好きな子と混合ダブルス組むために全国トップを要求された   作:小賢しいバドミントン

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普通に1日勘違いしてました。てっきり前回土曜日投稿したと思ってた。
非力な私を許してくれ。




県大会決勝

混合ダブルスの決勝戦はやはり予定調和というべきか、綾乃と弦羽早ペア、望と相模原ペアが上がって来た。

綾乃と弦羽早以上のダークホースが現れることはなく、運営側もこの決勝を見越してのトーナメント配置なのかもしれない。

 

打倒北小町に燃える逗子総合の監督倉石は、今日の試合内容を記録したノートを穴が開く程に鋭く睨みつけていた。

書いてあるのは自分のところのペアと、予想通り上がって来た綾乃と弦羽早ペアの試合内容。加えて録画までしているのだから本気度が伺える。

 

ただダブルスの厄介なところが、シングルス程にダブルスには駆け引きというのが存在しない。勿論全く無い訳では断じて無い。ただダブルスではある程度低い球が基本となる以上打つ球も限定的になる。少なくとも攻めている状態で、動かす為にとわざわざ高い球(ロブ)を打つような状況は早々起こりえない。

故になぎさが綾乃戦でやったような、スマッシュを温存して戦うと言った駆け引きなどは通用しない。

 

倉石はアップに入っている望と相模原に視線を向ける。二人とも今日の調子は悪くない、むしろ良い方だった。

対して決勝の相手である綾乃はメンタル面にややブレが見られた。ただそのメンタルのブレがプレイに影響を及ぼしていないのが厄介であるが、しかし本来以上の実力を発揮できる状態だとはまず言えないだろう。そこは細やかな朗報ではあった。

 

これまでの二人の試合に対して倉石はあまり指示を出さなかった。基本的に二人に任せた状態で試合に入らせ、状況によってアドバイスを送る。それは二人のコンディションを確認する為と、個人シングルスが終わってからここ二週間での練習内容を発揮できているかの確認。

だが決勝となるとそうも言っていられない。

 

「(正直まだ羽咲秦野ペアを少し甘く見ていたな。ダブルス本職の秦野がシングルスより能力が劣る訳がない。そこに羽咲の尖った動きが噛み合っている)」

 

ダブルスにおいてスマッシュが速い相手とレシーブが上手い相手。どちらが相手にして嫌かと言うと、後者であった。理由はいくつかあるが、もっとも単純な理由が疲れるから。一打で崩せない以上何度も攻撃を繰り返さなければならず、加えて点を取るために時に全力のスマッシュを連打しなくてはいけなくなる。

 

そしてこれまでの試合展開ではほとんど相模原のエースショットであるジャンピングスマッシュが男女問わずに一撃で決まっていたが、今回はそうもいかない。

 

「石澤、相模原、今から戦略を伝える」

 

「「はいッ」」

 

混合ダブルスのインターハイの枠はたったの一つ。その一つを狙う二人の返事には覇気が籠っていた。

少なくとも欠片も弱気になっていないことに倉石はたらこ唇を小さく上げながら、得点を取るパターンとしていくつかの考えた内容を伝え始めた。

 

 

 

一方綾乃と弦羽早も、健太郎からコーチングを受けていた。もっともそれは具体的な指示と言うよりも、メンタルケアに近い雑談とも言えた。出来る限り緊張状態を解す様に、特に綾乃に関しては個人シングルスで優勝できなかったことから、力み過ぎて試合に入ってしまう可能性があったので、綾乃には多く話しかけていた。

 

二人はあまり細かいパターンと言うものは決めていない。それは対戦相手を舐めているからではなく、そのプレイスタイルと合わないから。意外性が強みである綾乃に事前のパターン攻撃などは毒にしかならず、また弦羽早もシングルスを通して少しずつ綾乃寄りになってきている。

 

今日は北小町の面々も全員揃っていたが、やはりエールを送る事はできても二人にはアドバイスなどは出来ない。

故に二人は“待つ”と言うより“潰す”ように時間を過ごした。

 

弦羽早は主に理子と、今日のダブルスを話題に次の団体戦のダブルスの動きについて話しており、綾乃は基本ジッと静かにしており、話しかけて来たエレナとのり子に相槌を打つように適当に会話に混ざっていた。

 

そして決勝開始のアナウンスがアリーナに鳴ると、各々ラケットを手にコートへと足を踏みいれた。

 

「よろしく頼む」

 

「はい」

 

コートの中での口数は少なく、相模原と弦羽早の最低限の挨拶だけが交わされ、女子二人は口を開かずに、望は腕を伸ばすストレッチをして、綾乃はその場でピョンピョン数回跳ねて体を動かすだけ。

それだけお互いにこの試合に掛ける集中力の高さが伺える。

 

相模原としてもシングルスで弦羽早に負けた雪辱を晴らし、望とのダブルスを終わらせないためにも。

望に関してはこの中で唯一個人シングルスにおいて、去年に続きインターハイ出場を果たせなかったので、何としても混合ダブルスこそはと、一番静かに振舞っておきながらも勝利への渇望は大きかった。

 

綾乃と弦羽早も当然、目標である全国一位の為には一敗も許されない。リストバンドを重ね合い、最後の一戦に集中して入り込む。

シングルスとは違い最初から疲労が溜まっている状態でもない。各々の身体的コンディションには問題は無い。

 

『オンマイライト。北小町高校、羽咲・秦野。オンマイレフト、逗子総合高校、石澤・相模原。サーバー羽咲。ラブオルプレイ!』

 

マイナーな種目の混合ダブルスだが、観戦する者達の数はこれまでの試合とほとんど変わらない。そもそも混合ダブルス事態に出場していない者も、この試合を見る為にと足を運んでいたりもする。

去年の県大会優勝にしてインターハイ出場者と、今年の優勝候補の一年ペアの決勝戦は、それだけ事前から注目を浴びていた。

 

トンと綾乃の緩やかなショートサーブからゲームが始まった。

キュッと望のシューズが床を蹴る音が鳴ると、彼女はシャトルに潜り込むように体勢を低くしながら頭の高さに持って来たラケットで微かにコルクを擦らせるようにヘアピンショットを正面に送る。

 

「(いいヘアピン)」

 

少しでも浮かせない為にあえて体を潜り込ませて、際どいショットを打ったのだろう。確かに、このヘアピンをプッシュする事は不可能で、また綾乃でも白帯スレスレかつ、ネット付近に落ちるこのヘアピンに対してロブ以外の選択は取りたくない。

 

一度クロス、つまりストレートが弦羽早になるようにロブを打って様子見をする。

 

相模原のスマッシュは弦羽早の決勝戦で何度も間近で見ていたが、やはりダブルスとなると一段と速いスマッシュが来る可能性がある。となれば、数回は既に彼のスマッシュを受けている弦羽早の正面へとシャトルを送って様子見をしたかった。

 

180㎝を越える長身、長い手足と恵まれた体格。バドミントン選手にしては重量のある体を支える膝のバネは柔らかく、大きく跳びあがる彼の姿はバスケのダンクシュートをするかのように地面と足の距離が離れている。

空中でコンマ数秒ほどの刹那の溜めを作った後、バシン!とまるでシャトルが爆発したかのような激しい音がアリーナに鳴り響く。刹那、弾丸の如きスマッシュがストレートにいる弦羽早へと飛ぶ。

 

ここまでの試合、ほぼ全てキルショットとなったエースショット。しかしそのシャトルはパン!と同じく少し高い大きな音と共にストレートのロブで返された。

相模原と望に負けた選手たちの多くが、そのレシーブに感嘆の声を上げる。

綾乃と弦羽早がこれまでの試合1ゲームも落とさずに圧勝してきたのに対して、望と相模原のペアもまた1ゲームも落とさずに圧勝している。二年生の時点で優勝し、インターハイに出場していると言うことは、それだけの実力とコンビネーションを持っているのだ。

 

二撃目のジャンピングスマッシュは、互いにフォアハンドの状態となっている中央。ただそれも弦羽早が対応して、クロスへと低めのリターンロブで返す。

このクロスへのロブも、一件先程のロブとそこまで変わらないように見えるが、実際はかなりの技術を要した一打であった。

左サービスコートに立つ弦羽早は、今のレシーブを右手のフォアハンド側でクロスへと返した。フォアハンドでラケットを振った場合、当然ラケットは右から左へと振る形となるので、ラケットの面は正面、あるいは左へと向きやすい。ここから右側へと返すには面を右側へと向ける必要があり、その為に弦羽早は手首を僅かに手前に捻って角度を無理やり作り、クロスへと送り込んでいる。

 

しかし何事にも限界はあり、流石にその打ち方で大きく弧を描くロブは打てない。故に前衛の望が、シャトルの軌道線上にしっかりバックハンドの状態で迎い入れており、シャトルが当たる直前に手首を鋭く捻って、落ちるような角度のあるプッシュを綾乃の手前へと打ち込む。

 

綾乃はシャトルと地面の間にラケットを滑り込ませるようにしてドライブで打ち返すが、やや浮き気味になってしまい、飛び掛かった望のラケットが振り下ろされた。

 

『オーバー! 1(ワン)  ‐  0(ラブ)

 

「いいショットだ石澤」

 

「ありがと。スマッシュいいコースだった」

 

軽く触れあう二人の手は、まさに本物のダブルスをやっており様になっていた。綾乃も地区大会の時のように苛立ちを覚えたりは微塵もしない。

パートナーが相手にシャトルを渡し終えると、互いのポジションにつく僅かな時間にこちらも手を合わせてコミュニケーションを取っておく。

 

「楽しいよ、弦羽早」

 

「うん、俺も」

 

綾乃の中には未だごちゃごちゃとした感情で溢れている。悩みの数だけで言えば、バドミントンを再開してすぐの時よりもむしろ今の方が増えているかもしれない。

それでもこうして弦羽早とダブルスをするのは楽しく、同時に最近は安心感を覚えていた。彼が同じコートに立っていてくれる限り、自分と言う存在が肯定されているのだと。

だからこそ、悩みを忘れるまで純粋に試合に入り込める。

 

サーバー、レシーバー共に男子となり、女子は互いにサービスラインギリギリに立っていた。

 

綾乃もまた、混合ダブルスでのサービス周りの立ち位置をセオリー通りに変えていた。かつて弦羽早を見下していた綾乃は存在しないことを、バドミントンのプレイが証明していた。

 

相模原のショートサーブに弦羽早のヘアピン。元来のダブルスであれば、サーブとレシーバーが共に前に出るところだが、男子二人はすぐに後ろに下がり、女子二人が前に出てネット前でヘアピンを交わす。

綾乃のサイドラインギリギリに落ちるヘアピンに対して、望は上体を僅かに崩しながらも打つ直前に手首を捻った。

 

「(クロスッ!)」

 

反対側のネット前へと伸びるシャトルは綾乃にとって意表を突かれる形となったが、すぐに左足で地面を蹴って右へと跳び付く。しかし望のクロスのヘアピンは中々ネットを越えずに思うように叩けず、ようやくネットを越えた頃にはダブルスのサイドライン数センチ内かつネット寄りと、プロも顔負けの芸術的なヘアピンで、流石の綾乃もプッシュはおろかヘアピンも厳しく低めのロブで自分の体勢を整える。

 

相模原は自分の左頭上側へと伸びて来たシャトルを綾乃がいない反対側へドロップショット。

 

「取るよ」

 

パートナーのその声に綾乃はシャトルを追いかけようと足を踏み込むのを辞め、数歩後退して守備の状態へと移っておく。

フォローに入ってくれた弦羽早は相模原を左右に動かす様なストレートへのロブ。それは相模原にとってフォアハンド側のチャンスボールとなるが、スマッシュを警戒する戸惑いなどは微塵も感じられない。

こうなったら相模原もわざわざフルスマッシュを打つ必要はなく、つなぎの球として七割程度の力でのスマッシュを一発目に打つ。

当然のように返って来た二打目をバックハンド側へ全力のフルスマッシュを打ち込む。その緩急に僅かに体を逸らしながらもシャトルを押し出す様に再びストレートに返す。

 

「(決まらないな…なら!)」

 

三打目のジャンピングスマッシュはクロスにいる綾乃のサイドライン側、つまりバックハンド側だ。クロスに打つことはそれだけ距離が生まれ、シャトルが減速する為に決め球にはなりにくいが、しかし意表をつけば存外あっさりと一点を取れる可能性がある。

 

とはいえやはり集中した彼女相手に隙などそう突けない。飛んできたシャトルに対して激しいドライブカウンターでストレートへと弾き返す。すぐさま望がフォローに入ってネット前でタッチするが、カウンターと同時に足を前に出していた綾乃がそれをクロスのミドルコートへと軽いプッシュではたく。

それは望のカバーに入ろうと、足を進めていた相模原の反対を突く形となり、一点となる。

 

『オーバー! 1(ワン)  ‐  1(オール)!』

 

「(なんて出の速さ…)」

 

これまでも綾乃の試合はコートの外からだが見ていたので理解しているつもりだったが、いざ相手にするとなるとこの速さが生み出すプレッシャーは重い。

相模原のクロスのスマッシュからの今の一連の流れも、時間にすると三秒もないかの速い展開。また、今の望のタッチも決して大きく浮いたわけではなく、綾乃の出が一呼吸でも遅れていたらプッシュが無理な高さまで落ちていた。

 

“羽咲のプレッシャーはまず考えるな。あいつを意識し過ぎるとその時点で向こうのペースだ”

 

倉石のアドバイスの一つだ。確かに彼女の速さに付いて行こうと考えれば考える程に、頭の中が混雑して渋滞していく。

望は一先ず今の失点については忘れることとした。確かに失点の直接的なショットを打ったのは望本人であったが、今の綾乃のカウンタードライブを通してしまうと後衛の相模原の負担が大きくなってしまう。パートナーのスタミナを守った失点だと切り替える。

 

続く二点は弦羽早のショットを中心に綾乃が決める、理想的なパターンでの連続得点となった。弦羽早のスマッシュは相模原のように速くはないので取れない訳では無いが、ただ重くレシーブが浮き易い。そして浮かぶレシーブを二回続けて綾乃にパスしてしまったのは、相模原であった。

 

「すまん、また浮いてしまった」

 

「羽咲のこと意識し過ぎてない? 無理してロブ打たなくても、ドライブ使っていいから」

 

「うむ、切り替える」

 

パンと岩のようにゴツイ顔を叩いて気持ちを切り替えるパートナーに、両親がはまっている時代劇の田舎の武士を連想してしまう。彼ほど実力がありながらも、バドミントンの軽いラケットが似合わない選手もそういないだろう。

くそ真面目という言葉が似合う彼の言動に望はフッと笑いながら、ラケットを構える。

 

続くラリーも綾乃がハーフ球でロブ球を誘い、弦羽早が打つ形が作られる。

最初の低めのロブに対して、弦羽早は横に跳びながら二人の間に落ちるようにドロップショットを打ってより高めのロブを誘うと、望が弦羽早を動かす為に自分のストレート方向へと上げた。

 

「(多分石澤さんには重い球は通じにくいか)」

 

背中を逸らせて打つラウンド側と言うのもあり、弦羽早はスマッシュを避けて、一旦望にクリアーを打って一度様子見をする。

 

「(ぐっ…)」

 

弦羽早としては特に攻撃の目的でのクリアーでは無かったが、基本前を担当する望にとってわざわざフォアハンド側に打ってまでクリアーで返してくるのはいささか予想外だった。

綾乃の立ち位置を確認すると、綾乃の反対側へとクロスのカットドロップで同じく様子見。

 

ここで上げてくれると助かるのだが、綾乃がそんな優しい球を送ってくれる訳もなく、速めのカットドロップに対しても得意のラケットワークを活かして、その勢いを上手く殺してネット前に落とす。

 

フォローに入ってくれた相模原がロブを上げて、またこちらは守りの陣形となっている。

 

中々トップアンドバックにすることを許してくれないのもまた、彼らがこれまで戦ってきたペアとは訳が違うことを意味している。

大抵の選手であれば、どうしても目先の時間を得る為のロブが多く、また失点が続くと、実力差が出る速い展開を嫌って上げ癖が現れる選手は珍しくない。

 

弦羽早のドロップとスマッシュを混ぜた攻撃を数回耐え切ると、相模原が強気に出た。

 

バックハンドへと伸びて来たスマッシュに対して持ち前の筋力とリストの力を利用した荒業で、強烈なドライブで弾き返す。コースを狙う程余裕のあるレシーブではなかったが、予想外の速度に綾乃のラケットタッチがガットではなくフレームに当たる形となり、カンと音を立てて綾乃の足元にポトリと落ちた。

 

『オーバー! 2(ツー)  ‐  3(スリー)!』

 

「いいぞ相模原!そのカウンターだ!」

 

パンパン!と良く響く拍手と声援はコーチ席に座る倉石のもので、今日はずっと静かだった彼も遂に我慢の限界に達したことが伺える。

あれ程嫌だった彼の大声も今では頼もしい声援の一つになっているので、人間何があるか分からない。

 

望はチラリと観客席を見上げる。自分と一緒に戦ってくれる逗子総合のメンバーに軽く手を振った後、そこから少し離れた最前列に座る、短髪の少女と目が合う。

 

「(待ってて荒垣。この二人に勝って、絶対アンタに追いついてやる)」

 

シャトルの羽を摘まむ左手にギュッと力を籠めて、二週間前の試合を思い返す。個人シングルスの準決勝において、望はなぎさに1ゲームを取り、どちらが勝ってもおかしくない際どい試合を行った。

だがもし仮に自分が決勝に上がったとして、それで綾乃と戦って勝てたかと言われると、おそらく横浜翔栄の橋詰英美と似たような結果になっていただろう。

神奈川の三強の一人をあっさりと下せるけた外れの実力を綾乃は持っている。しかしなぎさはその壁を乗り越えて勝利を得た。

 

おそらく今の自分がなぎさと戦えば、何回挑んでも結果は同じであろうと望は考えていた。

 

「(世界ランク一位を倒したペア。壁として、こんなにいい相手はいない!)」

 

 

 

 




雑談なんですが、ゼノブレイド2というゲームに出てくるニアってキャラがプレイ時のお気に入りだったんですが、声優さんが綾乃ちゃんと同じ方だと知ったとき嬉しくなりましたね。

にゃにゃにゃにゃにゃー!って叫ぶのすこ。
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