注意:今話は作者がかなり、非常に、途轍もなく好き勝手やっております。ご注意ください。後、解説役のゲンナイがうるさいです。
リオンの巻物から白煙が巻き起こる。だが、飛段にとってはそんなもの眼中にない。少年の首を刈り取らんと鎌を振り下ろした。
『リオン‼』
白煙で見えなくなったリオンを心配して思わず声をかける雫。次の瞬間。なにかが錐揉みしながら吹き飛び木々に激突した。少女はドキドキしながら、誰なのかを確認する。木々の下敷きになっているのは飛段であった。
「何だ?」
ホッとする雫とは反対に、ゲーテは白煙にこそ目を凝らす。ぼんやり浮かんだのはまるで人魂の様な、桃・緑・青色に揺らめく奇妙な灯。少年の声が響く。
「黒秘儀・裙付きの操演」
煙を突き破り傀儡が一機飛び出す。その傀儡は大きさこそ人並みだが、黒と紫の重厚な装甲は実際以上にその体躯を巨大に見せていた。碧髪の少女は宝石の様な瞳を真ん丸にして驚く。
「あんな傀儡見たことないわ!」
「ふふふ、良くぞ聞いてくれました雫殿。あれは、裙付きと言って下半身のスカートの様な構造から付けた名前なんですよ」
「別に、聞いてなんだけど」
雫の冷たい対応は彼には届かない。嬉々として語りだす。
「そして、あれの動力源はチャクラを形態変化の等の様々な技術をふんだんに使って圧縮し固形化した物なんです。そして、あの傀儡の秘密はこれだけではありません。ある特殊なギミックを―」
雫が興奮するゲンナイを物理的に黙らせた。
「敵の目の前でからくりを明かすんじゃないわよ」
桃色の一つ目を輝かせながら、爆走する鋼鉄の傀儡。立ち塞がる狼を次々に跳ね飛ばしていく程の圧倒的重量感は前に立つものに圧殺という恐怖を抱かせる。
「だが、あの感じでは速度はそこまででもないはず」
ゲーテは冷静に彼我の距離と対象の体躯を鑑みる。迎撃の態勢を整えようとし、教典の適切なページを開くため目を落とす。だが、再び傀儡に目を向けた時、それは間違いであったと気づかされた。
ビコーンという重低音と眼前で光る桃色の瞳。彼は相手の速度を計り間違えていたと悟る。紫黒の傀儡が走るのではなくホバーしてきた事と、空気抵抗を和らげるスカートの様な下半身の構造がゲーテの予想を裏切ったのだ。
「馬鹿な!」
ゲーテは狼を連続で呼び出す。獣たちの牙は傀儡に傷一つ付けることが出来なかったが、動きを鈍らせることには成功した。
「所詮はただのからくり人形。私を止めることは―」
傀儡の胸部が閃光を放つ。閃光が狼達の眼に焼き付いた。もんどり打っている獣と同様にゲーテは眼を庇うことしかできない。
閃光に紛れて傀儡の背後からもう一機、同型の傀儡が飛び出した。だが、先の傀儡と一つ違ったのは両手で黒い筒を持っていたことだ。
嫌な予感を感じたゲーテはまず距離を取ろうと後ろに下がる。筒が火を噴いた。発砲音とほぼ同時に鉄の塊がゲーテに向けて発射。爆発。血が飛び散り肉が抉られ、意識が削り取られる。
「グフッ」
辺りを覆う黒煙の中、彼は吐血を押さえながら教典に手を伸ばそうとする。が、出来なかった。ビュゥンと煙を割いて現れたのは三機目の傀儡。手に持つのは火遁で熱された細長い刃。傀儡のモノアイが桃色に輝く。
ゲーテは避け切ることが出来ずに左腕を切り飛ばされた。
「まさか、傀儡が三体に分身して連続攻撃してくるとは」
左手を抑え呻いた。
白煙が薄れ現れたのは朱色の少年と彼を囲む四機の傀儡。一機は先ほどゲーテの腕を切断した傀儡。
二機目は青と白の傀儡。特筆すべきは黄色に天を突く二本の角と双肩に付いた円錐形の突起。
三機目は今までの人の大きさを遥かに超える白と赤の巨大な傀儡で、人型ではなかった。形状としては二足のハイヒール型の本体から四枚の羽が生えたようなもの。まるで空飛ぶ戦艦。
最後は異様なオーラを放つ赤い人型の傀儡であった。究極の造形美と言っても過言ではない本体には黒と金の装飾があしらわれ、背から伸びる鷹の如き赤い翼と腰から伸びる白く細長い円柱が鈍く光る。
明らかに既存の傀儡とは規格の違うそれを警戒し、ゲーテは狙いを変更し木ノ葉の忍達へと向けた。だが、
「消えた?」
どこを見渡しても金髪の少年も影使いの忍も、白眼の少女すらいなくなっていたのだ。動揺するゲーテをリオンが煽る。
「無駄ですよ。あなたに彼らの姿はもう見えない」
そう見えないのだ。ボルト達は口寄せしたカメレオンの口内に隠した。僕は頭の痛みを押さえながら、虫食いではあるが朧気に浮かんだ記憶を整理する。
・・・どういう訳か僕はペインという人から口寄せに関する契約が譲渡されているみたいだ。暗部の資料によるとペインとは暁のリーダーであり、伝説の瞳術・輪廻眼の使い手であったらしい。
つまり、あの口寄せ動物は六道の力で呼ばれた獣たち。ただの口寄せ動物ではない。事実、完全に迷彩化したカメレオンは僕ですら感知できない。
「見えないなら、臭いで感知させるまでだ。六六六達よ、獲物の居場所を炙り出せ」
狼達が一斉に捜索を開始する。特に黄色と赤茶の狼は他とは一線を画す能力を持っているらしく、明確に臭いを追っているようであった。
異常なほど厄介な二匹の狼。だが、それを上回る獣が僕の手札にはある。三匹の口寄せ動物の一体、4つ首の戌が駆けた。
「馬鹿め。いくら頭が四つあろうとも、胴体は一つ。勝負は目に見え―」
戌が分裂した。体は二つに、首も二つに分かれたそれは、恐るべき獰猛さで二匹の狼に躍りかかる。爪で切り裂き、牙で噛み、まさに血肉の争い。優勢なのは狼に見えた。犬の首の内一つが食いちぎられたからだ。
満足げなゲーテの笑み。だが、すぐに崩れることとなった。ちぎられたはずの部位から新しい首が二つも生えてきたのだ。生き残った頭を含めると三首にもなる。
「この戌は傷つけられても、損傷部位から頭が増える。つまり無限に増殖していき、いつか狼の数を上回るだろう」
最初は勢いのあった巨大狼も何度攻撃しても、弱まるどころか増殖して強力になっていく戌に完封されていた。
「調子乗ってんじゃねえぞ、クソガキがぁ。散々俺をコケにしやがって・・・切り刻んでバラバラにして磨り潰す」
飛段が木々を押しのけ幽鬼の様に立ち上がる。不死身の死神による死の宣告。しかし、死への恐怖で立ち竦む様なリオンではない。
「青秘儀・二個付きの操演」
青瞳の光が灯った。黄色の角を持つ傀儡が静かに歩み始める。その動きは流麗にして鋭利。
飛段と傀儡が向き合った。距離にして10メートル。木の葉が二人の間を通りすぎる。
枯葉が地に触れたその瞬間。傀儡の双肩から淡い緑のチャクラが粒子状に噴火した。殺人的な加速が辺りの空気と地面を吹き飛ばす。きっと飛段の目には傀儡が瞬間移動したかのように見えたことだろう。
「かかったぁ‼」
飛段が獰猛な笑みを浮かべた。傀儡といっても所詮は人形。彼は敵が直線的な動きで突っ込んでくると読んでいたのだ。鎌が三つに別れ、上方、左方、右方、から傀儡を挟みこまんとす。
絶対に避けれないタイミングと位置。だが、鎌が傀儡を切断する刹那、傀儡の周囲に球状の防御壁が発生した。
「何だこりゃ⁉」
思わず声が飛び出す飛段と同じく、ゲンナイの声も飛び出した。
「素晴らしいっ。大成功だ。この粒子状のチャクラは制御も大変難しいのですが、その生成方法が大変革新的な物なんですよ。分かりますかっ、これは加重岩の術で作られた高重力下の環境でないと実現できない、圧倒的なエネルギーなんです!」
バチバチとチャクラが激しく飛び散る。飛段の鎌と傀儡の防御壁が鍔競り合う。お互いに一歩も引くことはないが、逆に言えば一歩も進むことが出来なかった。
「六六六」
援護の為、ゲーテの周囲の狼が傀儡に向かって踊りかかった。野生の力と不死身の力。二つに挟まれたチャクラの防御壁に罅が広がる。雫には今にも押しつぶされそうに見えた。
「
「まさか、リオン殿あれを使う気ですか⁉」
「何よ、あれって」
ゲンナイの大慌てする様と未知の傀儡を目の当たりにした少女は、敵前ということをすっかり忘れて解説を求める。
「いいですか、チャクラというものは圧縮されすぎると大変危険なものになるんですよ。にも拘らず、最大出力時はあの傀儡の肩にある制御装置のリミッターが解除されてしまう。要するに、加重岩のさらに上である超加重岩の術で圧縮するんです」
「すると、どうなるのよ?」
先ほどまでテンション爆上げしていたはずのゲンナイが不安そうにしているのを見て、雫も固唾を呑む。
「私とリオン殿の予測では、あまりにも圧縮されたチャクラは色が変わる。厳密には違いますが尾獣チャクラのような性質を持つはずです・・・赤色になるんですよ」
ゲンナイがそう呟くように言った瞬間、傀儡が宝玉の如く赤く発光した。粒子が飛び散り全てが吹き飛んだ。狼も鎌も飛段も例外なく。
「ぐおああああああ」
飛段はまたしても訳も分からず吹き飛ばされる。しかし、先ほどと違う点が一点だけあった。二個付きが背後に回り込んでいたのだ。投げられてくる球を打ち返すが如く、飛段の腹部に傀儡の刃が入り両断した。
「御子よ‼」
ゲーテは何もかも順調だった計画に初めて明確な危機が訪れている事を悟り、百匹もの狼を一度に走らせた。
「これだけの、狼だ。お前の傀儡でも捌けまい。それに、知っているだろう?こいつらは元々人間だ。お前に殺せるか?」
リオンは微笑んでこう返答した。
「解」
大量の狼達が一斉に白煙に包まれた。まるで連鎖爆撃でも起きたかのような煙が晴れると、そこには人間が倒れ伏していた。
「ば、かな」
「あなたが教典だと言い張っているその書物はただの口寄せ契約の書でしょう?それを使って人や無機物と強制的に口寄せ契約を結び使役する。そして、使役対象がネタ晴らしをするのを防ぐために獣に変化させていた」
ゲーテは声が出せなかった。からからに乾いた唇を湿らすための唾液すら出ない。
「その証拠に、あなたは定期的に自身の血を書物に垂らしていた。あれはいつでも口寄せ契約、あるいは口寄せができるようにしておくため。恐らく無機物なら触れることが、人ならその名前が必要なのでしょう。だから最初にあった時、僕の名前が叫ばれた直後に六六六を使い、失敗したことに動揺した。リオンって僕の本名じゃないんですよ」
自分の手の内が完璧に看破されたという、異常事態に彼の頭はもはやフリーズ寸前になる。
「だが、だが、何故突然、六六六が解除されたのだ」
「契約封印。どうやら、うずまき一族は封印術が得意みたいで木ノ葉郊外の元うずまき一族の区画にはその手の忍術書が沢山保管されていましたよ」
「それって、侵入したって事じゃないの?」
雫が引きつった顔で言った。
「そんな事いつの間に・・・」
リオンが手を振る。現れたのは青いチャクラ糸。それが彼の身体に伸びていた。怪しく揺蕩う糸を眺めながら、男は乾いた息を吐いた。
「チャクラ糸を通して封印術を施したのか」
「ある程度の傀儡使いなら、相手に見えないくらい細いチャクラ糸は出せて当然ですよ」
ゲーテはナイフで糸を断ち切った。術を見切られ、飛段は両断されている。何もかも終わった状況下で彼はなお諦めてはいない。
「お前も一つ勘違いをしているようだな」
「何をです?」
「無機物と契約するのに触れる必要は無い。人ならそいつのチャクラで獣にすればいいが、無機物にはチャクラが無いからな。私のチャクラを使う必要があるから避けていただけだ。」
ゲーテが教典を開いた。たった一日の間で血濡れになったその本はもうふやけて原形が失われかけている。
「六六六」
木に、地に、藪に、影に、ありとあらゆる場所から大小様々な狼が、リオンの首を引きちぎらんと唸り声を上げた。
なるほど。契約が封じられたなら、無条件で契約できるそこら辺の石ころと再契約すればいいという訳か。でも、彼自身今の術でもうチャクラはそれほど残ってはいまい。そろそろ決着を付けよう。
「白秘儀・足付きの操演」
リオンの背後から地響きを立てて巨大な傀儡が起動した。計四枚の羽根を伸ばして宙に浮く様は、さながら大天使のようであった。
「この傀儡だけでかすぎない?」
「ええ。この傀儡は先頭のバックアップや移動に使う物なんですよ」
「じゃあ、私たちもこれに乗れるの?」
「ええ。これは空も水中も移動できるので潜入や隠密行動に大変有用ですよ」
四つ足の悪魔達が涎をたらし宙を駆ける。雨矢の様な光景がリオンの前に広がった。
「
足付きの上部が開いたかと思うと計十六門の発射管が現れた。その全てから飛び出したのは起爆粘土で造られたクナイの嵐。チャクラ感知センサーを始め、種々のセンサーが目標を自動で狙う。クナイが狼を正確に打ち抜いていき、あるいは爆散させていく。
が、悪魔達の進軍は止まらない。大きめの狼が二体左右から迫る。
「
傀儡の左右から砲身が回転しながら出てくる。リオンが手から伸ばす杭と同様の物が、雷遁により直線加速し凄まじい速度で狼を貫く。
「何をやっている。六六六達よ。地を走れ。地面から引きずり下ろすのだ。あの傀儡は上にしか武装がついていない」
狼たちがゲーテの声に従い足付きに潜り込む。少年が指を振ると、足付きが上下回転した。
「あの巨体で上下に回転するだと!」
「
沈胴式の砲塔がせり上がり真下に向けてチャクラ砲を放った。ドーム状に拡大する火球と共に地上の獣を一掃した。ゲーテはただ呆然とするしかない。
「お前は一体、何者なんだ!」
「赤秘儀・袖付きの演奏」
「いよいよ、最後の傀儡ですね」
「今度はどんなびっくり機能なのよ」
雫はもう無意識に解説役のゲンナイに聞いていた。敵にカラクリがバレるとかそういう次元を超越した傀儡を彼らは開発してしまったのだと少女は悟ったのだ。
「この傀儡の最大の特徴は傀儡使いの操作がダイレクトに反映される点です」
「何言ってるのよ、すでにリオンは自分の傀儡を自由自在に操っているじゃない」
ちんぷんかんぷんな雫にさらなる解説をするゲンナイ。
「これは、そんなレベルの物ではありませんよ。謎のチャクラ媒介体を関節の各所に埋め込まれているこの傀儡は、リオン殿の思念と直接リンクしているのですよ。だから、この傀儡は機体制動、追従性、機動性が極限まで高くなっているんです。何故かリオン殿が口寄せできる正体不明のパーツを使って開発されたこの傀儡には、既存の傀儡では百体居たって太刀打ちできませんよ」
そう。当初は良くわからずに開発したこの傀儡だが、今ならこのパーツが何だったのか分かる。
輪廻眼は六つの力を操るとされるが、その一つに修羅道と呼ばれるものがある。それを司る者はこの世に存在しない兵器を異世界から口寄せすることが出来る。だから、この傀儡は異世界の存在と六道の力があって初めて実現するもの。
僕に口寄せ契約を譲渡したペインという人も、まさか僕がそれを解析して新たな傀儡を想像するとは想像しなかっただろう。
僕はもう指を振る事すらしなかった。その必要がないのだ。自身が傀儡と一体化してただ念じる。
直後ゲーテは何か冷たいものを感じ飛びのく。目の前を黄色い光線が貫いた。
「上かっ」
宙を見上げる。
星々が瞬くだけだった。いや、一瞬、遥か上空を赤い流れ星が見えた気がしたが直ぐに思考を切り替える。
「どこだ。何故、何も見えない。どこに―」
顔の左を熱が通り過ぎる。慌てて左を向くが見えるのは闇夜の森。突如、右の脇腹に痛みを感じる。
「右っ」
だがやはり、そこには何もない。あるのは円形に焼け焦げた木々の穴のみ。
「まさか、傀儡の身でこの障害物だらけの森の中を動いているとでも言うのか?私の目で追えない速さで?」
この時初めてゲーテは明確な恐怖を肌で感じた。獲物。自分はもう獲物でしかないと錯覚し始める。
「後ろだよ」
リオンの冷たい声が響く。体全身を使って振り向く。
なのに、彼には見えなかった。が、やがて小さな星が見えた。彗星だ。宙のではない、地上の彗星だ。森の中にも関わらず、真紅の傀儡が青い炎の残光を纏って木々の間を高速移動する様はまさに”“赤い彗星”であった。
「ふざけるなぁぁぁ」
ゲーテはなりふり構わず、狼を飛ばしていく。弾丸の様に駆ける獣だが、その全てを悉く躱していった。
そして、ついにその時は訪れた。ゲーテの目の前には緑色のモノアイが爛々と輝いていた。
「うおぉぉぉっ」
ゲーテは渾身の力を振り絞って今まで生きてきた中で最速の蹴りを見舞う。
確かな感触の後、目の前で爆発が起こった。蹴りを入れた右足は使い物にならなくなったが、それでも敵をやったという安心感が痛みを上回る。だが、安息の時間は束の間の事であった。
カチャリという音が背後から聞こえた。振り返るとやはり赤い傀儡が立っていた。よく見ると、腰に装備されていた白い円筒が消えており、ゲーテは先ほど蹴り爆破したのは傀儡ではなく、変わり身の術で身代わりとなった円柱なのだと悟った。
「おのれ、異教徒め。私のたった一つの願いすら踏みにじるのか」
リオンが頭の中で指を軽く曲げる。それに連動して赤い傀儡が引き金に指をかける。
「これは僕も最近気づいたことなんですけど、たった一つの願いや、大切なつながりは人の数だけあるんです。要するに、僕が異教徒ならあなたも異教徒なんですよ」
リオンが引き金を引いた。超高密度の爆遁チャクラで造られたバズーカが炸裂し、凄まじい爆炎がゲーテも教典も燃やし尽くし消し炭と化した。
今話で飛段に続いて、角都を回収出来ました・・・ジオ〇グではなく、シナ〇ジュですが。彼の術は土矛として何度も出しているので許して下さい(涙目)
一応、明記しておくと
裙(スカート)付きのジェットストリームアタックは影分身の術で
二個付きの木星の重力による粒子化現象は超加重岩の術で
足付きのバレルロールはリオンの傀儡の術の腕前で
袖付きのプロペラタンクパージは変わり身の術で表現しました。