多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
航空機内
これから姉さんに[♪癒やしの歌]オペモードを施工するが、リンクは窓側に座っているので右手だけでやる事になる
今までは、暴れても股がって押さえつけていたのだが今回はそれが出来ない
「姉さんが暴れたらどうすんだよ…そう言えばこの本に」
確か印堂(いんどう・眉間の中央にあるツボ)を押すと神経を落ち着かせるのに役に立つと書いてあった
ここに癒やしの歌エネルギー(今命名)を送ればリラックスして、暴れないのでは?
リンクはそう考え、犬笛を構えて[♪癒やしの歌]を始めた
犬笛は特定の周波数で音が聞こえる為、犬の様な耳の良い動物以外は聞こえない
オペモードでまず、ツボ押しを始めた
「じゃあいくよ、絶対暴れないでよ?声もだからね」
「そんな心配しなくても大丈夫よ、はじめにゃn」
癒やしのエネルギーをツボに送ると、目が虚ろになり体から力が抜けたのがわかった
※ここからは金縛り状態のリンクルの心の声と共にお楽しみ下さい。
「(あ…体が急にふわふわして…力が…)」
「じゃあ、まず目と頭いくよ〜」
リンクルの左側頭部から癒やしの力を纏った右手が内部に入り、目の神経や大脳、中脳、前頭葉に癒やしエネルギーを送る
「(め、目から涙が止まらない!でも凄いスッキリするのがわか !!!…今、全身の毛穴が冷って…)」ゾワッ!
「頭が終わったから、脇からいくよ…おっとその前にシーカーストーンを頭に繋ぐの忘れてた」
リンクルの頭にケーブルシートを貼り、脳波の状態を確認する
「これでよし、じゃあ続き行くね」
肌を晒さない様に、ブランケットの隙間から手を入れ、服の脇腹から首の方に向かって体内に右腕を突っ込むリンク
そして肩、肺、乳腺、胸部下スペイン乳腺、心臓としていく事にした
「(肩ぁ…かぁるぅ…特に問題ないジャ!!!厶!胸!胸を内側からマッサージってヒャイン♡♡!!!//う、嘘、ウソ!!!ビリビリ来る!!!ブラがキツイ!外したいけど体に力が入らない!!ダメダメダメダメぇーーー♡♡!!も…い…逝♡…)」
「おっと、数値が上限に来そうだ、1回落ち着かせよう」
リンクは1回腕を抜いて数値が下がるのを見ている
「(…こ、ここでお預け!!?き、キツイィ)」
「よし数値が下がったから続きをしよう」
そうして胃、小腸、大腸、肝臓等の施工を始めた
「(さ、さっきので注意する様になったから、お腹もスッキリしていくのは凄くわかるけど、さっきからずっとイケそうでイケないもどかしいのがずっと来て頭が、沸騰しそう!あ…今度こそイケ……なあぁぁぁい!!!!)」
「呼吸が荒いな、注意しなくちゃ」
そして、リンクは足は仙骨から伸びる神経に癒やしの力を送り、血行を良くして、最後の下腹部に入った
「(ひ!あ!ア゛ァァァァァ!!!これ以上は…ムリィィぃぃィィ!)」
「姉さん、もう少しで終わるからね」
「(このまま終わるのもイヤァ!!!せめて1回…)」
その時のだった。急に飛行機がガクンと下がった
「ウオ!…ビックリした…」
『お客様に大変ご迷惑をお掛けしました。ただいまのはエアースポットに入った為に機体が不安定になりましたが、ご安心下さい当機は後1時間30分程で札幌空港に到着します。』
あぁ、エアースポットか
「あ…やってしまった。」
下腹部に強い癒やしエネルギーを送ってしまった。
「(ぎゃあ!!背中からどんどんビリビリが上がっって!頭がァァァァァァァ♡♡!!いっ……ア゛ア゛ア゛ァァ♡♡♡♡!!!ふ!深すぎ!!頭からでちゃイケない!何かが!で、でちゃッテルゥゥゥゥゥゥ♡♡♡!!あ……)」プツ!…ジョロ〜
「やば!起きたら姉さんに殺される、ゴメン、シィとショット、良いかな?」
リンクはシーカーストーンをノックした
「様子は見てたであります。クリーニングでありますね?」
「ちゃんとした所でやんないからこうなるッス」
「面目ない…」
「じゃあ、始めるっす。(また1人お客を捕まえたッスね、姉貴)」(黒笑)
「気をつけるであります。(ハートの器やカケラはいくらあっても良いでありますからね)」(黒笑)
そう言ってシィ達は、背中に掃除機を背負ってリンクル姉さんのブランケットに入って行き、服と座席を綺麗にしていった
…今回は随分時間が掛かってるな
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飛行機ー着陸直前
もう少しで飛行機が着陸する
「ん…はれぇ?」
「あ、姉さん起きた?」
「…リンク、アンタは」
リンクルが拳を構えリンクを殴ろうした時だった
ダン!!
「おおう!」
「ヒャイン♡!!!」プルプルプル…
リンクルは飛行機の着陸で発生した衝撃でうずくまってしまった。
「結構一気に着陸したね、…アレ?姉さん?大丈夫?」
「…後で、絶対、蹴り飛ばす」ピクピク…
「えぇ…」(゜o゜;
リンク自身は訳も分からず命を握られた