紅魔館__
「なあ、レミリア、今日は少し休んでもいいか?」
朝食会議でスネークが言う。
「はあ?どうしたのよ…」
「いや、ちょっと人里にいる友人から会いに来ないか?と言われてな。」
「へえ~人里があったんだ。」
「…別にいいわよ。ただし!フランを連れて行きなさい。」
「何?俺は別にいいが…」
「私も人里行ってみたい!連れてって!!」
「という風になるでしょ。この子好奇心旺盛だから。」
「……わかった。」
スネークとフランが、人里に行く事になったわけだが、それにはこんな理由があった。
宴会の時の矢文に…
『薬が完成したから、取りに来なさい。人里にいる妹紅というやつに渡してあるから。永琳』
とあったからである…
人里__
スネークとフランは人里で妹紅に会うためうろついていた。
「なんだかんだ言って俺も人里は初めてなんだがな…」
「あれ?そうだったの?」
「ああ、だから、あまり位置がわからん。」
「ええ!?もしかして迷子!?」
「……否定ができん…」
「あれ?スネークやないか?久しぶりやな。」
迷っていたスネークに声をかけたのは、座って団子を食べていた光であった。
「あ、ひかりんだ。こんにちは~。」
「いや、ひかりんはやめてほしいんや。というか、何しとるんや?」
「ああ、妹紅を探しているんだが、知らないか?」
「ああ、もこたんやな。そろそろここに来ると思うで?」
「もこたん?もこたんってなあに?」
「えっとそうやな~…焼き鳥が得意なやつや。」
「へえ~そうなんだ~。」
「ところで、お前は数学教師なんだろ?何してるんだ?」
「今の時間は休みなんや。やから、団子を食ってるわけや。ナナちゃん~団子4本~」
「はいはい~あれ?スネークとフランちゃんじゃない。こんにちは。」
「うん!こんにちは!七々弥さん!」
「?ここは七々弥の店なのか?」
「ええ、そうだけど?ところで団子4本持ってきたよ?」
「ああ、スネークとフランにあげてや。ほれ、代金。」
「あ、どうも~。」
「さ、私はもう戻るわ。またな~」
「うん、バイバイ~。」
光は手を振ってここを去った。
「それじゃ、お団子食べよ。私は…これとこれ!」
フランは三色とみたらしを取った。
「じゃあ、俺を残りを……!これはうまい。」
「うん、おいしいなぁ。咲夜にも今度頼んでみよっと。」
スネークとフランが感想を述べていると、客が入ってきた。
「あら、もこちゃんじゃない。いつものやつでしょ?」
「ああ、そうなんだけど、もこちゃんは止めてくれないか?」
「………妹紅。久しぶりだな。」
「ん?ああ!!スネークじゃないか!!久しぶりだなあ。」
入ってきたのは、妹紅だった。
「ねえねえ、この人がもこたんなの?」
「………待て、それは誰から聞いた。」
「え?ひかりんだよ?ところで髪の毛綺麗だね~。」
「……スネーク。私は怒ればいいのか?それとも嬉しくなればいいのか?」
「俺にそんな事聞くなよ…ところで……薬は持ってるか?」
「!じゃああいつの言ってたのはお前か。ほら。これだ。」
妹紅はポケットから、小さなビンを出した。
「なるほど…しかし、どうしてあいつらとお前は知り合いなんだ?」
「うん?普通に友達関係だぞ?」
「……そういうものか?」
「そういうものだ。ところでこいつは?」
「?私はフランだよ?よろしくね!もこたん!!」
「やっぱりあいつを殴ってくる!!」
「ああ~待ってよもこちゃん~。」
飛び出した妹紅を追いかけて七々弥までいなくなる。
「………さてと。今度は香林堂に行ってみるか。」
「香林堂?」
「ああ、道具屋みたいなところだ。少し知り合いがいるからな。」
「ふーん。私は家に帰って咲夜にお団子作ってもらおっと。じゃあ、後でね。」
フランはそういって紅魔館の方向に帰っていった。
「……さて、行くか。」
香林堂__
「霖ノ助、久しぶりだな。」
「うん?スネークかい?久しぶりだね。」
「ああ、数ヵ月ぶりだな。」
「確かに。そういえば、新しいカードを拾ったよ。ほら、そこに置いてある。持ってっいってくれ。」
そういって彼の指さした方向には、カードが置いてあった。
「今度は…プラントの時か。それと…なんだ?こいつは?」
プラント事件の時に出会った「ソリダス・スネーク」のカードなどがあったが、そのなかには、いくつかスネークの知らないカードがあった。
「まあいいか…ところで、代金は?」
「そうだね…この棚にある品物の使い方を教えてくれるかい?」
「お安い御用だ。」
「なるほど、わかった。ありがとう。」
「礼にはおよばんさ。それじゃ、俺は帰るとしよう。」
「ああ、また来てくれよ?今度はお茶でも用意しておく。」
こうしてスネークの長かったような一日は終わった…
次回は僕と零丸で裏話。
本編の裏設定とか語ります。