比企谷八幡の妹チェンジシリーズ   作:Oceans

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妹チェンジシリーズ最新作は初めての俺ガイルキャラからです。

今回も安定のご都合主義です。

それでは今回もよろしくお願い致します。


[ 雪ノ下雪乃編 ][ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ]
第1話


俺の名前は雪ノ下八幡。父親が大企業の社長、母親は保護者会の理事やらやっており裕福な家庭での生まれではあるが、俺はあまり嬉しくはない。

 

なぜなら.....

 

 

 

 

 

 

「仕事が終わらねぇ....」

 

父親に頼まれた仕事(書類整理)が終わらないからである。俺は雪ノ下家の長男であるため、父親の経営する会社の後を継ぐことが確定しているため(雪乃が継ぐ案もあったが俺はそれを却下したこともあり)普段から書類整理を頼まれることが多い。しかしその量が半端ない。内容は詳しく明かせないが...とにかく何百枚もの書類に目を通し、指定されたBOXに仕分けていく作業を黙々とやっていた。

 

 

「なんとか、半分ぐらいは終わったか....」

 

俺は何とか半分と500枚の書類に目を通し指定のBOXに仕分けられたので、ひと休憩入れようと思いながら背筋を伸ばす。すると...

 

「」コンコン

 

俺の部屋をノックする音が聞こえた。

 

「ん?」

 

「兄さん、入ってもいいかしら?」

 

ノックの主は雪ノ下家の御令嬢であり俺の妹である雪ノ下雪乃だった。

 

「おう、いいぞ」

 

「失礼しますね」

 

俺が入ってもいいと促すと雪乃は俺の部屋へと入る。

 

「まだ仕事中でしたか?お茶を持ってきたのだけれど」

 

「いや....今、休憩を取ろうと思ってたとこだからナイスなタイミングだ」

 

「そうですか....それは良かったです」

 

「お茶、もらってもいいか?」

 

「はい、どうぞ」

 

俺は雪乃からお茶を受け取り、飲む。

 

「ふぅ...」

 

雪乃が淹れたお茶は美味いな。すごく落ち着く...

 

「大変そうね。私も手伝った方がいいかしら?」

 

雪乃は近くにあるソファに座りながら俺にそう聞く。

 

「いや、大丈夫だ。かわいい妹の手を借りるほどじゃないし」

 

兄として妹の手を煩わせるわけにはいかない...

 

「か、かわいい...///」ボソッ

 

雪乃がボソッと呟き、何故か...頰を赤らめていた。どうしたのだろうか?

 

「雪乃、どうかしたか?」

 

「何でもないです」(兄さんは無自覚でそういう事を言うのね。心臓に悪いわ)

 

「続きをやりますかね...」

 

「兄さん、まだ休憩しなくて大丈夫なの?顔色があまり良くないように見えるけれど」

 

「大丈夫だろ。それに早く終わらせたいから、少し無理をしても...」

 

「ダメよ!無理は禁物です...兄さん。体調を崩したら元も子もないわ」

 

「お、おう....」

 

雪乃に怒られてしまった。確かに雪乃の言う通りではあるが....

 

「なので、兄さん。こちらに来てください」

 

「お、おう...」

 

雪乃は自分の座るソファに来るように促す。

 

「兄さん、横になってください」

 

「横になるスペースはないと思うが」

 

ソファは雪乃が座ってるので横になる十分なスペースはない。

 

「スペースならあるわ。私の膝の上に頭を乗せれば」

 

「本気で言ってるのか?」

 

雪乃は膝枕をしてくれるらしい。

 

「私は虚言は吐かないわ。いいから早く私の膝の上で横になって」

 

「わ、分かった」

 

俺は言われる通りに雪乃の膝の上に頭を乗せ、横になる。雪乃の太ももは柔らかくて何か不思議な感じがする。初めての体験だからだろうか...

 

「重くないか?」

 

「大丈夫よ。これぐらい」(私が兄さんにしてあげることはこれぐらいしかないのだから)

 

「そういえば、雪乃」

 

「何かしら?」

 

「高校の進学先はどこにしたんだ?」

 

雪乃は確か、親の意向である東京の高校と千葉の高校を受験していたはずだ。

 

「兄さんには言ってなかったわね。進学先は兄さんと同じ総武高校にしたわ」

 

「東京の高校はいいのか?」

 

「東京の高校はあくまでも親の意向だから、別に行かなくてもいいのよ...」(と言っても、私は兄さんと同じ高校に行きたかったから東京の高校は行かないと親に頼んだのだけれどね)

 

「そうか....」

 

「なので、兄さん」

 

「ん?」

 

「私と一緒に登校してくれないかしら?兄さんと一緒に通うのが夢だったの」

 

「お、おう...それぐらいならいいぞ」(お兄ちゃんと一緒に通うのが夢か...嬉しいことを言ってくれるな、雪乃のやつ)

 

「ありがとうございます。兄さん」

 

そう言って、雪乃は俺の髪を撫でていた。気持ちいい....

 

「なんか、眠くなってきた」

 

「寝てください。後で、起こしますから」

 

「そうか、じゃあ...少し寝るわ」

 

「はい」ナデナデ

 

俺は雪乃に頭をナデナデされながら眠りに落ちた。

 

「...zzz」

 

「...すぐ寝てしまったわね。余程疲れていた、ということかしらね」

 

兄さんはいつも仕事をしている。跡取りだからしょうがないとは思うけれど...兄さんの疲れた表情はあまり見たくはない。私も仕事を手伝いけれど、兄さんはそれを許してはくれない。私の事を想ってのことだとは分かっているけれど...やはり兄さんから頼られたいと私は思ってしまう。でも、私が手伝って迷惑をかけるのも申し訳ないとも思ってしまうのもある。だから、私には兄さんをこうやって膝枕をしてあげることしかできない。

 

「私にはこれぐらいしかできないのを許してね、兄さん」

 

「...zzz」

 

当然、兄さんには...この言葉は聞こえていない。

 

「兄さんの寝顔は可愛いわね....」

 

「雪乃、気にかけてくれてありがとな。そんな優しい雪乃がお兄ちゃんは大好きだぞ」

 

「...っ!!」

 

まさか...さっきの私の言葉を聞いていたのかと思い、兄さんが起きているのか見ると....

 

「......zzz」

 

スヤスヤと寝ていた。さっきのは兄さんの寝言だったようだ。

 

「ピンポイントな寝言ね...それにしても気持ち良さそうに寝ているわね....私も寝ようかしら...」

 

私も気持ち良さそうな兄さんの表情を見ていたら眠くなってしまった。

 

「私も優しい兄さんが大好きよ」ボソッ

 

私は兄さんの耳元でそう呟いた後、兄さんに膝枕をしながら寝た。

 

「...zzz」

 

「...zzz」

 

そして、八幡と雪乃は共に寝るのだった。

 

 

そして、数時間後.....

 

 

「おーい、八幡。仕事終わったか?」ガチャ

 

八幡の父が仕事が終わっているかどうか確認するため、八幡の部屋に入った。

 

「仲がいいな、八幡と雪乃は...」

 

八幡の父は八幡と雪乃が一緒に寝ている姿を見て...笑みを浮かべながら、そう呟く。

 

「半分は終わっているようだな。まぁ、後は自分でやるとしよう。八幡と雪乃を起こすのは悪いしな」

 

八幡の父は残りの書類を手にして部屋を後にしたのだった...

 

 

 

 

...続く

 

 

ー 軽い設定 ー

 

 

・比企谷八幡(本作品では雪ノ下八幡)

 

 

大企業を経営する雪ノ下家の長男であり、雪ノ下雪乃のお兄ちゃんでもある総武高校2年生。成績優秀で眼鏡(主に授業中など)をかけているため、高校内では人気がある。しかし...雪乃はその事を、あまり良くは思ってはいないようで...

 

そして、八幡は妹の雪乃を溺愛している。

 

 

 

・雪ノ下雪乃

 

雪ノ下家の御令嬢であり八幡の妹である総武高校1年生。首席入学。八幡のことは兄として尊敬している。八幡が学校内で人気であることに誇りを持つと同時にある思いが募っているとか...

 

 

 

他のキャラも登場予定です。ちなみに葉山は高1の設定です。

 

 

 

 

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

それでは、次回もよろしくお願い致します。
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