多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
次の日
朝のホームルームでの相澤先生の通達
「まず、インターンの件についてですが、昨日協議した結果、校長を始め、多くの先生は『やめとけ』という結果でした。」
切島がガッカリしている
「えぇ~!昨日あんな説明会までして!?」
上鳴もガッカリしている
「でも全寮制になった経緯から考えるとそうなるか…」
「ざまぁ!!!」
謹慎明けの爆豪…
相澤先生が続ける
「が、今の保護下方針では強いヒーローが育たないという意見もあり、方針としては、『インターン受け入れ実績の多い事務所に限り、1年生の実施を許可する』という結論に至りました。」
…どうなんだろ
「牧場の件は、放課後、教務室に来い、話がある」
「クソが!!」
爆豪は悔しそう…
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放課後ー教務室
相澤先生と話している
「まず、コドリの件…ハイラル市役所に相談したら、ハイラル生物科にいるプロヒーロー…白の魔女(ホワイトウィッチ)ヒーロー・ラナが派遣される事になった。」
「!!本当ですか!?」
「あぁ、只、赤い忍者の話をしたら、東京のヒーローとチームアップするって話になった。…そこでだ、牧場の受け入れとハイラルのプロヒーローとチームアップをしてくれる事務所が、1件希望があったらしい、ラナって人から連絡があった」
「行きます!」
リンクは即答した
「待て!落ち着け…インターンは、今度の金曜日に、この紙の所に行け、向こうのプロヒーローが来るのが次の日曜日、…その間、バックアップの実習も含めて、そこで学んでこい」
「バックアップ…ですか?」
「そうだ、牧場のスタイルだと、最前線で倒れたヒーローの元に向かい、治してまた次の負傷者…が1番合ってる様に思える…向かってる間に襲われても対応出来る戦闘力、情報を正確に集める判断力…どれも欠かせない…」
「だから、この事務所に行って情報収集を学べって事ですか?」
「そうだ、その事務所は、戦闘時の情報収集はかなりの実力だ。[バトルヒーラー]…多分それが、牧場に合ってるスタイルだ、後は気に入られる様に頑張ってこい」
「ありがとうございます!失礼します」
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放課後ーアライアンス
エントランスのソファーに誰か座っている
「あれ?他の人はまだ?」
そこには、お茶をしていた蛙吹と八百万さんがいた
「あら牧場ちゃん、相澤先生はなんて?」
「この紙の事務所で、ハイラルのプロヒーローを待てだって…キャプテンはどうだった?」
「ケロ…実績が足りて無いから無理らしいわ」
「そっか…残念だったな」
八百万さんが紅茶を飲みながら聞いて来た
「なんて事務所ですの?」ズズ…
「えっと…スネークヒーロー・ウワバミ…「ぶふぉ!」アチャイ!…どうしたの?いきなり…」
八百万さんが、いきなり吹き出したので、お茶まみれになったリンク…
「ゴホ!ゴホ!…すみません、今なんて…」
「インターン先はスネークヒーロー・ウワバミプロダクションだって、ついでに、そこで情報収集の基礎を学んでこいだってさ…どうしたの?」
リンクは首を傾げている
八百万さんが少し動揺しながら話す
「えっと…あの~…わたくしの職場体験先でしたわ…あんまりお勧めは…ちょっと…」
そうなの?
「本当!?どんなヒーローなの?名前からして蛇ッポイヒーローだと思ったんだけど…」
リンクの中では、細長いリザルフォスの様な異形型の人だと思っている
「えっと…髪が蛇のヒーローで…良くテレビに出てますわ…」
…ホラー映画か?
リンクの中では、テレビの特番で見た妖怪メデューサが頭の中に浮かんでいる
「…見られたら石にはされないよね?」
「「何を想像した」のですか?」
若干引き気味のリンクに突っ込む二人…
ありがとうございました。