忍者で勇者ってもうこれわかんねぇな   作:鈍足ハイカー

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日間ランキングに載ってる……ッ!?
初めて載ったのでとても嬉しい

思った事
タイトルに淫語使ってると目立つな……。
淫語ってなんか目に入った瞬間、ん?ってなるんですよね
これって………勲章ですよ


五話

「こいつら、霧隠れの中忍ってとこか………」

 

「ごめんなさい。一人、口が使えませんね、これ」

 

俺がぶっ飛ばした、かっこいい忍者の一人の顔面は結構重症だった。話す事も出来そうにない。本来なら二人を拷問して情報を集め相違点や一致している所から嘘などを見抜くんだけど……

 

「こいつらはいかなる犠牲を払っても戦い続ける事で知られる忍びだ。口を割るとは思えん(コイツ……普通に拷問する気だったな?)」

 

「………何故我々の動きを見きれた」

 

「何言ってんの?ここ数日は晴れだ。水溜りあったら怪しいだろう?」

 

「ま、そういう事」

 

「ていうかカカシ先生何で身代わりしたの?」

 

「確かに俺が本気ならコイツくらい瞬殺できる。……だが知る必要があったんだよ。この忍びのターゲットが誰であるかをな」

 

「あー、そういう。理解しました」

 

「?どういう事だ?」

 

依頼人のタズナさんとナルト、サクラが疑問を持っているが……

 

「つまり。狙われているのはあなたなのか、それとも我々忍びのうちの誰かなのか……という事です。」

 

忍びの俺たちが狙われる要因としては……有名なカカシ先生や九尾の狐を封印されているナルト、最後のうちは一族のサスケぐらいだな。意外と俺たちが狙われてたって可能性もあるのか。

 

「我々はアナタが忍に狙われているなんて話は聞いていない。依頼内容はギャングや盗賊など、ただの武装集団からの護衛だった筈………これだとBランク以上の任務だ。依頼は橋を作るまでの支援護衛という名目だった筈です」

 

「?どういう事だってばよ?」

 

「簡単に説明すると………俺たちはこのじじいにチャーシュー麺を頼んだ訳だ。それなのにこのじじいが俺たちにただのラーメンを出した。………つまりぼったくりだな。」

 

ここで言うチャーシューとは敵対する忍びが居ない安全って所か。我ながら謎の例えだな。これではわからな---

 

「わかったってばよ!」

 

「えぇ?(驚愕)」

 

見栄を張ってる訳でもなく本当に理解した様な顔をしている………頭がいいのか、バカなのか……この場合はバカだな。ラーメンバカ

 

「敵が忍者であるなら高額なBランク任務に設定されていた筈。何か訳ありみたいですが……嘘をつかれると困ります。これだと我々の任務外って事になりますね………少し荷が重いな」

 

「大丈夫だってばよ!そんなの俺がいればッ」

 

「………ナルトお前さっき恐怖で動けなかっただろう。次の標的がヤマメだったから良かったがお前が死んでいてもおかしくはなかったんだぞ」

 

「ッ」

 

カカシ先生の言うことも最もだな。まぁ最初に本気で来る忍者を相手に戦えって方が無理な気がする。まぁこれを反省して改善しなくちゃ忍びとしてやっていけないだろう。

 

「まぁ、慣れればいいでしょう?この任務はそれに慣れる為の物って事ですよね?流石に忍者じゃなくて盗賊程度の相手だとは思いますが」

 

おそらく下忍に対する教育方針の一種だろう。どんなに模擬戦や成績が良くても実戦で戦えなきゃ意味がない。異世界でも同じ様に洗礼として動物や盗賊を狩った記憶がある。

 

「確かにそうだな。帰ってCランク任務でも受け直すか」

 

「…………やる」

 

「ん?」

 

「意地でもやってやる!次は動く!絶対に!だから!ッ」

 

いい気合いやこれは。確かに続行するのも手だな。精神的成長も望めるし、下忍の最初から忍者と戦うのもいい経験になるだろうし。カカシ先生はどうするかね。

 

「……………いいだろう。任務続行だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「儂は超恐ろしい男に命を狙われている………」

 

「超恐ろしい男……?」

 

サクラが聞き返す様に繰り返す中、俺はある答えに辿り着いた。

……………まさか大蛇丸ッ

 

いや待てよ……奴はバイではあるが、オジ専ではない筈。このじじいを狙う理由がないな。奴が狙うならショタ、若しくは若い女だと聞いている。

 

「………あんたらも名前ぐらい聞いたことがあるじゃろう。海運会社の大富豪。ガトーという男だ」

 

何処かで聞いたな…………あー親父が言ってたな。アイツのせいで海産物が仕入れにくいから魚介系スープに手を出せていない……とか言ってたな。

 

「表向きでは海運会社として活動しとるが、裏ではギャングや忍びを使い麻薬や禁制品の密売……果ては企業や国の乗っ取りといった悪どい商売をしている男じゃ………」

 

うわー真っ黒。

 

「一年ほど前、奴は財力と暴力をタテに波の国に入り込んで来た。そしてあっという間に島の全ての海上交通、運搬を牛耳ってしまったのじゃ」

 

「それがじーさんを狙う理由にどう繋がるんだ?」

 

「うむ。島国国家の要である交通を独占し今や富の全てを独占している奴がその国に出来る新たなる交通。島と大陸を繋ぐ橋を作られると商売の邪魔になるのじゃろう」

 

成る程。確かに島国なら船を使わないといけないし、その船を独占すれば儲かるだろうな。それなのにタズナさんが橋を作ると船の必要性が落ちて儲けが無くなる……と

 

「しかし分かりませんね。相手は忍びすら使う危険な相手……何故それを隠して依頼されたのですか?」

 

「波の国は超貧しい国で大名すら金を持ってない。もちろん儂にも高額なBランク以上の依頼をする様な金はない!」

 

清々しく金が無いって言い切ったなこのジジイ。

 

「まぁ……お前らが任務を辞めればワシは確実に殺されるじゃろう……が」

 

「が?」

 

「なーにお前らが気にする事はない!ワシが死んでも10歳になる可愛い孫が一日中泣くだけじゃ!あっ、それに!ワシの娘も木の葉の忍者を一生恨んで寂しく生きていくだけじゃ!いや、なに、お前達のせいじゃない!」

 

えぇ?人間のクズがこの野郎………まぁ押し付けがましいがこちらもある程度、依頼を続行する事が決まったし。しっかし太えじいさんだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

波の国は島国だ。大陸の火の国から行くには船に乗る必要がある。しかしその船もガトーに牛耳られている訳だから……仕方なく小さい船で波の国に渡ることになった。

 

「船……か……」

 

「どうしたんだってばよ?」

 

「そういえば船って(この世界では)初めて乗ったなーって」

 

「俺も!俺も!他の国に行くのもワクワクするってばよ!」

 

「こ、コラ!静かにしてくれ。この霧に隠れて船出したんだ。エンジン切って手漕ぎでな。ガトーに見つかったら大変なことになる。」

 

「「…………ごめんなさい」」

 

異世界での船の思い出と言えば、やはり豪華魔導客船で魔族の船を沈没させた事だろうか?あの時は凄かったな。賢者が魔法で魔族の船の周りを凍らせて、それから豪華客船に乗っていた客と共に相手の船に向かって大量の魔法を放ちまくる。戦争だって言うのに緊張感もなく、楽しく完封できた。

 

賢者は凄い奴だ。魔法では右に出るものはいない。力こそ無いけど体術も達人級。本当にお前平和な国で生まれたのか?ってぐらいには強い。

 

俺は勇者としてスペックは高いが、魔法は賢者や魔法使いに劣るし、剣術や体術も戦士に劣っていた。まぁそれを補って余りある色んな能力があるけど。

 

またアイツらに会いたいなぁ………出来なくも無いけど、下忍になっちゃったし……抜け忍になってまで会いに行くのもなぁ。長期の休暇……それも一年ぐらいの休暇が欲しい。それだけあれば行き帰りが問題なくなるんだよなぁ。

 

「そろそろ橋が見える。その橋沿いに行くと波の国がある」

 

船の先、霧で見えにくいが大きな作りかけの橋が見えた。これだけの橋を作っていたのか………このジジイが名人を自称するのも頷けるな。

 

 

 

 

 

 

「オレはここまでだ。それじゃぁ、気をつけろよ」

 

「ああ。超悪かったな」

 

「送っていただいてありがとうございます。」

 

船で送ってくれたおじさんに礼を告げ、俺たちはタズナさんの家に向かった

 

「よーし!ワシを家まで無事、送り届けてくれよ」

 

「はいはい」

 

あーあ、波の国に入ったから襲撃されるんだろうなぁ……あのかっこいい装備の忍より強いんだろうな。嫌だ嫌だ。

 

 

 




前書き書いた時より順位が上がってた
((((;゚Д゚)))))))

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