多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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絵本5

〇△年(今年)8月ー赤獅子事務所

 

インゴーが環境省用の改革申請書を纏めていると東京の病院から連絡があった。

 

「ルクスが…個性に目覚めた?」

 

『はい!個性に目覚めました。』

 

「ど…どんな個性で?」

 

『今のところ、"光の壁"の個性と思われます。それに朗報ですよ』

 

「朗報?」

 

『個性に目覚め時に左手の甲に三角形の痣が出来ているんですが、ハイラルのマークそっくりなんです。ハイラルの巫女にピッタリじゃないですか。』

 

「ほ~…トライフォース形の痣…」

 

『えぇ、あの子と会ったのが切っ掛けになったみたいで、我々の研究にもいい刺激になってくれました。』

 

「あの子?」

 

『えぇ、確か…あった、牧場リンクって仮免ヒーローと話した時に何かあったと伺ってます。あの子よっぽど気になるみたいで、市役所の警護の方が知り合いにどんな人か聞いてるみたいですよ。』

 

…警護の知り合い、確か資料を貰ったよな

 

後で確認するか

 

「わかりました、こっちも受け入れられる様に指示しておくからお願いします。」

 

『よろしくお願いします。』

 

受話器を置きキリアに電話を掛けるインゴー

 

TLuluuuu…

 

『はい、どうしたの?』

 

「病院から連絡があった、ルクスに個性が目覚めたらしい」

 

『…あぁ…そういえば病院に預けていたんだったわね』

 

…キリア、一応お前の娘だろう

 

『で、どんな個性なの?』

 

「"光の壁"らしい、それに伴って左手に市役所の三角形のマーク、トライフォースに似た奴が出たらしいぞ」

 

『!!!…わ、わかったわ、警護の人から報告書貰うわ、それじゃ忙しいから』ガチャン…

 

…キリアは随分同様しているようだが

 

「…ま、戻ってくるならそれでいいか」

 

ルクスは個性に目覚めた。

 

後はこのシガラミ(特別保護区)から解放するためにも早く改革せねば!

 

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12月

 

愛知県の泥花にて遂に前哨戦として敵連合との大規模戦闘が起こった

 

9月から[奇跡の牛乳]の混ぜ物や偽物を作らせ、物流ルートを解放軍に横流しして、四国に大量の在庫を確保出来た。

 

他のヤバい資料も含め、今回の資料は理事長室の金庫に隠してある

 

「ワシの役目を果たすため…行くぞ!」

 

「「「ヘェ~~~イ!!」」」

 

解放軍での役目は負傷者にトアル牛乳を渡し歩く部隊「ポストマン」の指令だ

 

白いマラソンランナーの格好をし、赤い帽子に背中にバックと郵便猫マークで目立つ格好をしている

 

閉鎖されたハイラルを解放するため…全てを捧げよう!

 

 

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アライアンスーリンクの部屋

 

「…ここで終わってる」

 

ルクスの義父が…解放軍?

 

「なんだ?解放軍って…そもそもこれって本当の事なのか?」

 

…でも偽物の牛乳が実際に出回っている

 

科学妖精は隠す事は出来ても嘘は出来ない

 

「…誰かに相談した方が…あれ?」

 

時計を見ると25時を過ぎていた。

 

「やば!早く寝なきゃ」

 

明日、実習で早いんだった!

 

 

 




ゼルダの伝説シリーズより

ポストマン参戦!(人間です。)

何処にいても必ず届けてくれる伝説のポストマン

渡す時にあの音楽『てっててれて~♪』を忘れない!


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