多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
赤獅子家
ルクスはと言うと…
「いったい何時まで我が儘を言う気ですか!!!」
「ご…ごめんなさい…」
母親からお説教を受けていた。父親?も同席である
「ルクスは立派な姫巫女に成らないといけません!そんな我が儘ではゼルダの名を受けるに相応しくありません!反省しなさい!!…あなたが甘やかすからです!今度こそしっかり言って貰います!」ガミガミガミ…
秘書の人が話に割って入る
「ゼルダ様、お話し中すみません、会合のお時間になります…」
「わかったわ…いい!?もう問題を起こさないで頂戴!!」
そう言って出ていく母親のゼルダ…
「…ルクス、ちょっとそこに座ろう」
そう言ってソファーに座らせてる父親…そして反対側に腰をかける
「どうしてそんなに外に出たかったんだ?話てくれないかな?…今までこんなに外に出たがった事が無かったからね…」
ルクスは考えている
「…怒こらないの?」
「ルクスがここまで動くのも珍しいからな…父さんに言えない事かい?」
「…えっとね…」
ルクスは学校の奥にある洞窟の事を話した
「……事情はわかった。だからと言って黙って行くのは良くないな…」
ルクスの事情を知った父親は、悪かった点を注意する
「ごめんなさい…」
ルクスは謝っている
「…ちょっと待ってろ」ガチャ…
すると、父親は固定電話で何処かに連絡を取る
「…モシモシ…私だが…あぁ…手配を頼む…《ハイラル大森林》の調査チームに娘を同行させて欲しいんだ…無理だと?………ならヒーローを追加すれば良いだろう…追加予算は手配してやる………わかったな!」
ガチャン
「ルクス…再来週の水曜日学校を休みなさい。母さんにはこっちから説明しておく…どんな結果になっても文句は無しだからな……」どか…
そう言って、ソファーに腰をかける
「本当に!?お父さん!」
そう言って机の上に乗り前のめりになるルクス
「こらこら…はしたないだろ…」
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ハイラル大森林前ー約束の日
迷彩服に包んだ10人ほどの猟友会メンバーに、大量のコッコ、そしてプロヒーローが二人…
「…なんでルクスお嬢様が…」
そう言ってコッコの確認をしているリンクル
「仕方ないじゃない…上の命令よ…いつもの事じゃない…今回はそんなに奥まで入らないんだし…」
魔導書を確認するラナがいた
今回の調査は、【妖精の泉の源泉及び生態調査】の名目でルクスは社会見学と言う名目の元
「リンクル!ラナさん!今日はよろしくお願いね♪」
ルクスは薄いピンクの冒険家の服に着替えて、ラナさんに挨拶する
「え…えぇ!その前に…しっかりついて来て下さい…この森は普通の森じゃないんですからね」
ラナは忠告のつもりで話すが…
「は~い♪」
年相応の挨拶を元気に返すルクス
「…大丈夫かしら」
不安になっているハイラルヒーローズ
ありがとうございました。
父親?は後程紹介が本編に出ます。それまで…