フルダイブ型VRゲーム IS-インフィニット・ストラトス 作:一服
せっかく人気のゲーム始めたのになんかストーリーとは関係ない所で遊び始めちゃう人たちが多い国。
IS内国家 中国
フンッ! ハァッ!
セイッ! ヤアッ!
中国では常に武術の習得のため訓練が行われていた。
「いいかお前たち!ISの操作も結局は操縦者の実力が大体を締める!」
「オスッ!」
教官は訓練生の前を歩きながら説明を続ける。
「いかにISが高性能なものだとしても操縦者がショボければただの鉄屑と代わりはない!!」
「オスッ!」
「そこで!我々は武術を習得することで、いかなる場面においても自分の実力を疑わず結果を出せるのではないかと考えた!」
「そして、その推理は正しかった!!」
「勝率の低かった訓練生に棒術の訓練を積ませ、武器の取捨選択を減らし再度戦わせた結果、いかなる場面においても勝率30%アップを果たしたのだ!!」
訓練中の生徒たちからおぉ!と感嘆の声が上がる。
「そして、その結果を元に作り出されたのが今の武神機である!こいつは武器と装甲を減らし極限まで人の形に近づけることで習得した武術をそのまま再現することができる機体だ!」
「オスッ!師範お願いします!!」
教官は武神機に乗り込み演舞を始める。
それは訓練が始まる前に見せられていた生身の演舞と遜色ない形で再現されていた。
「このように訓練を重ねればISと一体になり自分の体のように動かすこともできる。」
「オスッ!」
「つまりお前たちは今武術を通してISを操作しているのだ!!」
「オスッ!」
「いいか!お前たちは今、体でISを学んでいるのだ!!」
「オスッ!」
「あと三日で試験があり、それを合格するものにしか武神機は与えられない!!」
「オスッ!」
「そして、合格できなかったものにはアメリカから輸入してきたラピットアサルトに乗ることになる!」
「オスッ!」
「よし!それでは、今日の訓練を終了とする!」
「オスッ!師範ありがとうございました!!」
今日の夜の部の訓練が終わり師範が訓練場を後にする。
「はぁ、俺なにやってんだろう。」
「だよな、ISに乗って爽快バトルが出きるって聞いて始めたはずなのにな。」
「でも掲示板で見たらほとんどの人がそのまま武神機もらえるって書いてたぞ。」
「一週間ゲーム内で拘束されてもらえなかったらそれこそクレームもんだよ!」
「でも、掲示板にはそんな悪いことかいてないのが不思議なんだよなぁ。」
訓練生たちは愚痴りながらログアウトしていく。
3日後
「お前たち、1週間よく頑張ったな!」
「オスッ!」
そこにいた訓練生全員が武神機をもらいその操作性に驚いていた。
「確かに体にしっくりくる。」
「すげえ。ISの補助がついてサマーソルトまでできる。」
「俺なんて地面に手をついて回し蹴りもできるぞ!」
「これまでの訓練は決して無駄にはならない。武神機は近接格闘特化の機体だからな。ISを渡してはい、さようなら。では勝てるやつなんて早々いない。」
「だから、1週間だけでも体の動かし方を教え込みとっさの判断に対応しやすくしたのだ。」
「これで基礎訓練は終了とする。これから、希望者だけ有料で武器の訓練をやりたいと思うが参加希望者はいるか?」
そこからは訓練生ではなく1人のプレイヤーとしてそれぞれが道を決めていくのであった。
武神機
中国の標準IS。驚異の運動性能を誇る。
ハイパーセンサーの感度を一時的に高めることで弾丸をつかむ行為まで可能にする。
武器は様々あるが1つか2つ装備するだけにしてあとは突っこんでから考えるタイプの機体。
言ってることは正しいけどそっちに一辺倒になりすぎてもはや別ゲーになってない?
中国でゲームを始める人は全員1週間から希望者は1ヶ月までの訓練生期間を卒業することでやっとISに乗れる。
一番チュートリアルが長い国。
このチュートリアルで格闘技をならい始める人もいる。
ちなみにプロの格闘家は大体中国に行く。
俺に敗北を教えてくれ・・・。が口癖の修羅の国。
全世界から好きな国家、企業を選んで人が来るので
訓練場は複数あり、師範クラスになった人が暇なときに指導している。だから師範はいろんな人がいる。
初心者層、中級者層では上位を占めている割合が多い。
上位者層からは明らかに普段から銃を撃ってんだろお前みたいな人や、お前今まで何人斬ったの?って人が多いし、トップランカークラスになると何やってるかよくわからないやつがいっぱいいる。
合格できなかった人に渡されるラピットアサルトは、お前ちょっと武神機に乗って武術するのは向いてないからこっち乗った方がいいよー。って先輩からのツンデレなアドバイス。
武器の訓練は武器の代金あり、参加費あり。
機体の代金は訓練生の参加費や師範やってる人たちの資金で賄われている。