多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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ゼルダ風味のペルソナがムズい


修学旅行02

ゴロンゴシティー旅館

 

00:00

 

 

さすがに寝ようと布団に潜ろうとするが、異変に気付く、イビキが突然しなくなった。

 

隣の人の顔を見ると、石になっている、流石にこれはないだろ!

 

「…………ナビィ、ケミィ起きて、緊急事態だ」

 

 

ボクは、シーカーストーンの中で眠る、ナビィとケミィを起こす

 

「ナニヨ?コノ時間ニ…」

 

「……夜食ですか?」

 

「トラブルだ、人が石になってる、他の所も確認したい、一緒に来てくれ」

 

 

「……ドウヤラソノ様ネ」

 

「カチカチーです」

 

とりあえず、他の部屋を見ると、やはり石になっている

 

 

外はどうだろうか?

 

 

街の調査に向かう事にした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

ゴロンゴシティ

 

 

街の外では、さっきまで歩いていた人ぽいのが石になっている

 

 

「どういう事?これ」

 

 

「さーです、人間さん達、石になっている」

 

 

もう少し見てみよう

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

中央部に近づくと、何やらズシンと物音が聞こえる様になってきた。

 

 

 

中央部、広場

 

 

 

何やら岩が動いている?

 

良く見るとゴロン岩とガイドの人が、言ってたのが集まって何かをしているようだ

 

 

声をかけて、どんなリアクションをとるか試す、念のため、クローショットを右手に持ち、すぐ逃げれる様にする

 

「あの~すみません、よろしいですか?」

 

ゴロン岩?は一斉にこっちを見る

 

 

 

「!!半年振りのお客さんだゴロー」

 

 

「久しぶりなんだゴロー!!」

 

 

「いらっしゃいなんだゴロ」

 

 

 

……結構友好的だった

 

 

「とりあえず、お話していい?」

 

リンクは、昨日修学旅行で来た事、ガイドさんによると少なくとも数年ゴロン族を見ていない事、00:00になったら、人間が石になっていた事を話した

 

 

「…………てことは、おら達、別の世界にいるってことだゴロ?」

 

「道理で、人間みないゴロ!」

 

「何とかしないとゴロス」

 

 

「どうするゴロ?」

 

「族長に聞いて見るゴロ!」

 

 

「「「「そうするゴロ!」」」」

 

 

……話が纏まって、族長に会う事になった

 

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ゴロンゴシティ北部、商店街

 

 

メインストリートの一番奥にある、大きな岩の家に来た

 

 

「ここが族長の家だゴロ」

 

中に入って見ると、すぐに相撲の土俵があり、奥に祠の様なものがあって、族長?と思われる首にスカーフを巻いたゴロン族がいた

 

「ユン族長!お話があるゴロ」

 

ゴロン族の人?がユン族長に声をかけた

 

「今、それどころじゃないゴロ、旧ゴロンゴシティにいる化け物を……って何で人間がいるゴロ!?」

 

 

…………とりあえず、族長と情報交換をする事にした。

 

族長は原因をなにか知っているようだ

 

 

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族長の家

 

 

「は、初めまして、自分はユンと言うものです。…どうやってここへ?」

 

 

「どうもご丁寧に…リンクと言います。」

 

 

リンクは、ここに来た状況を伝えた

 

 

「…………やっぱり、人間が来なくなったのは、あの化け物の所為だゴロ、一体どうすりゃいいゴロ!?」

 

 

ユン族長は頭を抱えて悩み始めた。

 

 

「…とりあえず、その化け物について話できませんか?」

 

 

事情を聞く事にした

 

「ゴロン族の問題だからあれだども、わかったゴロ、半年位前に、カボチャにマントの妖精が来たらしいゴロ、でもそいつ、旧ゴロンゴシティにある炭鉱の跡に入ったら、ランタンから変な火を吹いて来たゴロ、ゴロン達で押さえようとしたんだが、どうもすり抜けてしまい、外に逃げたと思ったら、おっきくなってしまったゴロ、とりおさえようにも触れねえし、火を打ってくるしどうしようもないゴロ…」

 

 

また族長は頭を抱え始めた。

 

 

「…………なにか解決方法ある?」

 

ナビィとケミィに聞いてみた

 

「聞イタ話ダト…ソイツオソラク[ジャックランタン]ダト思ウケド、モシソウナラオカシイ、子供好キノ、オ調子者ノハズヨ」

 

「オバケならアイテムで何とかなるかもです。」

 

ケミィはなんとかなるって言ってきた

 

「それ本当ゴロ!?」

 

「材料とお菓子、要求するです。」

 

ケミィ…こんな時までお菓子要求かよ…

 

ユン族長は家の奥に走り、素材になりそうな物を持ってきた

 

 

「材料ならそこに、炭鉱から取れた鉱物があるゴロ!」

 

案内してくれたゴロン族は外から箱を持って来た

 

「お菓子ならこれをやるゴロ!」

 

ケミィは、温泉饅頭&大福をもらった!

 

「これなら大丈夫ですね~、サクッといくのです」

 

 

 

 

…………ケミィ…大丈夫かな

 

少し寝よう

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

3時間後

 

 

 

 

「でーきた、ですね~」

 

ケミィは煤汚れて奥から出てきた

 

 

「本当かゴロ!?」

 

 

 

ナビィは掃除機を見せてきた

 

 

「これは?」

 

「オバケすいとる奴です。ボタン押すと吸い込みます。」

 

 

リンクは[オバキューム]を手に入れた!

 

「…………だいじょぶ?これ」

 

 

 

「もし、行くなら族長として、おらも着いていくゴロ」

 

 

討伐にはユン族長も来てくれるそうだ

 

リンクは、事態の打開の為、旧ゴロンゴシティに向かうのであった

 

 

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旧街道

 

 

 

歩きながら旧ゴロンゴシティに向かっている

 

「旧ゴロンゴシティは、炭鉱の街で、そこら辺に鉱物がいっぱいだったゴロ、地面は滑り止めの為、鉄で出来ている所もあるゴロ、たまに雷で、磁石みたいになっている所もあるから注意するゴロ」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

旧ゴロンゴシティ

 

 

町の中央には鉄塔があり、その周りをカボチャのオバケが飛んでいる

 

 

「(アイツなんだゴロ!)」

 

ユン族長が討伐対象のカボチャのお化けを指指して教えてくれた

 

一息入れて気合いを入れる

 

 

「いくよ、みんな!」

 

 

「「おー」ゴロ」

 

戦闘開始!

 




ブレスオブザワイルドよりユン坊登場

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