好きな子と混合ダブルス組むために全国トップを要求された 作:小賢しいバドミントン
原作を一つの大きな完成された建物だとすると、二次創作ってその建物の塗装を変えたり新しい部屋を作ったり、あるいは建物は壊して土台となる設定だけを使ったりと色々ありますが、この作品はそこまで大きな変化はない方だと思います。
話の流れや展開、キャラの設定など既に用意されているものを使用している。そこで掘り下げるのはバドミントンと、綾乃と主人公の関係と限定的です。
それで話として成立しているのはほんとに面白い原作あってこそなので、アニメだけでなく原作のはねバドが好きな仲間が増えるというのはとっても嬉しいねんなって。
「(柔らかいけどちょっと堅くて、あったかい…。もしかして、膝、なのかな?)」
ずっと休みを欲していた脳がようやくひと時の休息を得て、綾乃の意識を覚醒させた。
誰の膝なのか、それは目を開けず匂いをかがなくても分かった。この暖かいぬくもりは彼の――
「つば――お父さんか…」
瞼を開いた先にある明るい世界にはパートナーの姿は無く、無精ひげを生やした穏やかな顔つきの父親がいた。
露骨に落胆する娘に父親は寂しさを抱きつつも、その根っからの心の広さは変わらない。
ニッコリと昔から好きだった笑みを浮かべて綾乃の頭を優しく撫でる。
「私…えっと…」
ファイナルゲームのラスト以降の記憶が無かった綾乃は困惑した眼差しを浮かべた。バドミントンに関しては素人の心太郎だが、彼でも綾乃の状態が普通ではない事は気づいていたので、覚えてないのか、なんて無意味な問いかけたはしない。
「よく頑張ったね」
その言葉で、休まった綾乃の脳裏に極限状態に入ってからの試合内容が思い浮かぶ。最後の最後はただ試合を続ける、その意志だけで動いていたことも。
――負けた
実感した瞬間、瞳からポロポロと涙が溢れてくる。
それは理屈や目標を達成できなかったといったものではなく、ただひたすらに純粋な悔しいという感情だけがそうさせていた。
「良いライバルが出来たね、綾乃」
「…ライバル?」
当然その言葉の意味は知っていた。
でもそれまで意識した事は無かったその単語は、綾乃の胸にストンと落ちた。
この一週間、いや、それまでもなぎさは綾乃を目標にして練習を続けて来た。入部すぐの鋭い視線も、ある時を境に優しさと警戒が入った態度も、この一週間での落ち着いた雰囲気も、全ては今日の一戦の為に蓄えて来たもの。
そんなどこまでも真っ直ぐななぎさを、綾乃は実力・精神共にライバルになって欲しいと願っており、そして彼女は全身全霊を掛けて自分を下した。
零れていた涙がゆっくりと止まり、表情が明るくなる。
横になっている手足を動かしてみる。節々に筋肉痛が走るが、動けない程ではない。
「ありがとう、お父さん!」
その笑みは母親に似ていながらも、込められた優しさは父親譲りだと、親子揃って知る者が見ればそう言うだろう
綾乃は走り出した。心の底から純粋にそう想えたライバルの元へ。
ーーーー
波乱万丈の県大会は終わった。弦羽早となぎさは小さい優勝トロフィーとメダルを、綾乃と相模原を始めとする準優勝及び三位の選手には賞状が渡され、個人シングルスは四名のインターハイ出場者を決め閉幕となった。
「弦羽早君、今日は泊まっていきなさい」
心太郎の運転する車に乗って帰る途中、二列目に座る弦羽早へそう告げた。
年頃の娘を持っていたらお決まりの"娘はやらんぞ”と言いそうなところだが、まさかのお泊りOK発言に弦羽早は驚愕の声と共に大きく口を開いた。
だがその娘も警戒心が無いのか、”いいじゃん”と父親の案に賛同する。
とは言えこれは心太郎の案では無く、有千夏から今日は泊まらせて欲しいと頼まれたのだ。それは綾乃が関係しているのではなく、今日も弦羽早の家には両親は帰ってこない。しかし今の弦羽早が一人栄養のある料理を作れると言われたら答えは否で、であれば栄養と休息も兼ねてと、どこまでもバドミントンが優先された末の案であった。
しかし妻の発言に心太郎も悩む素振りも無く頷いたので、彼も少し世間とは感覚がズレているのかもしれない。
翌日は学校なので一度家に送ってもらい手短に準備を済ませる。その際手に持ったトロフィーをリビングの棚に置いた。大きなタイトルこそまだまだ少ないものの、小・中学と掛けてゆっくりとだが手に入るようになったトロフィーやメダルが並んでいる。
一緒に家までやってきた綾乃が小さく笑った。
「これ地区大会のじゃん。なんで全国優勝のよりメインに飾ってあるの?」
棚の中央に置かれた安物の小さい優勝メダルを不思議そうに首を傾げると、弦羽早もまた困ったように苦笑して。
「初めて優勝した時のだったからね。母さんがこのメダルは絶対にここって」
「あの時はおばさんも試合を見に来てたもんね」
弦羽早の母親はキャリアウーマンだがそれはまあ気の強い人で、決勝戦での応援の騒がしさたるや綾乃も薄っすらとだが覚えている。
新しく飾られたトロフィーを綾乃はそっと撫でた。
「…ゴメンね。約束、守れなかった…。私から言ったのに、破っちゃった…」
「綾乃…」
ギュッと瞼を強く閉じるその仕草は、必死に涙を堪えて居る幼い少女のように弱々しく、同時に負けず嫌いな一面を見せていた。
弦羽早は小さく吐息を吐きながら、休憩所での有千夏との会話を思い出す。
弦羽早としては、綾乃は決して優勝しなくてもよいと考えていた。それだけなら語弊があるが、余は優勝よりも大事な、ライバルを始めとするコートの中で得られる多くのものを綾乃には手に入れて欲しかったのだ。
勿論、それ等を得られたのなら負けていいなど考えてはおらず、綾乃には勝って欲しかったという思いはあった。
優勝トロフィーを三つ揃えるだけでなく、綾乃の勝利を祝ってあげたかった。再会してからの練習の成果が出せたねと一緒に笑い合って、あれだけキツイ状態でよく最後まで頑張って勝ったねと褒めたかった。
綾乃も似たような心境であった。間違いなく今出せる全ての力を使い切ってなぎさに負けた。
それは清々しい気持ちもある一方、やはり言い様の無い悔しさがあった。
負けて良かったと思える気持ちと、勝ちたかったという気持ち。それは歪な矛盾などではなく、全てを出し切ったからこそ得られる感情。
「まだチャンスが無くなった訳じゃないよ」
「…え?」
「…インターハイ、そこで、三冠目指すってのはどう?」
声のボリュームは小さく途切れ途切れであるのは、正直なところ厳しいと感じていたから。
ミックスでは優勝トロフィーを得る自信があった。ただシングルスとなると綾乃は少しばかり尖り過ぎている気がし、自分は攻撃力が低くスタミナ配分やセオリーなどを始めとするシングス慣れが出来ておらず、その他も色々な面において未熟な点があることを自覚していた。
その不安を綾乃は自然と感じ取る事ができた。
「(自分から言い出して優勝までした癖に、全然自信無さげじゃん)」
故に綾乃は笑顔を浮かべて肯定した。
「それいいかも。じゃあ、もっかい約束しようよ。インターハイで優勝を三つ。今度はちゃんと守るから、だから弦羽早も守ってね?」
もっと自分の凄さを分かって、自信を持って欲しい。そう願いを籠めての笑顔と約束だった。
「お、おう。分かった、頑張るよ」
まさか綾乃が意気揚々と乗ってくれるとは思わず、言い出しっぺであるのにも関わらず弦羽早の方が動揺を示す。
目先のことだけ考えて励ますのはよそうと、弦羽早は少し引き攣った笑みを浮かべながら、差し出された綾乃の拳と自分の手を合わせた。
ーーーー
「もっとお食べなしゃい」
「あ、ども。じゃあ遠慮なく」
住宅地の中に広々と建てられた羽咲家は何度も来たことがあるものの、やはりこの広さには未だ慣れない。しかし案外一部屋一部屋は広くは無く、10畳~15畳程の部屋があちらこちらにあるイメージで、弦羽早はその一室で机を囲って羽咲家の面々と食事を取っていた。
年頃の男の子に沢山食べさせたいチヨーがまた台所から新しい品物を持って来たので、若干お腹がいっぱいの弦羽早だったが箸をつける。
「(…娘と孫娘の同級生の男が泊まりに来てるっていうのに、寛大というか穏やかというか…)」
綾乃の危機感の薄さは、このほのぼのとした空気に感染してかもしれない。
信頼されているのは嬉しいが、やはり心配せずには居られない。
チヨーの手作りである煮物を口に含む。味はしっかりとついているが濃すぎず、食べやすい。
「美味しいです。帰って来てからほとんど自分一人で食べてたので、つい栄養が偏っちゃって」
宮城にいる時はお世話になっていた親戚の叔母がそれはもうガツガツと食べさせてくれた。その分休日は肉体労働をさせられることが多かったが、トレーニングも兼ねてと思うと楽しかったので、やはり叔母を始めとするあの家族には感謝している。
もし叔母が自分の冷凍食品まみれの食生活を知ったら宮城から飛んできそうだ。
「凄いなぁ。あっ、そういえばこの間も、料理作ってくれたよね」
「「この間?」」
マシャシィと心太郎の重なる復唱にビクッと肩を震わせ、弦羽早は鋭い視線で綾乃を睨むが自分が何を言ったのかも気付いていない。
「あ、ああ。この間たまたま家の近くに通った時にお腹が空いたって言ったんで、作り置きのカレーを。あれ、美味しかった綾乃?」
「えっと、う、うん。美味しかったなー」
弦羽早の実話と嘘の混ざった発言にようやく気付いたのか、綾乃も冷や汗を流しながら少し露骨に頷く。
有千夏がこの場にいれば間違いなくバレるだろうが、この三人は人を疑うことが苦手なのか、あるいは見逃してくれたのか”そうかい”と笑みを浮かべて頷いた。
それからマシャシィに弦羽早が将棋に誘われボロ負けした末に綾乃にケラケラと笑われたり、クイズ番組の基礎問題の雰囲気を綾乃が”ふいんき!”と堂々と答えて逆に弦羽早が笑ったり。
存外普通に羽咲家に馴染んでいた弦羽早だったが、それも綾乃が入浴を終えて湯上りの姿になると可能な限り装っていた冷静さが損なわれた。
しかも就寝の早いマシャシィとチヨーはもう寝室に入っており、心太郎も自室に戻り、自然と自室に戻る綾乃に誘われ、弦羽早は彼女の部屋にいた。
普段は結んでいる後ろ髪は解かれ、微かにまだ濡れているのかライトによって微かに煌めく。寝巻の為当然軽装をしており、半ズボンから出ている華奢な太ももや白い滑らかな襟首は、男の邪な感情を掻き立てるには十分な妖艶さを持っている。
「(ヤバい、ヤバいヤバい。落ち着けぇ…)」
これまでの綾乃とのスキンシップはパートナーとしてのものだった。彼女に好意を抱いておきながらそれらのスキンシップに浮かれなかったのは、生粋の選手である為その線引きが上手くできていたおかげだが、こうなると話は別だ。
「どうしたの弦羽早?」
「あ、いや。綾乃の雰囲気がちょっと違うな~って」
「…ごめん、色々考えるとどうしても余裕無くなっちゃって」
綾乃の返答に疑問を抱き、すぐに互いの主語に若干のずれが生じている事に気付く。
どうやら綾乃は試合中の、包み隠さず言うならばガラの悪い自分の事を言っているらしい。浮ついた心を持つ自分へ、申し訳なさげに作り笑いを浮かべる綾乃に罪悪感を抱きながらも、しかしクラスメイトの恋愛面での話をチラホラと利く限り、やはりこの年頃、そう思ってしまうのは仕方ないと開き直る。
それでも完全には開き直れないのは真面目な性格か、恋愛に対しては小心故か。
「んっと、そんなに気にしなくていいと思うよ。本心が聞けている気がして、最近の綾乃もその、好きだし…」
「ん、ありがと」
「…あ~うん。まあ若いんだから悩め悩め」
「同い年じゃん…」
勇気を振り絞って吐き出した言葉をあっさりと流され、若干やけくそ気味になる恋する少年に、鈍感な少女は目を細めてジッと見つめる。
それから少し二人の間に無言の時間が生まれ、互いにジッと見つめ合う。負けたのは皆まで言わずとも弦羽早で、気恥ずかし気に目線を逸らす。
「弦羽早も、コートの中と今、ちょっと雰囲気違うよね?」
「そ、そう?」
「うん。なんか、軽い感じがする」
浮ついているのは事実なので軽いと言えば軽いのかもしれないが、何とも言えない評価に苦笑いを抑えられなかった。
「あ~、駄目かな?」
「いいと思うよ。リラックスするのも大事だし」
「(…やっぱズレてんなぁ~)」
額に手を当てて深いため息を吐くのを、なんとか心の中に留めて、表面上は”そりゃどうも”とだけ答えておく。風呂上がりの好意を抱く少女と二人っきりの部屋にいて、リラックスしている筈がないのに彼女は相も変わらず気付かない。気付かれて警戒されても困るのでそれで良いのだが、やはり価値観がズレていると実感する。
それから彼女はまた少しの間口を閉ざした。
弦羽早もまたどの話題を切り出すべきか時間を要したため、またも微かな静寂が流れる。
こういう時、例えばテレビ番組や芸能人などもっと日常的な話題を切り出せたらよいのだが、互いにバドミントンを除けばほぼ無趣味になるため共通の話題などは無い。
やはり今聞いておきたいなと、弦羽早から先に口を開く。
「ねえ綾乃。今、おばさんのことと、荒垣先輩のこと、どう思ってる?」
ヴィゴアリーナで有千夏と再開してから一週間、あえてこれまで聞かなかったのは綾乃の集中力を下手に削ぎたくなかった為。しかし今日の試合を終えた今、そこを気にする必要は無くなった。
ただ目を合わせただけの綾乃とは違い、自分は有千夏と会話をして明確に接している。それは弦羽早本人に原因がある訳では無いが、やはり少なからず負い目はあった。
「…お母さんの事はよく分からない。恨んでないし、会いたいと…思う」
「思う?」
それは有千夏に会いたいと泣いていた少女が言うには違和感を覚える、曖昧な言い回しだった。
「だから、よく分からないの。なぎさちゃんの試合の時は、お母さんに会うために、弦羽早との約束を守るためにって、それを支えにして戦った。でも、お母さんからの手紙を見てから…上手く言えないけど、お母さんが出て行った理由が少し分かった気がして、それで…」
心太郎から伝って、綾乃の元に有千夏から手紙が届いていたことは知っていた。それをあえて県大会が終わるまで見ていなかったことも。
「手紙になんて書いてあったか、聞いてもいいかな?」
「私に必要なのは、お母さんのリストバンドを別け合えられる仲間と、支え合えるパートナーで、私が誰かの為に頑張れることを信じてるって。多分、私は今どっちも持ってるって、信じたい…」
「うん、大丈夫。綾乃はその全部をちゃんと持ってる」
「…結局、お母さんは世界に来て欲しかったの? それとも仲間やパートナーを作って欲しかったの? 世界に来て欲しかったなら
確かにその二つは有千夏の中では繋がりがあるのだろうが、綾乃の中には明確な繋がりは無かった。
だからこそ生まれる混乱だろう。
弦羽早もまた、有千夏と実際に会って話しておらず、たった二枚のメッセージだけでは綾乃と同じ状態だっただろう。
「多分おばさんは、どっちも得て欲しかったんだよ。仲間やライバルを見つけた末に、そこから強くなって来て欲しかった。どっちかだけじゃ駄目だったんだ」
おそらくと弦羽早は頭に付けながら有千夏の心境を考える。
世界で待っているというのはコーチとしての立場の有千夏の言葉であり、仲間やパートナーを見つけて欲しいというのは母親として望んだものなのだろう。
そして後者はその末に仲間やパートナーを通して、様々な事を学んで欲しいと言う願いが籠められている事も本人の口から聞いている。
「…そっか。ちょっとすっきりしたかも。ありがと」
「どういたしまして。なら荒垣先輩は?」
これ以上有千夏については難しく考えさせるのもプレッシャーだと思い、話題をなぎさに切り替える。
「嬉しかった。初めてライバルだって思える相手。でも、次に戦う時は絶対に負けない」
とんだ負けず嫌いだと笑いつつも、その表情がいくらか穏やかになっていたので軽く胸を撫でおろす。
弦羽早は少し腰を上げて彼女の隣まで移動すると、まだ少し湿気が残っているサラサラの髪を優しく撫でる。彼女の甘いシャンプーの匂いが鼻腔をくすぐり、正直余裕はなかったが、ただそれを押さえつける強固な精神力があった。
「(やっぱり、まだ綾乃には告白できないな。ようやく自分の抱える悩みが明確化してきているのに、悩み事を増やすことはできない。それに多分、ちょっとは支えることはできても、俺だけの力じゃ解決してあげられない)」
「弦羽早?どうかしたの?」
突然寄り添って来るや、いつものように頭を撫でる彼を見上げる。何となくだが、彼がこうして突然頭を撫でてくるときは自分のことを何か考えている時だと綾乃は推理していた。
だが返って来た答えは自分に関係するものではなく。
「ん~。明日の小テスト大丈夫かな~って」
それは聞きたくもない学校の悪しき風習であった。
思えば金曜日にどれかの教科の教師が複数人、小テストを行うと言っていた気がする。
「…明日、学校休む?」
今なら全身筋肉痛と眩暈と疲労を理由に休める気がする。弦羽早も一週間は部活を控えるように医者に言われたらしいので丁度いい。
「俺、唯でさえ提出物適当で厳しいから、授業態度だけは真面目にやらないといけないんだよね」
「授業態度? …よく寝てる癖に」
「それはお互い様」
顔を見合わせてフッと笑い合った二人は、それからも教科書を開かずに話し合った。
鬼神の如きなぎさが怖かったことや、表彰式後に相模原から実家の割引券を貰ったことを話せば、あの顔で洋菓子店かと綾乃が爆笑し、それに釣られて弦羽早も笑う。
楽しい二人きりの時間はあっという間に深夜になっており、気付けば二人ともベッドを背もたれに寄り添い合うように眠っていた。
ぬわーん疲れたなぁーんもーん!
改めてこれで県のシングルス戦終わりです。
今回で投稿ラッシュが終わります。次に投稿するのはインターハイ戦の書き溜めがある程度の区切りがついてからになると思います。
とは言え今後の展開は今回のシングルス編のように繋がったものが少ないので、気まぐれに投稿したりするかもしれません。
それとインターハイ戦ですが、この予約投稿時ではまだ14巻が発売されておらず当然内容も今後の展開も分かりません。
ですので今ある巻の中で組み立てていこうと思っています。また綾乃戦は一切とは言いませんが、おそらくほとんど書かないと思います。
今回のシングルスでは綾乃の変化、弦羽早のシングルスの戦い方、二人の深まった関係性をメインに書いてきました。また、これまで弦羽早が綾乃を助ける展開が多かったので、その逆も書いたりと。
そしてこれまでも何度か書いてましたが、この大会でシングルスをガッツリ書きましたが、シングルスの方が書きやすいですね。と言うのもダブルスは速い球の応酬なので球種が制限される一方、シングルスはパターン化しにくいので割と好き勝手書けます。
どうしてもダブルスはドライブ戦やヘアピン、スマッシュなどの低い球が中心になりやすいので。
一先ずインターハイ開始までは既に書けているのでとりあえず当初の目標は達成しました。
インターハイ編をどこまで書けるか正直未知数ですが、ここまで書いたので頑張って完結を目指したいです。