東方人蛇録   作:あおい安室

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新作小説、東方晴天録を始めました。
更新速度は遅めですけど、
良ければそっちも見てください!


act28…作戦

咲夜がフランとのトラウマを解決する前日__

 

 

 

図書館__

 

「それじゃ、咲夜のトラウマを克服させる作戦を考えるわよ。」

 

「というか…そんなトラウマあったなんて初耳よ。」

 

「俺はある程度予想していたがな。」

 

図書館には会議をするべく、レミリア、パチュリー、スネークの三人が集まっていた。

 

「そういえば当事者のフランはどうした?」

 

「ああ、あの子演技を仮にするとしたら苦手なのよ。というか、隠し事は苦手だから。」

 

「確かにそんな感じだな。」

 

「ええ、それにこないだこっそり『ぬいぐるみの作り方』っていう本を持って帰ろうとしてたけど、小悪魔に見つかってたわ。」

 

「へえ…やっぱりフランは子供っぽいわね。」

 

「ああ、そうだな………いや、今は作戦を考えないと…」

 

「「あ、そうだった。」」

 

「全く……」

 

「面目ないわ…あ、今思い付いたんだけど、なんだかんだ言ってフランって結構優しいじゃない?」

 

パチュリーが意見を出す。

 

「そこで思ったんだんだけど、そこを知れば克服出来るんじゃないかしら?」

 

「なるほどね。確かにいい作戦ね。」

 

「だな。なら…明日あの二人を一緒に行動させるか。」

 

「それなら、あの二人以外は明日他のところに行っときましょう。」

 

「冴えてるな、二人とも。」

 

「ふふっ……伊達にここの主やってないわよ。」

 

「あなたもなにかアイデアない?」

 

スネークはアイデアを考える。

 

(…何かあるか…?……!出来るかどうかは解らんが聞いて見るか?)

 

「なあ、パチュリー。若返りとか出来るか?」

 

「そうね…永遠とはいかないけど一応出来るわ。」

 

「なら、咲夜をフランと同じ位にしてくれ。」

 

「え?どうして?」

 

「同じ年齢位の方が親しみやすい。」

 

「確かにそうだけど…でもすぐバレるんじゃないかしら?本人が自白するでしょうし…」

 

「そうか…いいアイデアだったと思ったが…」

 

スネークは肩をがっくりと落とす。

 

「あら、面白そうなことしてるじゃない。」

 

「その声は…紫か。」

 

紫がスキマから出てきた。

 

「ええ、喋れないようにするなら、簡単よ。それっ!」

 

「のわっと!!」

 

紫が出したスキマから黒鐘が落ちてきた。

 

「いつつ…なんじゃ?この状況は?」

 

「彼の能力は『音を消す程度の能力』。声位消せるでしょ?」

 

「まあ…そうじゃが、状況を教えてくれんかの?」

 

「いろいろあって咲夜の声を消さなきゃならないのよ。手伝いなさい。」

 

「な、なんとも強引な…」

 

「さらにこれも。」

 

紫はビデオカメラを出した。

 

「これは…何かしら?本で見たことないわね…」

 

「ま、簡単に説明すると、何をしているかをこれを使うと後から見れる物よ。」

 

「そんなのがあったとわね…」

 

「大体わかった。それを俺に使えと?」

 

「ええ、でも黒鐘の能力も問題あるから、私が考えたのが、LOVEダンボールっていうのを使うのよ。」

 

「「「「LOVEダンポール??」」」」

 

「ええ、これよ。」

 

紫はスキマから出す。

 

「………塗り直させてくれ。流石に俺もいやだ。」

 

「え?血の色に?」

 

「………わざとなら投げ飛ばしてから『電撃』を浴びせまくるぞ?」

 

「じょ、冗談よ!色は変えるから!!」

 

「じゃが…この大きさからすると……」

 

「「二人で被る事になる。」」

 

「………諦めるしかないな………」

 

「さ、作戦は出来たし、もう寝ましょ!!」

 

「まて、なんであんたが途中からしきってんの?」

 

「あなたにカリスマなんてないでしょ。」

 

「グサッ!!……年増に言われたくないわ~。」

 

レミリアの一言で紫がキレる。

 

「へえ~若造には言われたくないわね…」

 

「へえ…なら…」

 

「一戦…やる?」

 

「せ、戦術的撤退をするぞ!!」

 

「了解じゃ!!」

 

 

 

こうして翌日の克服作戦が行われた…

 

おまけ『黒鐘の受難』

 

「ふう…映姫さんただいまじゃ。」

 

「あら、黒鐘。仕事をサボってきたのにいい度胸ですね。そこに土下座しなさい。」

 

「いや、わざとじゃないんじゃ!!」

 

 

「なるほど、それで、いなくなったと言うわけですね?」

 

「そうじゃ、な?いいじゃろ?」

 

「そうですが、あなたの態度の問題もありますし、説教はします。」

 

「なんじゃと!儂の仕事態度に問題はないじゃろ!?」

 

「はい、ですが、その……私に告白したのが悪いんですよ!!」

 

「!ほう…映姫もテレるんじゃな?」

 

「うるさいです!!大体あなたは……

 

 

「あいつら…本当に幸せそうだね…」

 

それを覗き見していた死神が怒られたのは、また別の話である。




映姫は初めて描きました。
それとクリスマスの投票は今日締め切りです。
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