第5弾は魔法科高校の劣等生から司波深雪です。
それでは今回もよろしくお願いします。
第1話
俺は今、妹である深雪の入学式に来ている。深雪の入学先は俺が通っているところと同じ千葉にある総武高校だ。しかも、入試試験は全て満点という主席入学だ。満点入学は総武高校初らしい。さすがは俺の妹だ。そんな事を考えていたら入学式が始まる。そして、しばらくして新入生総代の挨拶が始まる。もちろん挨拶は深雪が務めることになっている。
『穏やかな日差しが注ぎ鮮やかな桜の花びらが舞うこのうららかな春の嘉日。千葉の進学校、総武高校に入学することが叶い、とても嬉しく...また光栄に存じます。私は、新入生を代表して総武高校の一員として誇りを持ち文武両道を目指し、そのために日々努力をし、頑張っていく所存です。また...』
と滑舌よく話していく。その姿に体育館中の人達が釘付けとなっていた。そして新入生の挨拶が終わった後も順調に進み、入学式は終わった。
その後は深雪はHRがあるので、教室へと向かっていった。俺は特にすることがないので、一足先に家へと帰った。
そして、昼過ぎ。俺の妹である深雪が帰ってきた。
「お兄様!ちゃんと私の入学式を見に来てくださいましたか?」
「おう。新入生総代の挨拶よかったぞ」
「お兄様にそう言ってもらえて、深雪はとても嬉しいです。明日からお兄様と一緒に学校へ行けますね!」
「そうだな。明日が楽しみだ」
「はい!深雪も楽しみです」
「それは、そうと...深雪」
「何ですか?お兄様」
「入学祝いに何か欲しいものとかあるか?」
「それじゃあ、3つほどよろしいでしょうか?」
「俺に出来る範囲でな」
「まずは、一緒に外食しませんか?」
「いいぞ。それで、何処に食べに行くんだ?高いのは無理だぞ?」
「心配はいりません。お兄様!食べに行くところはサイゼリヤですから」
「え?いいのか?サイゼリヤで」
「はい!お兄様の好きなサイゼリヤに深雪も行きたいんです」
何て、お兄ちゃん想いなんだ!本当にいい妹を持ったな俺は...
「そうか。じゃあ、行くか」
「はい!」
そして、俺と深雪はサイゼリヤに行き、俺はミラノ風ドリアとドリンクバーを頼み、深雪はパスタとピザ、小エビのサラダにドリンクバーを頼んだ。
「本当にサイゼリヤでよかったのか?」
「深雪はお兄様と一緒に食事できるだけでいいんです」
本当に俺はいい妹を持ったのかもしれない。これからも大事にしよう。そして、しばらくして注文したものがきた。
「「いただきます」」
そして俺はミラノ風ドリアを食べ始めるが深雪は食べ始めようとはしなかった。
「食べないのか?」
「その、お兄様。あーんをしてくれませんか?」
その際に深雪が、あーんしてほしいと頼んできた。
これも欲しいものの1つらしかった。なので俺は深雪のお願いを聞いた。
「ほれ。あーん」
俺は深雪にパスタを乗せて差し出す。そして、深雪は髪をかきあげて食べた。すると、店内がざわつく。
「はむっ!美味しいです」
「それは良かった」
その後は、互いに食べさせ合いながら楽しいひと時を過ごし、サイゼリヤを出た後は近くのショッピングモールで深雪の服などを買ったり、いろんな店を回ったりした。
そして夜に俺と深雪は帰宅し、俺が先に風呂に入り今日の疲れを取る。俺が風呂に入った後は深雪が風呂に入る。その間、俺は自分の分と深雪の分のコーヒーを作った。
「お兄様、今日はありがとうございます」
「気にすんな。深雪の入学祝いなんだからな」ナデナデ
そう言って俺は深雪の頭を撫でる。
「ふにゃあ〜」
深雪は気持ち良さそうにしていた。
「それで、最後のお願いは何だ?」
「それは...ですね、その...」
急に深雪はモジモジし始める。
「ないなら、俺はもう寝るけど」
「ま、待ってください!お兄様」
「ん?願い事は決まったか?」
「今日、一緒に寝ませんか?」
「へ?」
俺が深雪と一緒に寝るだと⁉︎
「だ、ダメですか?」
「い、いや...大丈夫だ。俺と一緒に寝ることが最後のお願いなんだろ?」
「はい!」
俺の理性が保てるといいけどな。深雪と一緒に寝るのは小学生以来か。そんな事を考えつつ俺は深雪と共に俺の部屋へ向かいベッドに入る。
「こうやって、お兄様と寝るのは久しぶりですね」ダキッ
「あ、ああ。そうだな」
深雪は俺に抱きつきながらそう呟く。ちなみに俺と深雪は向かい合った状態だ。そして、一緒に寝るのは小学生以来だが...その時とはまた違った感じだ。特に俺の身体に当たる2つのアレだ。柔らかすぎてどうにかなりそうになってしまう。いかんぞ俺。煩悩を打ち払うんだ。
「また、お兄様と一緒に寝れて深雪はとても嬉しいです」
「それは良かった」
「お兄様も嬉しいですか?」
「ああ。俺も可愛い妹と寝れて嬉しいぞ」ナデナデ
「良かったです...」ギュッ
深雪はさらに密着してくる。これはまずい。主に俺の理性が。どうにかなる前に俺は寝ることにした。その前に俺は深雪の寝顔を見る。
「...んっ...お兄様、大好きです」スゥ...
深雪は嬉しそうな顔をしながら寝言を言い、俺の胸の中に顔をうずめた。
「可愛い寝顔だな...俺も深雪のこと、大好きだぞ」ボソッ
俺も小さな声で深雪にそう言ってから眠りについた。
「あらあら...2人とも仲がいいわね。ふふっ...」
「本当だな」
八幡と深雪の両親は嬉しそうに共に抱き合って寝る八幡と深雪の姿を部屋のドアから覗き、そう呟いていたのだった。
...続く
ー 軽い設定 ー
比企谷八幡は高2。深雪は高1の設定です。
深雪は入試オール満点で八幡の通う総武高校に進学。そして重度のブラコンでお兄ちゃん大好きっ子である。八幡が女の子と一緒にいるところや喋る所をみると凄い冷気を出す。(決して魔法を発動したとかではない)宥めるには八幡が頭を撫でてもらうほかはない。
比企谷八幡は原作通りで奉仕部に入部。シスコンであり妹の深雪を溺愛している。
ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
それでは次回もよろしくお願いします。