多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
帰省01 ゼルダ編
北海道ーハイラル市役所
新幹線、バスを乗り継ぎ、久し振りに帰った。
「ん~…移動で1日はキツイ…」
リンクは腰を叩いている
「ひさびさです~」
「都会に無い緑!早く帰るであります!」
「…早ク寝タイワネ」
現在市役所に来ており、実家に帰る為の手続きをしている
「…新幹線に乗るより、地元に入る方が時間が掛かるのってどうなんだろう」
ハイラルは6割が特別保護区…特殊生物や希少な生物を守る為とはいえ…
「まだ入れないです?」
ケミィが待ちきれないようだ
「…出るときも、1時間位かかったからな」
待合室で30分位待っている…
「152番の牧場さ~ん、お待たせしました。」
お、準備が出来たらようだ
「は~い」
リンクは窓口に向かう
「お待たせしました。…高校で夏休みだから帰省、って事でいいですね。」
…いつもの人だが、顔が窶れている…寝不足か?
「はい」
リンクは学生証を出す
「…はい、大丈夫です。お帰りなさい、ゆっくり羽を伸ばしてきなさい」
市役所には良く行ってたので顔見知りだ
「またね~…あ!来週に雄英の先生が家庭訪問にくるから!」ダッシュ
「!なんですって!?ちょっと…これ以上人を増やさせないで!!(泣)」
リンクは市役所を後にする…汽車は間に合うかな?
市役所に入る時、かなりの人ががいたが、ハイラル市の住民は別入り口なので、割と早く終わった
…カメラを持った人がいっぱい、ハイリア祭は春の祭りだからもう遅いはずだが…
市街エリアの奥に駅がある
…因みに、電車は走っておらず、ここからは、[ソル]と言われるエネルギーを使った機関車がメインだ
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ハイラル駅
汽車を待ってる…
そろそろのはずだ
「あれ?リンクくんじゃない!」
?誰だ?
リンク振り向くとそこには…
「久し振り!元気にしてた?」
「クリミヤさんです!」
ケミィが反応してくれたおかげで、思い出した!
家の牛乳を回収に来る人だ!
今は、駅でお弁当の仕事をしていたようだ
「久し振り!元気にしてた!?」
相変わらず元気のようだ
「まあね…そっちはどうですか?カーフェイさんといつも一緒だと思ってましたが…」
いつも一緒のカーフェイ叔父さんがいない
「あぁ…今、市役所の手伝いに追われて、最近帰ってないのよね…ホントに、子供もいるのに3日に1回は帰って来なさい!っていいたいわ…」
…苦労しているようだ
因みに子供は二人おり、上はマヤと言って、同級生である…学校で唯一話してた人でもある
下の方は聞かない…最近出来たのだろうか?
「リンク君は、夏休み?」
クリミヤさんが聞いてきた
「はい、と言っても2週間後には戻って、ヒーロー仮免試験の練習しなくちゃいけないけど」
2週間後に帰って、耳郎さんと楽器を買いに行き、次の日は学校で必殺技の習得が待っている…
休めるのはこの時だけだ
「ロマニーさんは…いつも道理?」
「まぁ…いつも道理だわね…」
クリミヤさんは頬をポリポリ掻いている
ロマニーさんはクリミヤさんの妹、雑誌記者をしており、締切が迫ったりネタが無くなると、たまに発狂している
たまに付きまとわれる事もある
『間もなく、クロックシティ経由、モヨリ村行きが2番線から発車いたします。乗られる方は……』
あ…この汽車だ!
「じゃあ!僕行きます!」
「また明日ね~!」
リンクは汽車に乗り、カカリコ村で降りて、後は歩きだ
ソルとは、トワイライトで、影の世界のエネルギー