カマエルの口調むずスギィ!
嫌われ薬を飲んだ場合
【カマエルの場合】
「ねぇ…それ以上近づかないでくれる?」
「人間のくせに…なんで私がお前といるか分かる?神様の命令だから仕方なくいてやってるだけなの。」
「本当だったら今すぐにでも殺してやりたいのに。」
「でも神様は駄目って言うんだ。だから仕方なく…仕方なくいてやってるだけなの。」
「勘違いしないで、従ってるんじゃなくて従ってやってるの。思い上がらないでくれる?」
「分かったら今すぐここから出て行って、二度と戻ってこないで。気が狂いそうになるから。」
「神様…早く殺していいって命令してくれないかな…。」
【ラミエルの場合】
「………ふぁあ〜。」
「うぅ〜…まだ眠い……。」
「……………………。」
「…………今日は何をしよう…。」
「……あれ?なんでいるの?近寄らないでって言ったのに……。」
「…………?お仕事…?なんで私がマスターの言うこと聞かなきゃいけないの?」
「………早く出て行って欲しいなぁ…でないと…雷で消しちゃうかもしれないなぁ……。」
「……やっと煩いのがいなくなった…。もう一度寝直そう……。」
【ザドキエルの場合】
「マスター…私言いませんでしたっけ?私のものに触らないでくださいと…。」
「そんな簡単なことも守れないんですか?この無能。」
「はぁ…なんでこんな無能が神に認められているのか理解できません。」
「 は?机から落ちそうだったから何なんですか?マスターに触られるより、机から落ちた方がよっぽどマシです。」
「それ、捨てておいてください。あなたが触ったのもなんて使いたくないので。」
「はぁ…また新しいペンを買わなきゃ…。」
【サンダルフォン・メタトロンの場合】
『チッ…何なの?』
『毎日毎日私達の周りに付きまとって…迷惑なの…。』
『今日はサンちゃんとお出掛けしようと思ってたのに…あなたの顔を見て気分が悪くなったなの…。』
『いつもいつもサンちゃんを変な目で見て…気持ち悪いなの。』
『もう二度と視界に入ってこないで欲しいなの。じゃないと…今みたいに蹴るから。』
『はぁ……靴が汚くなった…なの…。』
「お姉ちゃん!ほら早く出かけよっ!」
「うん?あぁごめんねマスター!でもさ、そんな風に地面に横たわってるから悪いんだよ?」
「踏んづけちゃってもしょうがないよね!」
「あっ!お姉ちゃん、気にしないで早く行こっ!靴屋さんに行って早く新しい靴を買わなきゃ!」
「マスターを踏んだ靴なんて、汚くて履けないもんっ!」
『……もう二度と私の視界に入ってこないで…なの。』
「もう絶対に近寄らないでね!マスター!」
嫌われ薬の効果が切れた場合
【カマエルの場合】
「やあマスター!今日も一日頑張ろうか。」
「今日は獣神玉を集めに行くんでしょ?私に任せてくれ!」
「…………え?この翼のこと?」
「それがよく分からないんだ。私の神様はマスターなのに変な奴が自分を神様だって言うんだ。そしたら急に堕天させられたよ。」
「でも良いんだ!マスターが私を必要としてくれれば、私は悪魔にだってなれるわ!」
「………ねぇ…何でそんな目で見るの…?」
「なんで…なんで⁉︎私何か悪い事した⁉︎」
「だって変な奴が神様って言うんだもん!殺して何が悪いの⁉︎私の神様はマスターだけなのに!」
「お酒も煙草もやめる!喧嘩も殴り合いもしない!言葉遣いも直す…直します!ごめんなさい悪い事をしていたなら謝りますごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
「お願いします…見捨てないで…!」
【ラミエルの場合】
「…あ…こ…こんばんは…。」
「えへへ…さ…寒くないよ…?」
「だ…だって寒いと眠くならないから…。」
「……え?ベ…ベッド…?寝るの…?」
「…い…いやっ…!いやぁぁぁッ!寝るのは嫌ぁ!」
「だ…だって……また…マスターが私を捨ててどこかへ行っちゃうから……。」
「怖い…怖いよぉ…。捨てないで…私を置いてどこかへ行かないで…。」
「………ぅえ…?わ…私と…一緒に寝てくれるの?」
「う…うん……!それなら寝られるよ…。」
「えへ…ありがと……マスター…。マスターの体…あったかい……ね…。」
「これで……怖い夢…もう見ないかなぁ…?」
【ザドキエルの場合】
「……………………。」
「………あ…。」
「…おはよう…ございます……マスター…。」
「……ごめんなさい…。」
「ごめんなさい…!ごめんなさい…!ごめんなさいっ…!」
「私……マスターとの思い出…全部捨ててしまいました…。」
「マスターがくれたペンも…一緒に撮った写真も…なにもかもっ…!」
「大切にしていたもの…全部っ…!」
「うぁぁ…うぁぁあっ!私の馬鹿っ!無能っ!あんなに大切にしてたのにっ!」
「あっ……。私を許してくれるんですか…?あなたに抱き締められる価値もない私を…。」
「マスター……もし…もし私を許してくれるのなら…。」
「私と……また思い出を作ってくれますか…?」
【サンダルフォン・メタトロンの場合】
『……マスター…私を奴隷にして欲しい…なの…。』
『この契約書にマスターの血を垂らせば…私は一生マスターの奴隷になるなの…。』
『いっぱい酷いことした…なの…。』
『どんな事したっていいの…!私を蹴ってもいいの…!踏みつけてもいいの…!だから…せめて私の罪を償わせてほしいなの…!』
「……ずるいよ…お姉ちゃん…。」
「自分だけ助かろうとするなんて…。」
「マスターが酷い事出来ないの知ってるくせに……。」
『…………………………。』
「そうやってマスターと契約して!自分から罪を償わないで黙ってるだけなんでしょ⁉︎」
『……………るさい……。』
「許されるわけないじゃん‼︎何度もマスターのこと倒れるまで蹴って!踏みつけて!楽しかったんでしょ⁉︎」
『うるさい‼︎』
『サンちゃんだって!倒れたマスターのことを平気で踏みつけてたくせに!いないものとして扱ってたくせに!』
「…………うるさい……。」
『そうやって「自分は罪を償います」なんてフリして!自分だけマスターに許してもらおうとしてるくせに!』
「うるさい‼︎うるさい‼︎うるさい‼︎」
「『〜〜っ!殺す!絶対に殺してやる‼︎」』
『「マスターは絶対に渡さない‼︎』」
ザドキエルだけは希望があった…?(感覚麻痺)