フルダイブ型VRゲーム IS-インフィニット・ストラトス 作:一服
持病の9割書くと満足してそのまま放置する病が再発してたんだ・・・
相変わらずこの作品は伸びないが書いたぞ・・・
というわけで今回のお話。
ルジュウェ 直訳でおもちゃ箱 らしいです。
今回はシャルロットさんの話。
父親から呼ばれたわけではなく自分からデュノア社を選んだ。
常に間合いが変わる武器って厄介だよね。
間合いをつかんだと思った瞬間には変わってて二度と同じ戦術は登場しない。
ここはギリギリ宇宙にできた特別な試合会場。
ボクが向かい合うのは例のラスボス。
今日だけで3回目の挑戦だ。
『3』
息を吐いて思いっきり吸う。
『2』
限界より少し下くらいで息を止め
『1』
銃を構える。
『試合開始!』
試合開始直後、スナイパーライフルを開幕ブッパ。
1発撃っては格納し別のスナイパーライフルを呼び出すことで格納庫内で自動リロードする仕組みだ。
ある程度撃ったらその場に捨ててアサルトライフルを展開。銃弾をばらまきながら近づく。
近づけば暮桜は雪片を呼び出し斬りかかってくる。
それは腕パーツをパージしてそれを盾にする。
腕パーツを斬って一瞬空いた隙に上に構えた素手に大きい腕パーツと大剣を呼び出し装備。
大上段の構えになった大剣を振り下ろす。
長いと言うことは威力もあると言うこと。
相手も雪片で対抗してくるがこちらが上をとっている。
だが打ち合っていた大剣と腕パーツを捨てて右に避ける。
斬り合いには興味がない。
小型の腕とナイフを2本呼び出し突き刺しにかかる。
避けようと移動する相手に突き刺す直前で両方レイピアと交換すれば、ほら当たった。
レイピア2本を刺しっぱなしにしたままショットガン2丁を1発ずつ撃って格納、自動リロードするのに任せる。
反動で上に上がった腕にハンマーを装備しその場で縦に大回転。
かわされた。だが、勢いにのせたハンマーを投げつけてその隙に右腕にパイルバンカーを展開。
ハンマーを避けるために移動した暮桜の手を取ってそこに1発。
2発目を叩き込む前に雪片で腕パーツを切断された。
腕パーツをパージして、そのまま後退。
このときに左腕には大盾を忘れない。
十分に離れた所で暮桜が輝き出す。
これで取り敢えず6割。
チャレンジャーと言う2つ名のプレイヤーが初めて到達して以来、何人もの人がここまで到達したが残りの4割を削りきった人は皆無。
光が収まるとそこにはいくつかのブースターを新調して雪片を2本構えた暮桜の姿があった。
これは第2形態。次の段階へ移行した暮桜の真の姿だ。
つまり最初の6割は前座。
ここからが本番と言うこと。
今の装備を全てパージ。
速さには速さで対抗する。
スピードガンナー用の装備に変更した
次の瞬間
ゴゥッ!と音がしたと同時に暮桜が目の前に出現、だが慌てる必要はない。
数歩後退、ギリギリで回避する。
そのまま後退しながらショットガンを撃つ、
右にロールして回避され、ついでと言わんばかりに刀でショットガンを切断された。
ショットガンを捨てながらこちらに近づいてくる暮桜の胴体めがけてシールドビット射出。これで距離が稼げる。
あわよくば当たれ。と思ったシールドビットは暮桜が小刻みにブースターをふかすことによってことごとく回避された。
わずかな隙でバズーカをありったけ発射。
それとガンビット、ソードビット展開。
おまけにナイフもプレゼント。
ダメだ、相手が速すぎてついていけてない。
瞬く間に斬り伏せられた。
ランスを展開、突貫。
避けられた、しかしスラスターをふかして強制的に方向転換。
ダメになったスラスターをパージしながらランスの射出機構に点火、射出。防がれた。
ランスの持ち手にエネルギー供給、ビームサーベル展開。エネルギーブレードとビームサーベルが衝突し火花が散る。続けて2合、3合と続いたが、4合目でついにエネルギーの過剰供給でビームサーベルが壊れる。
武器はあれが最後だった。
仕方がないので腕を一番大きい腕に変えて拳を握る。
対物理に特化した巨大な両腕と2本の雪片がぶつかり合う。否、雪片が切り裂いていく。
大丈夫、策はある。
半ばまで斬られた所で腕をひねり刀を固定。
ラウラから預かっていた使い捨てのAICで空間にさらに固定。
最後まで残していた小型の両腕で雪片に触れる。
「その刀、もらってくよ!!」
まばゆい光と共に雪片は己のものに
なることはなかった。
蹴りを1発もらい、AICの効果から逃れた凶刃によって耐久度がぴったり0を指し示して試合は終了した。
「またダメだった~。」
シャルは机にうなだれる。
「最後の最後で裏切られたな。」
ラウラが試合の動画を見ながら言った。
「暮桜のあれはやっぱり通常武装ではなくてワンオフアビリティー由来の武装でしたのね。」
セシリアは紅茶を飲んでやっぱり甘くないですわねー。と続く。
「シャルのラファールにある強制格納能力はワンオフアビリティーには効かいもんねー。」
シャルの前に挑戦した鈴はテーブルに突っ伏して紅龍の修理状況を見ていた。
「戦闘中に無い物ねだりするのはもうイヤだからやっぱり次からはいつもの装備でいくよ。」
やっぱりいつものが1番だと思うシャルであった。
ラファール・ルジュウェ フルカスタム
オモチャの意味をもつ。
その名前を表すように武装装備数は現存する全機体1位。
腕のパーツすら消耗品として使い捨てるため、逆に大中小の腕パーツを作り、種類ごとに3つ格納してある。
空いたスロットは反応速度の上昇に使われているため、装備数が減れば減るほど武装転換が速くなる。
空になったおもちゃ箱には何をいれる?
遊んだおもちゃ?それとも自分の捨てたおもちゃ?
答えはノー。
正解は新しいおもちゃを格納する。
具体的には相手が使ってる武装を格納することができる。
ただし、弾丸やレーザー、ISコアに近い部品もしくはワンオフアビリティーに由来する武装は格納できない。
普段はサブアームを展開して上に放り投げた武器をキャッチして更に使い回す。
かなり雑な戦闘になったが許してくれ。