比企谷八幡の妹チェンジシリーズ   作:Oceans

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2話目です。

それでは今回もよろしくお願い致します。


第2話

 

 

しばらくして...

 

 

 

 

 

 

 

「ほれ、ココア。寒いから飲んだ方がいい。温まるぞ」

 

俺は小咲から離れ、自販機でココアとMAXコーヒーを買い、小咲にココアを渡す。

 

「ありがと...」

 

「あったかい...」(からだにしみるなぁ...)

 

「もう大丈夫か?」

 

「うん...取り乱しちゃってごめんね、お兄ちゃん」

 

「気にすんな。それに取り乱すのはしょうがないことだ」

 

志望校に合格出来なかったのだ。取り乱すことぐらいはあるだろう。

 

 

「それに、俺には胸を貸すことしか出来なかった。小咲にも勉強とか教えてあげればよかったって...今では、ちょっと後悔してる」

 

特に文系科目の国語や英語。理数系は無理だが。

 

「だから、すまんな」

 

「ううん...お兄ちゃんは謝らないで。胸を貸してくれるだけでも嬉しいから」(やっぱりお兄ちゃんは優しいな)

 

「それで、小咲は他の高校には受かってるのか?」

 

「尾鳥女子高校に受かってるよ」

 

「そうか...」

 

全部落ちている訳ではなさそうだ。

 

「でも...」

 

「ん?」

 

「やっぱり総武高校に行きたかったなぁ...」

 

「小咲は総武高校でなにか、やりたいこととかあるのか?」

 

「うん。お兄ちゃんと一緒に学校に行ったりとか、お兄ちゃんと一緒にお昼食べたりとか、放課後にお兄ちゃんとどっか寄り道したりとかしたりして...いい思い出をいっぱい作りたかったの」

 

「俺と一緒にやることが多いな...」

 

まぁ、俺的にもその方が嬉しい。小咲が得体の知れない男どもと一緒にいたりとかしてたら、俺はそいつを排除したりとか発狂している可能性もある。(←極度のシスコンである)

 

「だから...どうしてもお兄ちゃんと同じ総武高校に行きたかったの」

 

「そうか。でも...俺は家にいる訳だから、家で存分甘えたらいい」

 

「えっ?...いいの?」

 

「俺にできることはそれぐらいしかないからな。それに可愛い妹のお願いならお兄ちゃんは出来るだけ叶えてやりたい。それが千葉のお兄ちゃんってもんだからな」

 

千葉のお兄ちゃんは大体そんな感じだろう。俺だけかもしれんが...

 

「...う、うん!」

 

小咲は涙を少し流しながら精一杯の笑顔を俺に見せていた。さっきまでの思い詰めた顔ではなくどこかスッキリした表情を浮かべていた。もう心配はいらないだろ

 

「もう泣くな。小咲の可愛い顔が台無しになるぞ」

 

「....うん、もう泣かない」(可愛い...可愛い...お兄ちゃんに可愛いって言われたぁ...嬉しい)

 

「よし...それじゃあ、そろそろ帰るか。母ちゃんも心配してるだろうし」

 

「それと、宮本と一応...一条にも連絡入れとけよ。小咲の事、心配してたから」

 

「うん...」(心配してくれてありがとう...るりちゃん、一条君)

 

そう言って、俺と小咲が立ち上がった瞬間...

 

「」ブーブー

 

小咲のスマホに着信が入る。

 

「誰からだ?」

 

「お母さんから...電話に出るね」

 

「おう」

 

そして、小咲は母ちゃんと電話で会話する。

 

 

 

以下、一部会話内容を抜粋

 

*八幡にはこの会話は聞こえておりません。

 

 

 

「えっ!それ本当なの!お母さん」

 

『本当よ。さっき総武高校から電話があってね。繰り上げ合格だって...良かったわね小咲。お兄ちゃんと一緒の学校に行けて』

 

「うんっ!」

 

『明日に入学説明会があるみたいだからちゃんと行くように。それで今はどこにいるの?』

 

「お兄ちゃんと公園にいる」

 

『そう...雪も強く降ってるから早く帰って来なさいよ』

 

「うん!わかった」

 

 

 

そして、小咲は母ちゃんとの電話を終えてスマホをポケットにしまった。

 

「何の電話だったんだ?」

 

「それがね。私、総武高校に受かったって」

 

「本当か!?」

 

「うん、さっき電話があって繰り上げ合格になったのでお電話させていただきましたってお母さんに連絡が来てたみたい」

 

「良かったな。これで、総武高校に一緒に通えるな」

 

「うん...良...か...っ...た...よ〜〜」ダキッ

 

「おっと」

 

小咲は嬉しさのあまり、俺に抱きつき嬉し涙を流していた。

 

「もう泣かないって言ったろ」ナデナデ

 

「しょうがないよ....すごく嬉しかったんだから...」グスッ

 

「よしよし、小咲はよく頑張った」

 

「これから、お兄ちゃんと一緒に学校に通うことが出来るんだよね?夢じゃないんだよね?」

 

「夢じゃない。現実だ」

 

「よかった...」

 

「よし!早く家に帰って合格祝いをするか。小咲は何か欲しいものとか俺にしてほしいこととかあるか?」

 

「...すぐには決めれないかな」

 

「じゃあ、家に着くまでに考えておいてくれ。モノとかだったら明日にでも買いに連れて行ってやるから」

 

「いくつでもいいの?」

 

「俺の可能な範囲でならな...」

 

「どうしようかな...」(お兄ちゃんと一緒に寝たりとかお風呂に一緒に入ったりしようかな...それともお兄ちゃんと一緒に買い物とかしようかなぁ...それってつまりデート...ってことだよね。それもいいかな。たくさんありすぎて困っちゃうなぁ...)

 

小咲は嬉しそうにご褒美を何にするのかを考えていた。良かった...さっきの悲しい表情から、うってかわり笑顔が増えた。やっぱり小咲は笑顔が1番似合うなと思いつつ、俺と小咲は帰路へと着く。

 

 

家では、母ちゃんが小咲の合格祝いとして豪華なご馳走を用意していた。

 

「「合格おめでとう!!」」

 

親父は会社の残業で帰ってこれないみたいだが...その分、俺と母ちゃんが盛大に小咲の合格祝いを盛大に祝した。

 

「ありがとう...お母さん、お兄ちゃん」

 

小咲は笑顔でそう答える。

 

こうして、忘れることのできない1日が早く過ぎていったのだった。

 

ちなみに小咲が合格祝いに叶えて欲しいお願いは、一緒に風呂に入るのと...今日の夜、一緒に寝ることと...週末に近くのショッピングモールに出かけることだった。お風呂シーンだが、かなりヤバイことになってしまったので書き記すことは残念ながら出来なかった。まぁ、そこらへんは皆さんのご想像にお任せするということで...そして、一緒に寝るお願いでは、俺のベッドで共に抱きつきながら寝た。俺の理性はなんとか保っていた。一言言うのであれば、小咲の寝顔は超絶可愛いということだ。天使級の可愛いさであり、写メに欲しいぐらいのものだった。俺は...この笑顔をこれからもずっと見られるように日々、生活していこうと改めて思ったのだった...

 

 

 

 

...続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

それでは、次回もよろしくお願い致します。
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