多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
夜ーアライアンスーリンクの部
ケミィが薬物事件?を起こしてまで書き上げた内容って何だろうっと思ったリンクはベッドに横になりながら絵本の中身を見る事にした。
「え~…『××年10月の嘘!○○に染まった華麗なる一族』…絵本のタイトルじゃないな」
大方、週刊誌の真似事をしようとしたのだろうとページをめくった
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○年10月△日(8年前)
赤獅子(当時"
しかしタロン理事長はサボりがちの上、仕事が遅くなり、それに比例するかの様に仕事が増えてしまい
殆どインゴーが仕事をしていました。
「オレのお陰でここは成り立っているんだ!いつか乗っ取ってやる!」
愚痴りながらも仕事はしていました。
しばらくして同年12月
外から協会に心求党からのお客様がいらっしゃいました。
タロン理事長とお話があったようなのですが会話が気になったので立ち聞きをしてしまいました。
『…ですから!『奇跡の牛乳』競りの許可を頂きたいのです!』
『お断りなんだよ…あなた方は条件を満たしていないんだよ』
『なんです!あの出鱈目な条件はぁ!
[10年以上の業務経歴のある資本金5000万以上の会社である事・環境省と農林水産省の関係者もしくは、ハイラル市に居住住所と生活がある事・社会貢献が一定水準を満たす者]でないと競りに参加出来ないって…
殆どの人が用件を満たせる訳がないではありませんか!』
『でもそうしないと逆に需要と供給が追い付かないんだな…それに貴殿方と繋がっている集瑛社の記事読ませて貰ったよ?個性が増え続ける社会でそんな過激な思考を持つ人…許可が出る訳ないんだな』
『時代は変わったのです。これからもっと多様性を求められる時代になります。だから…』
『もう同じ話は聞きあきたんだな、お引き取り願おう』
『く…貴殿方を独占禁止法で訴えることにします。次は裁判所で会いましょう』
『好きにするんだな』
そう言って心求党の人は帰って行こうとした
この話を聞いたインゴーはある事を思い付きました。
「仕事をしているのは俺だ…許可も代わりに出している…ということは…ふ…クフフフ…良い金になりそうだ!急いで追いかけなければ!」
お金持ちになりたいインゴーは車で帰ろうとしている心求党の人に声をかけました。
「あの~!ちょっとお待ちを~!?」
超ごますりをするインゴー
「なんだね…私達はいそがし…」
「『奇跡の牛乳』が欲しいのではないですか?」
「…なに?」
「私はこの協会の副理事をしております。もしよろしければ詳しいお話も含め相談を…」
そう言ってインゴーは自分の名刺を渡した
「…そうか、今夜は空いてるかな?」
「え~え~もちろんでございます!良かったらハイラルのバーで一杯なんてどうです~?私と一緒なら向こうに行けますし…」
「…いい話ができそうだ。おっとこちら私の名刺です。」
「ありがとうございます~!えっと『心求党代表/花畑孔腔』様ですね?」
続く