好きな子と混合ダブルス組むために全国トップを要求された   作:小賢しいバドミントン

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これでやっと麗暁&紅運戦ラストです。

…やっとか。


決めろ

サーバーは綾乃、レシーバーは紅運。悪くない組み合わせだ。

麗暁(リーシャオ)紅運(コウウン)のペアは従来のミックスダブルス同様、男子がレシーバーの時でも女子が前に構えている。故に多少浮いた球を打っても激しいプッシュが来ることはない。

 

もっとも、今の綾乃にとってサーブミスなどは縁もゆかりもない。

 

ショートサーブ、上げられるロブ、それを弦羽早が打つ瞬間に試合が大きく動き始める。

 

もはや弦羽早の集中力、綾乃の体力は風前の灯と化している。こういった状態では無我夢中に力の限り打ってネットに引っ掛けるか、あるいは楽なドロップショットやクリアーを打ちたくなるのが人情。

だが逃げない。弦羽早はその存在を意識する事のできたゼロポジションをこれでもかと利用して、スマッシュを麗暁のバックハンドへと叩き込む。

 

それを前に押し出す様にしてストレートのドライブで返すと、予想通り綾乃が詰めてくる。

 

綾乃は二回ほどコントロールの難しいバックへと鋭いプッシュを打ち込むと、三回目に返って来たシャトルをトンとネット前に落とす。いくら麗暁とはいえ、ミドルコートでラケットを振った直後に届く距離ではない。

だが綾乃の行動を読んでいた紅運が麗暁の前に入り込み、二階で試合を見下ろしているヴィゴと有千夏も顔を上げる程の高いロブを上げ時間を稼ぐ。

 

ここまで高いロブだと落下速度が速くなるのでタイミングを合わせにくい。ジャンプは危険だと、足を付けた状態で目いっぱい体重を籠めた弦羽早は、トンとドロップショットを繰り出す。

 

完全に重心を固定していた二人はガクッと体がブレるが、出の速い麗暁がすぐに拾いに行く。

再び上がるロブに、弦羽早はスマッシュを打ち込む。

 

バシュン!

 

一段階速度の上がった弦羽早のスマッシュだが、その速度に麗暁も慣れて来たのかレシーブに余裕が生まれる。元々混合ダブルスの一位でもある彼女は速いスマッシュにも慣れているのは当然だが、ここに来て変化量の激しいスマッシュに対しても安定して返すのは流石の修正力だ。

 

「(ならこれは!)」

 

三回目のロブに対し、弦羽早はラケットを持ち替えて左手でスマッシュを二人の間へと打ち込む。打つ手が左手になったことでノビが良くなったスマッシュに麗暁はワンテンポ遅れるが、元々中央の球はパートナーに任せるつもりだったので関係ない。

紅運が前衛の綾乃から離れた右サイドへと球を落とす。

 

「(ここで落としても麗暁が前に出てくる)」

 

ならばと綾乃は紅運のラウンド側にハーフ球を送って一旦下がる。打ちにくいラウンドのハーフ球を攻めたのなら前でもよい気がすると、記者の誰かがポツリと呟いたが、綾乃の判断は正しかった。紅運は空中で背面を逸らしながらハーフ球の最高点でシャトルを叩く。

 

「(分かってたけど…)」

 

「(ここに来てこの二人…)」

 

「「(堅い!)」」

 

正面に差し込んできた球に対し綾乃はクロスの前へと落とす。かなり際どいサイドラインよりの球だったがそれも難なく麗暁が取り、綾乃も前で粘ったもののヘアピン勝負に勝てずにクロスのロブを上げて逃げる。

 

紅運のスマッシュを拾ってくれると弦羽早が綾乃を信じたように、今度は綾乃が弦羽早を信じてのクロスのロブだった。

紅運はこのゲーム何十本目かのスマッシュを打ち込む。流石の彼も疲れが見えて来たのか肩で息をしているが、スマッシュの質が落ちることは無い。

 

左手に持ち替えたままの弦羽早は右のサービスコートに立っており、そのサイドライン、つまりバックハンド側へとスマッシュが打ち込まれる。

だが持ち前の右足を突き出して左手で打つという神業でストレートのロブを上げそれを耐え、続く右脇腹へのパワーの乗ったスマッシュも持ち前の体幹でブレぬままロブを上げる。

 

そして三打目。

 

前衛の麗暁は手元でラケットを持ち替える綾乃の姿に気付き、すぐに声を掛けようとするが遅い。

三打目はもっともレシーブが難しい弦羽早のラケットを持つ左肩。右、右脇腹とラケットが下がっている弦羽早に対しては致命的な一撃。これが速さや重さだけではない、組み立てるスマッシュ。

だが――

 

「避けて!」

 

主語を言う暇がないのか彼女の声は切羽詰まっていた。しかしその声にデジャブを感じた弦羽早は素早く体を右に反らして、彼女のラケットを邪魔せぬよう避ける。

 

麗暁の短い髪がふわりと舞う。僅かに羽の掠ったチッという音が耳に深く残っている。

ゆっくりと振り向くと、何が起こったのか理解していないのか困惑した紅運の顔があった。おそらく鏡があれば自分もそんな顔をしているのだろうと麗暁は思う。

 

『ポ、ポイント! 22(トゥエンティトゥ)  ―  21(トゥエンティワン)

 

「…あのスマッシュを打ち返しマスか」

 

「読んでた、が正解でしょうね。紅運の組み立ては本来なら完璧だった。ラケットを右に誘い、続けて下におろす、そこから肩口に攻められたらあの速度のスマッシュは私でも返せない」

 

その組み立ては完璧だった、故に読める。そこまではまだ分かる。

だがパートナーのボディへ飛んできた球を打ち返そうとする馬鹿は普通存在しない。そんな事をすればシャトルに当たる前にパートナーの体を打つことになり、下手すればコンビ解消の事件に発展する。

 

いや、よしんば仮に当たらなかったとしても、パートナーの元へと飛ぶあのスマッシュを打ち返す為にパートナーの元へ行く瞬発力、あの速度のスマッシュを振って打ち返す動体視力はセンスの一言で済ませるにはあまりにも異質だ。

 

「(綾乃は強打に慣れてるけれど、あそこまでのスマッシュは私も打てない。おそらくあの子は視て打ったんじゃなくてコンマ単位の秒数で測って振った。ま、スマッシュ縛りしてたらそうなるか…)」

 

娘の成長にクスリと笑みを浮かべながら、有千夏は最後のラリーが始まるコートをジッと見つめる。

おそらくここで綾乃と弦羽早が取れなければ、限界に達し負ける。

 

 

 

 

最後のラリー前、綾乃と弦羽早は半ば無意識の内にタッチを交わす。

 

「(これが最後…。ここが、ホントに限界…)」

 

疲労からカタカタと震えるラケットを腕に力を入れて無理やり抑えながら、綾乃はジッとレシーバーである麗暁を見つめる。彼女は視線だけで射殺せるかというほどの覇気を籠めてサービスラインギリギリいっぱいまで立つ。

 

ネット越しから詰められるプレッシャー、グッと前に寄る重心、マッチポイント。

これは麗暁の掛ける脅しだった。この状況でなおショートサーブをしてくるのなら来い。ただし”私はロングを待っている”と彼女の圧はそう語っている。

 

スポーツにおいて重要な精神。そこへのプレッシャーを与えるのは何もプレイ中の動きだけではない。こういった、構えや点数、空気感を利用してプレッシャーを与えることもできる。

 

だが綾乃の瞳はブレない。依然暗い瞳のまま、睨みつける麗暁を無表情のまま見つめ返す。

 

【……】

 

綾乃はニヤリと、口が裂けたと思う程気味の悪い笑顔を浮かべる。それにピクリと麗暁のラケットが揺れた瞬間に綾乃はショートサービスを放つ。

 

【(この土壇場で私にプレッシャーを与えるか)】

 

有千夏の娘だからこそできる技だと、ナチュラルに義理の母親を貶しながら麗暁はヘアピンにスピンをかける。

回転の掛かったヘアピンにヘアピンを返すのは部が悪いと、ロブを上げて防御の体制へと移る。

 

【(あ~、そろそろスマッシュ以外打ちたいんだけど。まあクリアーくらいいっか)】

 

上がって来たロブ球にこれまで我慢していた紅運に限界が来ていた。

 

有千夏から言い渡された条件二つ。

一つはガットの張りの強さ(テンション)を低めのラケットを使うこと。もう一つはロブ球に対してスマッシュ以外打たないこと。

 

これが守れたらそこそこ真面目に戦ってよいと言われたのでそれまで言うことを聞いてきたが、例え勝つのが目的ではないとしても負けるのは嫌だ。

とはいえドロップを交えて打ちだしたら間違いなく有千夏に怒られるので、クリアーなら許してもらえるだろうと言う甘い気持ちで放つ。

 

クリアーを想定していなかった弦羽早は完全に出遅れるが、崩れることは無くクリアーに対して同じくクリアーで返す。

 

【(…クリアー打っちゃったしドロップもいいよね?)】

 

投げやりな思考とは裏腹の覇気のある紅運のジャンプ。それに身を構える二人の前に、今度はドロップがポンと落とされる。

 

「ぐっ!」

 

弦羽早が完全に出遅れてしまったので、今度は綾乃がフォローに入って弦羽早の前のシャトルをもう一度ロブで逃げる。

二人も紅運が球種を交えて来ないのは感づいていたが、この最終局面で使ってくるぐらいなら最初から使ってきて欲しかったのが本音だ。完全に調子に乗った紅運の三打目は急いでホームポジションに戻ろうとする綾乃目掛けてのスマッシュ。

 

「ッ!」

 

綾乃はとっさに後ろに倒れながら、正面に伸びてくるスマッシュを無理やり跳ね返す。ドスンと尻もちをつく綾乃の前へ麗暁が無慈悲にもヘアピンを落とすが、弦羽早がフォローに入り更にストレートのヘアピンを送る。

 

【(綾乃が倒れてる状態で前…? 私に上げさせたいのか)】

 

ならばお望み通り奥まで走ってもらおうと、麗暁はクロスの奥へと低めのロブを打つ。

弦羽早は後ろへ走らされながらも綾乃が起き上がったのを確認すると、後方へ跳びながら無理やりドライブ気味に強い球を放つ。

 

「ここでドライブは悪手だろ!」

 

記者の一人が思わずそう声を上げた。

現在綾乃は左サービスコートのネット前でようやく起き上がったばかりで、弦羽早が反対の右奥に追い込まれた状態でのドライブ。つまり右前から左後ろにかけたラインががら空きとなっている。

そして速いショットを打つということは、当然返球も速くなってくる。これでは二人は態勢を立て直す暇もなくなる。

 

案の定、ドライブを拾う紅運は右前へとシャトルを落とす。

 

「任せろ!」

 

急いでフォローに入ろうとした綾乃の耳にパートナーの声が響いた。

後ろに飛びながらドライブを打った弦羽早だが、着地と同時に地面を蹴って重心を前に出し、全力で前に詰めていた。その無駄のない動きは、最初からそこへの球を誘っていたのだろう。

 

イノシシの如くコートの奥から突っ込む弦羽早に麗暁は慌てて後方へと引こうとするが、防御の体勢を取る前にそのボディへとプッシュを打ち込む。

 

【ッ!】

 

だが自分が狙われていると分かっていた麗暁もまたボディへのショットを後ろへ移動しながら返球する。コントロールをつける暇もなく放ったシャトルはゆるやかに弦羽早の頭上を越えた。

間違いなく絶好球だが、全速力でネット前に突っ込んできた弦羽早は体がネットに触れないよう足を踏ん張っており、流石彼も硬直状態となっていた。

 

だが彼は一人で戦っているのではない。

 

「決めろ!綾乃!」

 

彼の背中からスッと一人の少女が現れる。空中でラケットを構える冷たい瞳の少女は、世界ランキング一位を見下すようにそのラケットを振り下ろした。

 

コン…コン…

 

地面に叩きつけられたシャトルは一度だけバウンドし、コルク音が小さく二回鳴った。

 

『ゲーム!マッチワンバイ!羽咲綾乃、秦野弦羽早! 

23(トゥエンティスリー)  ‐  21(トゥエンティワン)!』

 

「嘘だろ…世界ランク一位に、勝ちやがった…」

 

まるで夢で見ているのかと呆然と呟く健太郎の声をかき消すように、記者たちと登録選手達から大歓声が沸き起こった。

弦羽早はネット前に息を乱しながら立ったまま、目を白黒させて呆然たる顔をしている対戦相手二人をジッと見つめていたが。

 

「あぅ…」

 

背中から可愛らしい声がして慌てて振り返ると綾乃が倒れ掛かって来た。

 

「おっと」

 

ゾーンに二度も入る程に集中していた弦羽早だったが、疲労から倒れ込む程ではなかった。無論今から試合をしたら小学生に負ける自信があるくらいにはもう体中の筋肉が悲鳴を上げていたが、ただ、大切なパートナーを受け止める体力だけは残っている。

 

抱き留めた彼女の顔は、緊張の糸が切れたのと共にふにゃふにゃと崩れている。そんな彼女の頭を優しく撫でる弦羽早だが、体幹の良さをいいことにかなり無茶苦茶な動きをしたツケが溜まってかバタンと後ろに倒れ込む。

どうやら受け止めらえる体力は残っていると言うのは嘘だったようだ。

 

「あたた…。ごめん、大丈夫?」

 

「大丈夫じゃない。疲れたよぉ…」

 

「そりゃそうか」

 

今日五試合目の彼女に”俺もだよ”とは言えなかった。ただよく頑張ったと彼女の頬を優しく撫でる。

 

ここに来る前に有千夏と話をしていたのが遠い昔のようだ。綾乃が自分を見下していたとか、綾乃に認められたい一心でプレイしていたことが、何もかもどうでもいい。

ただ目の前の少女が自分のペアでいてくれることが誇らしかった。

 

「イヤ~大変素晴らしい試合デシタ!」

 

パチパチと拍手に釣られて皆が顔を上げると、ヴィゴがニコニコと胡散臭げな笑みを浮かべて立っていた。

 

「改めてご紹介しマス。羽咲綾乃チャンです。彼女には是非私が主催する育成制度に入ってモライ、世界を目指してモライマス。勿論、秦野弦羽早クン。君も大歓迎デスヨ」

 

「私は…」

 

チラリと自分を抱き締めてくれる弦羽早を見上げる。

 

「(弦羽早と一緒ならいい、のかな…? でも…)」

 

自分をバドミントン部に誘ってくれた健太郎、最初はギスギスしてたがジャンピングスマッシュを一応教えようとしてくれたなぎさ。薫子から負けた時に心配して来てくれた理子、悠、空。ダブルスの練習に付き合ってくれた行輝と学。

それは決して傍から見れば強い繋がりとは言えないかもしれないが、綾乃にとっては弦羽早以降の始めてバドミントンを通じて出来た仲間だった。

 

今彼女達を見捨てて、団体戦に出ずに個人シングルと混合ダブルスだけ出て、その両方で優勝できたとしても自分の心は満たされないだろうと直感が告げた。

自分がバドミントンを通して欲しいものは、いなくなった有千夏だけではないと。

 

「綾乃。俺は綾乃に付いて行くよ、どっちに決めたっていい。ただ、自分がやりたいことに素直になればいいんだ」

 

「…私は」

 

綾乃は再度自分を取り囲む皆を見る。見知らぬ顔が沢山あったが、その中にはスポーツドリンクを両手に持って心配そうにこちらを見つめている健太郎と、少し困惑した瞳でギュッと肘を掴むなぎさ。

二人の持つリストバンドを見つめていると、トントンと弦羽早の手が肩を叩いた。

 

弦羽早はある一点を指さしており、そちらを向くと綾乃の瞳が明るく輝いた。

ずっと会いたかった長い黒髪と白いリボン、そして優しい表情で自分を見つめてくれている有千夏の姿がそこにあった。

 

「皆と…やっとバドミントンを通じて出来た友達と、一緒に全国に行きたい…。その後、弦羽早と一緒にメダルを取ってお母さんの待ってる世界に行く…。お母さんは待ってるって、約束してくれたから…」

 

綾乃はキュッと左手のリストバンドを握った。リストバンドの中にあった有千夏からの『世界で待ってる。ファイト!』と書かれたメッセージカード。

そして心の底からコートの半分を預けられるパートナーと共に、シングルスもダブルスも、彼と一緒に世界を目指したい。

 

そう答える綾乃へ、有千夏は微かに瞳を潤わせながら微笑んだ。

 

 

 

 

 

【まさか負けちゃうなんてね~】

 

【これでお前の似合わない金髪と肌ともおさらばだな】

 

【君は学生用のウェアが良く似合ってるよ。なんなら園児服も着れそうだ】

 

笑い合う二人の間には穏やかな空気などはなく、一触即発の空気が流れている。

 

【スマッシュ打たれ過ぎじゃない?】

 

【お前も、綾乃に翻弄され過ぎだ】

 

ダブルスパートナーの関係と言うのは人それぞれで、お互い励まし合うのが基本なのかもしれないが、この二人は容赦なく互いの反省点を指摘し合う。

世界ランク一位と言えど負けなしの訳ではなく、負けた試合の後は毎回こうして気まずい空気が流れている。

もっとも信頼故の行動であるが、毎回周囲の関係者を冷や冷やさせている。

 

紅運は濡れたタオルで肌を拭くと、そこには東洋人の黄色い肌が露わになり、強く止めていた金髪のカツラを取って短い黒い地毛へと戻る。

麗暁はピンを外すとたくし上げていた前髪が解放され、中性的な見た目は年相応の女性らしい雰囲気へとなる。

 

【二人ともわざわざありがとね。結構大変だったでしょ】

 

変装を解いた二人に少し不慣れな中国語が話しかけられた。二人の前に現れたのは彼女達のかつてのコーチである有千夏。

 

【ほんとだよ。汗はかいてはいけない、カツラは動きにくい。おまけにスマッシュしか打ったら駄目って】

 

【最後のラリー約束破っただろ】

 

【あはは、いいよいいよ。綾乃も弦羽早君も想像以上だったからさ。皆まで聞く必要はないと思うけど、あの子達どうだった?】

 

【まだまだ動きは甘いし改善点は多いけど…】

 

【ああ、次で会うのは世界でかな】

 

教え子二人の評価に満足げに口元を上げると、有千夏は二人と共にヴィゴアリーナを去って行った。

 

 

 




ぬわーん疲れたなぁもーん!
最後のラリーがアッサリでしたけど、これ以上書けませんわぁ。

今後もはねバドらしくバドミントンを中心に書いていきますが、一試合にこんだけ話数かけるのは多分これで最初で最後です。
この二人のペアが格上と戦う機会が少なくて、格上相手にこの二人がどうやって戦うかを考えていたら乗っていました。

麗暁のバックグラウンドがほとんど無いので紅運との関係はハッキリと決めていませんが、お調子者と静かなタイプに別けてみました。


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