は、はい」(緊張するなぁ...)

 

「..........」(お兄ちゃんとの距離が近いよぉ...大丈夫かな。うまく絆創膏貼れるかな...)

 

俺は観念して小咲に絆創膏を貼ってもらった。その際、心臓がバックバクだった。しょうがないんだよ、小咲が可愛すぎるのが悪いんだ。

 

「痛っ!」

 

鼻に出来た傷に絆創膏が触れて痛みが走る。

 

「ごめんね、もっと優しくするから」(痛くしないように貼らないとね)

 

小咲はさっきよりも優しく、顔にペタッと絆創膏を貼る。さらに俺との距離が近くなる。

 

(ハチ先輩が羨ましい。俺も絆創膏を貼ってもらいたい)

 

(小咲、嬉しそうね)

 

一条楽と宮本るりは八幡と小咲のやり取りを見て、心の中でそう思っていた。

 

「ありがとな、迷惑かけた」

 

「ううん。大丈夫だよ、お兄ちゃん。また怪我したら早く言ってね。私が手当てするから」

 

「わかった。そん時は頼む」

 

「うん!任せてお兄ちゃん」

 

「それより早く教室に行こう。遅刻するかもしれんからな」

 

「うん」

 

「一条と宮本、悪いな。時間くっちまって」

 

「私は大丈夫ですよ」

 

「俺も大丈夫っす、これぐらい。それよりあの女...同じ学年の奴だと思うんで、後でハチ先輩の前で謝らせます」

 

「そんな事はしなくていい。故意にやった訳じゃないしな」

 

それにそんなことをさせると女に謝らせた酷い先輩だと思われそうだから遠慮する。それ以前に謝らせるようなことはしない。俺にも少なからず非があると思うから。

 

俺は小咲と一条達と別れ、2年の教室に入る。その際、戸塚、葉山と目が合う。戸塚とまた同じクラスであるのは心の底から嬉しいのだが、葉山とまた同じクラスというのはちょっとな...

 

「やあ、八幡。おはよう」

 

「おう」

 

「はちま〜ん!おはよう!また同じクラスだね」

 

「おう!そうだな!俺は戸塚と同じクラスで嬉しいぞ」

 

(俺と戸塚くんとの対応が違いすぎないかい?)

 

「僕もだよ!それより顔のキズはどうしたの?」

 

「戸塚くんの言う通りだ、このキズは誰にやられた?イジメか?それなら俺がそいつに同じ目に遭わせようじゃないか。それよりも傷は痛まないか?大丈夫か?」

 

「葉山、お前は俺の母ちゃんかよ。それに物騒なこと、言ってんじゃねーよ。不慮の事故だから気にすんな」

 

「本当かい?」

 

「嘘つく理由がないだろ」

 

「それは災難だったね、早く治るといいね」

 

「ありがとな、戸塚。心配してくれて」

 

「友達なら心配するのは当たり前だよ」

 

「そうか...」

 

「おい、お前らHRをするから席に着きたまえ」

 

担任の先生が入ってきたため、俺は戸塚と葉山と別れ自分の席に座り1年が入学式を行なっている間、HRで時間を消費した。

 

 

 

ー side out ー

 

 

 

 

ー 1年 side ー

 

 

 

一方で、一条と小咲のクラスである1-Cはというと

 

 

「入学式の前に海外から来た子を紹介する。入ってきて」

 

「はい!」

 

担任が軽い自己紹介をしたのちに転校生紹介が行われていた。

 

「アメリカから来ました、桐崎千棘です。母が日本人で父がアメリカ人のハーフですけど日本語は分かるので気軽に接してくれると嬉しいです。これから1年間よろしくお願いしますね」

 

 

うおおおっっ!!!

 

 

 

 

1-C内は喜びの渦に包まれていた。新しい高校で新しいクラスなのに、皆揃って歓喜していた。

 

(転校生、可愛くね?)

 

(スタイル良い!それに凄い綺麗...)

 

(やっぱり同じクラスか。ハチ先輩に謝らせないと)

 

(お兄ちゃんとぶつかったあの子...アメリカから来たんだ....さっきはよく見れなかったけど、可愛くて綺麗な人だなぁ...)

 

「桐崎さんは後ろの空いてる席に座ってね」

 

「はい!」

 

桐崎千棘という女の子は後ろの席に座る。隣には一条楽がいた。

 

「おい、転校生」

 

「え?ああ、さっきの....」

 

「さっき、ぶつかったハチ先輩に後でちゃんと謝っとけよ。結構な怪我を負ってたから」

 

「そんなに酷かったの?」

 

「顔と鼻から血が出てたんだよ」

 

「そうなんだ、後でちゃんと謝るわ。その...ハチ先輩?のクラスを教えてくれると嬉しいんだけど」

 

「分かった。昼休みにな」

 

「ありがとう」

 

「おーい、一条と桐崎。先生が喋ってるんだから私語は慎め」

 

「「すいません」」

 

((一条とかいう奴が羨ましいぜ!!))

 

 

そして担任の話が終わった後、入学式を行なうため体育館へと向かっていったのだった。

 

 

 

ー 1年 side out ー

 

 

 

...続く?

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

一条と桐崎は原作と違い対立はしていないようにしてあります。なので、展開等は原作とは違いますのでご了承ください。

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