多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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牧場家ー夕方

 

もうすぐ日が暮れる…相澤先生達の分の食事も用意してなったが、約束の昼時間に来なかった。

 

母さんが心配をしている…

 

「…やっぱりダメだったんじゃ…」オロオロ

 

父さんも心配している

 

「…警察に連絡するか…捜索願い…無理だろうな…」

 

父さんは電話をしている

 

「ぼくちょっと見てくる!」

 

リンクは飛び出して、森の中に入っていく

 

「気を付けて!」

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

森の中

 

リンクは近くの妖精を呼ぶ

 

♪~[サリアの歌]~♪

 

 

するとコログやデグナッツが出てくる

 

「ピ!、この時間に珍しいっピ!…どうしたっピ?そんなに慌てて…」

 

「事件ですか?」

 

リンクは状況を説明する

 

「今日来る予定の先生が来ないんだ!何か知らない?」

 

「「え…」」

 

コログ達は固まった

 

「…何か知ってるね」

 

リンクは問い詰めている

 

するとデグナッツが答えてくれた

 

「…ハンターと思って、今追ってるピ…」

 

「え~~~!!!」

 

リンクは驚いている

 

「すぐに止めないと!!…ナビィ!」

 

「…間違ッテ迷ウ所ニ入ッタミタイネ…[森の試練]受ケテナイ人ニハネ~」

 

リンクはスチールパンを出し、メロディを奏でる

 

♪~[闇のノクターン]~♪

 

 

リンクは狼の姿になって、森の中を進む

 

 

…ここだけ木の位置が違う!それに栄養ゼリーの匂いがする

 

 

森の入り口に向かって走ると、戦闘があったと思われるに出た

 

 

周囲を探して見ると先生の物と思われる荷物が枝に引っかかっているのを見つけた

 

…これで追える!

 

リンクは匂いを覚え、今度は匂いの後を追いかける

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

相澤サイド

 

相澤先生は木に縛られていた

 

「…………」

 

体力を少しでも温存するため、じぃっと動かない

 

顔や体は種マシンガンを喰らったのか青アザだらけになっている

 

その周囲で、デグナッツとスタルフォス、コログが踊っている

 

「捕まえたッピ♪」

 

「捕まえた♪」

 

「ス~タル~フォス~♪」カタカタカタカタ

 

…楽しそうだ、相澤先生は問いかけた

 

「お前ら…何が目的だ」

 

デグナッツは答えた

 

「この森は、みんなで守ってるっピ!」

 

続く様に答えるコログ

 

 

「でも、ハンターが入ってきて、ボク達を拐っていく上に、木を盗んで行く!」

 

スタルフォスが答える

 

「なので、侵入者は死んで貰う!肉は植物の栄養に!骨はスタルフォスに!魂はポウに!」

 

相澤先生を脅しながら答えていく

 

デグナッツが語り出す

 

「もうすぐ夜だっピ!…そうすればゴーストがお前を襲い、魂を奪うっピ…それでは退散ダッピ!」

 

コログとデグナッツは撤収している

 

 

スタルフォスは見張っている

 

「まぁ…もう少ししたら兄弟だ、仲良くしようぜ」カタカタカタカタ

 

「………」

 

「黙りか…まあいい、俺もあんたも他の奴と似たようなハンターなんだろ、俺が森に入ったのは、永遠の命の秘密を知るためだったからな…あんたはどうして森に?金?」カタカタカタカタ

 

「…俺は只の家庭訪問だ」

 

「…本当に!?それで森に入ったの?住民に止められたはずだぜ?気の毒~」カタカタカタカタ

 

スタルフォスは笑っている

 

「あんたはなぜ人を襲う、随分調子がいいみたいだが…」

 

 

「…強いて言うならルールだからだ。昔、生きて生物学者をしていた頃、命の脆さを知ってね…永遠の命についての研究さ、

 

ここに千年以上に生きるコキリ族の噂を聞いて、いても立ってもいられずこの森に来た。

 

山岳のプロと一緒に入ったら襲われた…ここの生き物は皆協力して生きてる、皆で守り、この森の秘密が外に出ない様に…まぁ500年前の話だがな」カタカタカタカタ

 

相澤先生が訊ねた

 

「あんた…500年もここにいるのか?」

 

「そうだよ、というよりはここ以外に行けないし、行ったら終わりだ、太陽の光を浴びると体が無くなるんだよ…せめて研究資料を完成させたかったよ…今考えたらもう骨だけになってたな…カッカッカ」カタカタカタカタ

 

相澤先生は考えている、そうしているうち、太陽が沈む

 

「さて、時間だ…これから長~いスタルフォス生活だ…先輩としてアドバイスしてやるよ…軽く逝こうぜ、骨だけに」カタカタカタカタ

 

すると紫の光がゆっくりとこっちに来る

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

リンクサイド

 

リンクは[センス]を研ぎ澄ましながら、匂いを追っている

 

大分奥まできたが…

 

「リンク殿!いたであります!!」

 

シィが見つけてくれた

 

リンクが見ると、木に縛られている相澤先生がいた

 

…何かいる

 

近づいてセンスを研ぎ澄ましていくと鎌を持ったゴーストが相澤を襲おうとしている

 

…不味い!

 

「アオーーーーーン!!!」

 

とりあえず意識をこっちに向かわせる

 

そしてダッシュで、駆け寄り、ゴーストに噛みつく!

 

「ガウ!!」ガブガブ!!

 

ピヒャーーーー!!…

 

光っている所を噛みつくと消滅した

 

「ガルルルル…」

 

リンクはスタルフォスに対して威嚇する

 

「…なんだよ、お前さんの縄張りだったのか?…ゴーストを噛み砕いた…また新しい生物か、まだ新しい発見があるとはね…わかった…もういくよ」カタカタカタカタ

 

そうして、スタルフォスは去っていった

 

「……狼に助けられるとわな…むしろ餌にされるか?まだチャンスはあるか」

 

相澤先生は狼を見て色々考えている

 

 

 

リンクは、スタルフォスが居なくなったのを確認して、遠吠えでメロディを奏でる

 

 

♪~[闇のノクターン]~♪

 

 

 

リンクは人間に戻った

 

「相澤先生!生きてた?スタルフォスになってない?」

 

ケミィ達も肩から見ている

 

「牧場!…新しい個性か?」

 

リンクは[八百万のサバイバルナイフ]で拘束を切りながら答える

 

 

「えぇ…狼に成れる様になりました。昼過ぎても来ないから迎えに来ました。…先生1人?」

 

 

 

「いや…オールマイト先生も一緒だ…探せるか?」

 

 

「荷物があったからなんとか…とりあえずこっち!家に来て下さい!…後これ!」

 

リンクはシーカーストーンから牛乳を出し、[カンテラ]で周囲を明るくしながら進む

 

「…今度、お前の家に家庭訪問行く時、迎えに来てくれ…毎回これでは敵わん…」

 

相澤先生は、牛乳を飲みながらリンクについていく

 

 

…相当酷かったようだ、まぁ、侵入者対策だから仕方無いよな、きっと変な所から入ったのだろう

 

 

 

 

 

 

その後、相澤を家に送った後、オールマイト先生?も見つけた

 

 

…匂いをたどって来たが、スタルフォスが行進練習をしており

 

「……うぅ~」

 

…狼の間は、白黒にしか見えないから見分けがつかない!

 

「頼む!もう帰してくれ!相澤君が待ってるんだ!」

 

 

 

「諦めなって、もうギブドかスタルフォスになってるって…」カタカタカタカタ

 

…あ!いた!

 

声のする方向を見ると、オールマイト先生は、なぜか、スタルフォスの装備をし歩行訓練に参加ていた。

 

まぁ…生きていたからいいか…

 

 

ケミィが写し絵を撮っていたのは言うまでもない

 

 

 

 




ありがとうございました。

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