人類の片翼   作:雪楓❄️

8 / 12
この話書くにあたって、7巻を見直してたんですけどやっぱり悲しくなりましたね…。

リヴァイ班の死に方が本当に嫌で、あまり読み返してなかったんですけどこの話書くのに必要だったんで読んだんですけどやっぱり無理でした…,,


進撃の巨人、好きな作品なんですけど結構重要キャラが死んでいくのであまり2度見ることないんですよね。
重要キャラが死ぬからこそ、多分面白いんだと思うんですが。



前書きが長くなりましたが、それでは本編へレッツラゴー!


7話

「……しっかし、肝心の中身さんはまだ出せないのか?何やってんだよ、リヴァイとミケは…」

 

「……まぁねぇ。あれ、かなり硬いから幾らリヴァイたちでも硬化された後だとかなり厳しいと思うよ」

 

「………えっ!?うわぁ、なんだソラか。突然出てこないでよ」

 

ハンジは独り言のように呟いたはずのものに、後ろから返答されたため無駄に驚いてしまった。

木の上にいるとはいえ、ここは壁外。急に話しかけられれば、必要以上に驚くのが必然的である。

 

「…それでソラは何をしてるんだい?」

 

「エルヴィンにわざわざ補給を命じられたから、補給して戻ろうと思ったらハンジが面白そうな独り言呟いてたから話しかけたってところかな?」

 

「……あぁ、そう」

 

ハンジ含め調査兵団の殆どが忘れていることだが、ソラは戦闘面以外何かしら抜けていることが多い。

天然という言葉では言い表せないほど、時として不思議な行動をすることが多い。だからこそ、リヴァイのように近寄り難い雰囲気を醸し出していないのかもしれない。

 

「ところで、ソラ。あれと戦った感想は………」

 

『きぃやあああああぁぁぁぁぁぁぁ』

 

ハンジは中身が出るまで、まだまだ時間がかかると踏みソラに女型の巨人と戦った感想を聞こうと話そうとしたが、それは大きな声によって掻き消された。

 

「…………断末魔……?」

 

「………いや、違う。ハンジ、来るよ!!」

 

断末魔のような女型の巨人の叫び声が途切れた直後、ソラの耳には地鳴りのような足音が全方位から無数に聞こえていた。

 

「……来るって何が?」

 

「……巨人がだよ!!全方向から足音がしてる!」

 

ソラがそう言ってから、巨人がやって来るまでそう時間はかからなかった。

 

「………ここは通さないよ」

 

ソラの真正面からこちらへ向かって一心不乱に突っ込んでくる巨人。

周りには数人の兵士が居るが、そちらには全く興味を示すことなくこちらへと進んできている。

 

(………やっぱり何かしたな)

 

ソラは女型の巨人を横目で一瞥すると、アンカーを射出し迫ってくる巨人へと目の前を通り過ぎる。

 

(………全く反応なし)

 

人間が目の前を通り過ぎたにも関わらず、その巨人は目で追うこともなくただ走り続ける。

 

ソラはアンカーを反対側の木へと突き刺し、すれ違いざまに巨人のうなじを刈りとる。

 

(………やばいなぁ。これは)

 

一体を倒したところで、女型の巨人へは数十体もの巨人が迫っていた。

 

「全員戦闘開始!!女型の巨人を死守せよ!!」

 

エルヴィンの指示で、周りにいた兵士全員が女型の巨人へと群がる巨人へと飛びかかった。

 

 

 

だが、圧倒的に数で勝る巨人に幾らリヴァイやソラがいたとしても少数の人間が目標を守りきるということは出来ずただ女型の巨人が食われていくのを見ているしかなかった。

 

「全員、一時退避!!」

 

エルヴィンの指示により全員が木の上に移るが、そこから見えた景色は最悪なものだった。

あれだけの損害を出してまで捕獲した女型の巨人を、なんの利益も得られないまま巨人に捕食された。

ここにいる兵士の疲労は、半端なものではない。

 

(………もしかして……………)

 

ソラはエルヴィンの言った嫌な予感がこれで終わったとは思えず一刻も早く班へと戻ろうと思った。

 

「………エルヴィン、もしかしたら女型の巨人はまだ……」

 

ソラはリヴァイと共に居たエルヴィンの元へといき、自分の脳裏に掠めたことを話そうとした。

 

「…あぁ。ソラ、一刻も早くエレンの元に向かってくれ。リヴァイは補給したらすぐに向かってくれ」

 

「りょーかい。リヴァイ早く来てね」

 

「………チッ……わかった」

 

ソラは班の元へ、リヴァイは至急補給をしに向かった。

 

 

 

 

 

 

(………さてと、みんなはどこに居るんだろうか)

 

リヴァイから大方の方向は聞いてはいたが、この広い森の中で相手を探すというのはかなり至難の業である。

 

パシュゥゥゥゥ

 

(…………あれは誰?)

 

そう遠くない、ソラの前方から放たれた煙弾。そして、その煙弾に返答するようにそ奥からもう1つ煙弾が。

 

(……………不味い!!)

 

ソラは思いっ切りガスを吹かし、目の前の人影へと追いかけた。

普段から立体機動の速度に関していえば、リヴァイよりも速いソラ。だが、ソラが今出している速度は普段よりも格段に速く、その操作は荒々しい。

 

(………あれの格好は調査兵?いや、それにしては、怪しすぎる。)

 

全速力で森を駆け、ソラは漸く目の前の人影を捉えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん!リヴァイ兵長…………イヤ違う…ソラ副兵長でもない…誰だ?」

 

グンタは目の前からやって来た人影に戸惑っていた。

だからこそ、1歩反応が遅れたのかもしれない。

 

キィンッ

 

「……えっ?」

 

突然、自分の目の前に横入りする人影が現れたと思ったら突然鳴る刃が交錯する音。

 

「……危なかったね、グンタ。」

 

「ソラ副兵長!?」

 

グンタは突然ソラが現れたことに驚き、その足を見てソラが来なければ自分はどうなっていたかを悟った。

 

「……みんな…来るよ。エルド、班全員でエレンを連れて本部の方に!!あいつは私が始末する」

 

「で、でも!ソラさんその足じゃ!」

 

ペトラだけではなく班員全員が同意見だった。

先程グンタを守るさいに、一瞬抜刀が遅れソラは足を少し斬られてしまっていた。

 

「………いいから、早く!!私のことが信じられない?」

 

そう言ったソラの表情を見て、もう誰も反論出来なかった。

 

「…………ソラさんの勝利を信じてます!どうかご武運を!!」

 

ペトラの言葉にソラは片手を挙げて答えた。

 

(………さて、どうするかな)

 

班員が全員本部の方へと飛んでいくのを確認して、眩い閃光とともに現れた女型の巨人と再び相見えるソラ。

先程とは違い万全の状態ではないが、それはあちらも同じ。幾ら、エレンよりも練度が上だとしても1度あれだけ疲弊した後にもう一度巨人になっているということを考えれば先程よりも弱体化しているのが普通。

 

(………四の五の考える前に削る!!)

 

ソラは、女型の巨人に触れられないギリギリの木にアンカーを突き刺し女型の巨人との距離を一気に詰めその勢いを殺さぬように女型の巨人の目に刃をぶち込む。

 

ソラは手を緩めることなく、女型の巨人に硬化の暇を与えぬように斬撃を浴びせ続けた。

 

(………これで落ちろ)

 

ソラは思いっ切り木を蹴り飛ばし、女型の巨人の膝裏を切りに行こうとした………。

 

ブシュ

 

「………やばっ」

 

先程斬られた足のことを完全に忘れ、動き続けていた結果足の傷口が開き血が溢れておりもはや力が入る状態ではなかった。

 

(…………あーあ、私も終わりかなぁ)

 

片目だけ修復を終えた女型は、無残にも地面に這いつくばっているソラを見るとそのまま足を振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




戦闘描写が下手…。
自分でも書いててわかるんですけど、上手くならない……。

ここ2日ぐらいでお気に入り数50ぐらい増えててとても嬉しかったです!!

それではまた次回〜
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