多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
ゴロンゴシティー旅館
00:00
さすがに寝ようと布団に潜ろうとするが、異変に気付く、イビキが突然しなくなった。
隣の人の顔を見ると、石になっている、流石にこれはないだろ!
「…………ナビィ、ケミィ起きて、緊急事態だ」
ボクは、シーカーストーンの中で眠る、ナビィとケミィを起こす
「ナニヨ?コノ時間ニ…」
「……夜食ですか?」
「トラブルだ、人が石になってる、他の所も確認したい、一緒に来てくれ」
「……ドウヤラソノ様ネ」
「カチカチーです」
とりあえず、他の部屋を見ると、やはり石になっている
外はどうだろうか?
街の調査に向かう事にした。
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ゴロンゴシティ
街の外では、さっきまで歩いていた人ぽいのが石になっている
「どういう事?これ」
「さーです、人間さん達、石になっている」
もう少し見てみよう
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中央部に近づくと、何やらズシンと物音が聞こえる様になってきた。
中央部、広場
何やら岩が動いている?
良く見るとゴロン岩とガイドの人が、言ってたのが集まって何かをしているようだ
声をかけて、どんなリアクションをとるか試す、念のため、クローショットを右手に持ち、すぐ逃げれる様にする
「あの~すみません、よろしいですか?」
ゴロン岩?は一斉にこっちを見る
「!!半年振りのお客さんだゴロー」
「久しぶりなんだゴロー!!」
「いらっしゃいなんだゴロ」
……結構友好的だった
「とりあえず、お話していい?」
リンクは、昨日修学旅行で来た事、ガイドさんによると少なくとも数年ゴロン族を見ていない事、00:00になったら、人間が石になっていた事を話した
「…………てことは、おら達、別の世界にいるってことだゴロ?」
「道理で、人間みないゴロ!」
「何とかしないとゴロス」
「どうするゴロ?」
「族長に聞いて見るゴロ!」
「「「「そうするゴロ!」」」」
……話が纏まって、族長に会う事になった
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ゴロンゴシティ北部、商店街
メインストリートの一番奥にある、大きな岩の家に来た
「ここが族長の家だゴロ」
中に入って見ると、すぐに相撲の土俵があり、奥に祠の様なものがあって、族長?と思われる首にスカーフを巻いたゴロン族がいた
「ユン族長!お話があるゴロ」
ゴロン族の人?がユン族長に声をかけた
「今、それどころじゃないゴロ、旧ゴロンゴシティにいる化け物を……って何で人間がいるゴロ!?」
…………とりあえず、族長と情報交換をする事にした。
族長は原因をなにか知っているようだ
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族長の家
「は、初めまして、自分はユンと言うものです。…どうやってここへ?」
「どうもご丁寧に…リンクと言います。」
リンクは、ここに来た状況を伝えた
「…………やっぱり、人間が来なくなったのは、あの化け物の所為だゴロ、一体どうすりゃいいゴロ!?」
ユン族長は頭を抱えて悩み始めた。
「…とりあえず、その化け物について話できませんか?」
事情を聞く事にした
「ゴロン族の問題だからあれだども、わかったゴロ、半年位前に、カボチャにマントの妖精が来たらしいゴロ、でもそいつ、旧ゴロンゴシティにある炭鉱の跡に入ったら、ランタンから変な火を吹いて来たゴロ、ゴロン達で押さえようとしたんだが、どうもすり抜けてしまい、外に逃げたと思ったら、おっきくなってしまったゴロ、とりおさえようにも触れねえし、火を打ってくるしどうしようもないゴロ…」
また族長は頭を抱え始めた。
「…………なにか解決方法ある?」
ナビィとケミィに聞いてみた
「聞イタ話ダト…ソイツオソラク[ジャックランタン]ダト思ウケド、モシソウナラオカシイ、子供好キノ、オ調子者ノハズヨ」
「オバケならアイテムで何とかなるかもです。」
ケミィはなんとかなるって言ってきた
「それ本当ゴロ!?」
「材料とお菓子、要求するです。」
ケミィ…こんな時までお菓子要求かよ…
ユン族長は家の奥に走り、素材になりそうな物を持ってきた
「材料ならそこに、炭鉱から取れた鉱物があるゴロ!」
案内してくれたゴロン族は外から箱を持って来た
「お菓子ならこれをやるゴロ!」
ケミィは、温泉饅頭&大福をもらった!
「これなら大丈夫ですね~、サクッといくのです」
…………ケミィ…大丈夫かな
少し寝よう
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3時間後
「でーきた、ですね~」
ケミィは煤汚れて奥から出てきた
「本当かゴロ!?」
ナビィは掃除機を見せてきた
「これは?」
「オバケすいとる奴です。ボタン押すと吸い込みます。」
リンクは[オバキューム]を手に入れた!
「…………だいじょぶ?これ」
「もし、行くなら族長として、おらも着いていくゴロ」
討伐にはユン族長も来てくれるそうだ
リンクは、事態の打開の為、旧ゴロンゴシティに向かうのであった
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旧街道
歩きながら旧ゴロンゴシティに向かっている
「旧ゴロンゴシティは、炭鉱の街で、そこら辺に鉱物がいっぱいだったゴロ、地面は滑り止めの為、鉄で出来ている所もあるゴロ、たまに雷で、磁石みたいになっている所もあるから注意するゴロ」
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旧ゴロンゴシティ
町の中央には鉄塔があり、その周りをカボチャのオバケが飛んでいる
「(アイツなんだゴロ!)」
ユン族長が討伐対象のカボチャのお化けを指指して教えてくれた
一息入れて気合いを入れる
「いくよ、みんな!」
「「おー」ゴロ」
戦闘開始!
ブレスオブザワイルドよりユン坊登場