多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
午前ー校庭
全校集会での根津校長の話が、続いている
「やあ!みんな大好き小型ほ乳類の校長だよ!最近私自慢の毛質も低下しちゃってねケアにも一苦労なのさ、これは人間にも言える事さ亜鉛・ビタミン類を多く取れるバランスの良い食事にしているもののやっぱり一番は睡眠だね~~」
…長い!眠い!そしてどうでもいい!
「ライフスタイルが乱れたのは皆もご存知の通り、夏休みの"事件"が起因しているのさ…柱の喪失、あの事件の影響は予想を越えた速度で、現れ初めている、これから社会には大きな困難が待ち受けているだろう」
…急に真面目になった
「特にヒーロー科諸君にとっては、顕著に現れる。2・3年の多くが取り組んでいるインターンもこれまで以上の危機意識を持って考える必要がある」
??インターン?
「暗い話はどうしたって重くなるね、大人たちはその重い空気をどうにかしようと頑張っているんだ
君たちには是非ともその頑張りを受け継ぎ、発展させられる人材になって欲しい
経営科も普通科もサポート科もヒーロー科も…皆、社会の後継者で有ること忘れないでくれたまえ」
…後継者…か…
ブラドキング先生が、話を続ける
「それから最後に幾つか注意事項を、生活指導のハウンドドッグ先生から」
…犬の個性?
「グル゛ル゛ル゛…昨日う゛う゛ル゛゛寮のバウ!バウ!バウ!慣れバウ!バウ!ゲル!バウ!
アオーーーーン!」
…ダメだ狼モードじゃないと会話が全くわからない
その後ブラドキング先生に変わって…
「昨晩喧嘩をした生徒がいました。慣れない寮生活ですが、節度を持って生活しましょう…との事です。」
…最初のハウンドドッグ先生の話はいるのか?
丁度いい、放課後、狼の戦闘について放課後、聞きに行こう
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放課後ー生活指導室
通常道理の授業が終わってハウンドドッグ先生の所に来ているリンク
「すみません…ハウンドドッグ先生は…」
生活指導室を覗くと…
「バウ!バウ!ガル゛ル゛ル゛…ん?どうした?」
サンドバック相手に噛み付きをしていた先生がいた
「え…えっと…妖精の個性で狼に成れる様になったので…狼の戦闘を教えて頂きたかったのですが…邪魔でした?」
「!お前…狼に成れるのか?」
「えっと…ハイ…」
リンクはオカリナを構え、メロディを奏でる
♪~[闇のノクターン]~♪
リンクは体が変化していき、狼になる
「なるほど、教えを乞いにきたんだな…」
「ワンワン(ええ、まぁ)」
「…人語は喋れ無いのか」
「ク~ン…(そうなんです…)」
「そうか…ならまず」
…まず?
ハウンドドッグ先生は部屋の奥から、小さいサンドバックと音量計を持って来た
「声が小さい!!もっと腹の奥から吠えろ!!!」
「アオーーーーン!」
「もっとだ!あバウ!バウ!アオーーン!(相手を噛み殺す勢いで声をだせ!)」
「アオーーーーン!!」
「バウ!弱い!まだペットガウ!」
「アオーーーーン!!!(必死)」
…暫く遠吠えとサンドバック相手の噛み付きの練習になった
因みに、魂を噛むコツはあるかと聞いたら?マークが乱発してた
…この狼モード、只の狼じゃないみたいだ
ありがとうございました。