フルダイブ型VRゲーム IS-インフィニット・ストラトス 作:一服
間に合った!
それなりに人の多かった駅から出ると、目の前には学園があり、タバネさんがすぐ説明をした。
「左側の大きな建物が学生寮で、マイルームみたいな扱いだね。プレイヤー個人の部屋が割り当てられてるよ。部屋のレイアウトを変えたりキャラクターの着せ替えもできるけど今は何もないね。」
「となりの少し小さい建物は学内購買だね。マイルームやキャラクター関連のアイテムを主に取り扱ってるよ。」
「真ん中の一番大きな建物が学校だよ。やろうと思えば大学までの授業も受けられるけど、ほとんどはチームルームになってるね。チームについてはあとで説明するね。」
「右側の一番賑わってる建物がIS関連の建物だね。中には試合会場を初めとして、PvPとPvEのバトル受付、ミッションの受発注、IS用のハンガー、パーツ売り場、機体の塗装なんかまでやってるね。」
「ここで使われるお金は携帯アプリを入れておけば現実からチャージしたり、逆に現実の方に持ち越したりもできるから後でダウンロードするといいよ。」
「さて、ここまで来たら君のISを見ていこうか。IS学園は日本国内にある施設だから初期機体は現在打鉄に決まってるんだ。」
「打鉄は今ある第二世代機の中でも防御力そして攻撃力に優れた機体なんだよ。見てわかる通りスロットの7割を外付けのシールドアーマーに振って残りは射撃武器と高火力の近接武器で構成されている機体だね。」
「外国の機体だと、オールラウンダーのラファールリヴァイヴ、スピードタイプのラピットアサルト、面白いところだと近接特化の武神参式。なんて言うのもあるよ。他は、まあ似たようなものかな。」
「でも初期機体もいいけど結局は試行錯誤しながら自分にあった機体を作るのが一番だね。自分だけの機体、自分だけの戦術、その先にワンオフアビリティが存在している。それこそがゲームクリアの鍵を握っているといっても過言ではないよ。」
「さて、ガイドの最後はあの宇宙まで延びている塔に行ってみようか。そこにこのゲームのグランドミッションが待ってる。」
「さぁ、エレベーターに乗って。最上階であの子が待ってる。」
「ここが最上階だよ。本当はここは宇宙空間なんだけど今回は特別に何も装備しない状態でも招待してあげる。」
「そして、この子がこのゲームの最後のボスにして現実世界で最初の機体。その名も『暮桜』どう?最高にかわいいでしょ?私が世界を変えようとして作った最高傑作なんだ。」
「君たちプレイヤーはこの機体を打倒しなければ現実世界のISは一生夢物語。」
「さあ、これで私のガイドはおしまい。
後ろのエレベーターから降りると本格的にゲームが始まるよ。」
「私は待っている。このゲームがクリアされる日を。
私は待っている。誰かが私の期待に応える日を。」
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ファーストミッション 最初の課題にして最後の試練
をクリアしました。
クリア報酬として学生証と学生寮の鍵がプレゼントされます。
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これでプレイヤー全員共通のファーストミッションは終了です。
プレイヤーの皆様に楽しいISライフが待っていることを期待しております。
前回の話はプログラムのタバネさん
今回の話は本物の束さんが担当してました。
本物といっても録音していた音声を流してるだけなので本物と言っていいのかどうか。
暮桜
プレイヤーが使うISより格段に上の性能を持つIS
最低でも宇宙空間に出ても平気で、なおかつゲーム内のこの子に勝てるくらいじゃないと束さんの子ども達はあげないよ!せいぜい頑張りなー!