東方人蛇録   作:あおい安室

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これが30回目の投稿です。
この小説を見ている皆さん。
いつも見てくれてありがとうございます。
それじゃ、本編へ…


act25…説明

紅魔館__スネークの部屋__

 

コン、コン、コン

 

「お兄ちゃん、お兄ちゃん、朝だよ?」

 

フランがスネークの部屋のドアを叩いてスネークを起こしている。

 

「ああ…わかった…」

 

スネークは昨日着ていたタキシードに着替えて部屋を出る。

 

「おはよー。そろそろご飯だって。行こう。」

 

「ああ、ところで…フランはそのタイプの服しかないのか?」

 

フランの着ていた服は昨日と同じ物だった。

 

「?そうだけど?でも他のみんなもそんなんだよ?」

 

「そうか…あいにく俺のタキシードはこれしかないからな…」

 

「え?私と戦った時のがあるからいいと思うよ?」

 

「……他の服も探しておくか……」

 

 

 

食堂__

 

「遅かったわね。スネーク。さ、朝ごはんにしましょう。」

 

レミリアが食堂の一番大きな椅子に腰かけており、スネークとフランは普通の椅子に座る。

 

「そういえば……デイウォーカーはどうなった?」

 

スネークは昨日自分の言った事について聞く。

 

「ああ、あれ?あれならパチュリーが準備してるわよ?ついでに今日は私とフランはその準備手伝い。」

 

「えー?なんでー?」

 

「それがね。吸血鬼の個体ごとに術式を変えなきゃならくて、時間がかかるのよ。」

 

「む~む~……」

 

「唸ってもダメ!!スネークは咲夜と一緒に仕事を覚えていって。」

 

「ああ、わかった。」

 

「ご飯ができましたですの~」

 

スネーク達は話を止めて、朝食を食べ始めた……

 

 

 

「なかなかうまかったな。」

 

「ええ、ちなみにそれ、咲夜が全部作ってるのよ?」

 

「そうなのか。あいつは単なるメイドだと思ったが……」

 

「ふふ……咲夜はそれだけじゃなくてよ?この紅魔館の掃除は全部やってるし、血も美味しいし……」

 

「………最後のは知りたい情報じゃないぞ………」

 

「でも吸血鬼には少し重要よ?さ、行きましょ、フラン。」

 

「は~い……」

 

レミリアに連れられてフランは渋々図書館に向かった…

 

「………行ったかしら………」

 

「そんなところにいたのか、咲夜。」

 

フランが食堂を出ると、咲夜が台所から出てきた。

 

「だいたいお前はフランにトラウマでもあるのか?」

 

「そ、そんなわけないでしょ!!」

 

そういいながらも咲夜は少し震えていた。

 

「………まあいい。仕事を教えてくれ。」

 

「え、ええ、それじゃ、教えるわ…」

 

 

 

「まず、あなたには部屋の清掃を頼むわ。とりあえず2階の部屋をお願いね。掃除道具は、2階はあの突き当たりの部屋よ。」

 

「なるほど、わかった。」

 

「ほとんどの部屋は物置みたいな物だから、荷物も動かしてよ。それと…」

 

そういって咲夜は門を見る。

 

「ん…?やっぱり美鈴のやつ、また寝ているわね…」

 

「あいつが門番で良かったのか…?」

 

「さあ?でも私が仕事を始めた頃はメイドだったわよ?でも…」

 

咲夜は窓を開けてどこからか取り出したナイフを投げる。

 

「あたっっー!!!」

 

そのナイフは見事に美鈴の頭に刺さった。

 

「という感じにやって。」

 

「お、おいおい、ナイフが刺さっているぞ!?」

 

「平気よ。それにあれ、妖怪よ?」

 

「…そういうものか?」

 

「そういう物よ。それじゃ、私は戻るわ。」

 

「そういえば咲夜、ひとつ聞きたいんだが、投げナイフはいつからしているんだ?」

 

「そうね…かれこれ十年はしているけど…どうしたのよ?」

 

「いや、この距離で当てれるなら、相当の実力だからな。」

 

「あら、そう。じゃああなたは?」

 

「そうだな…十歳の頃からだな。」

 

「へえ~。それじゃ頑張ってよ。」

 

そう言って咲夜は下に行った。

 

「………十年、か。ヴァンプ以上の実力じゃないのか?あいつ……」

 

スネークは咲夜とヴァンプを比較している様だった。

 

「さて、掃除をするか。また段ボールがあるかもな…」

 

スネークは少し期待しながら掃除を始めた…




次回は咲夜の過去話?
お楽しみに!
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