東方人蛇録   作:あおい安室

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永琳が出ると思った?残念!妹紅でした!


act30…再開

紅魔館__

 

「なあ、レミリア、今日は少し休んでもいいか?」

 

朝食会議でスネークが言う。

 

「はあ?どうしたのよ…」

 

「いや、ちょっと人里にいる友人から会いに来ないか?と言われてな。」

 

「へえ~人里があったんだ。」

 

「…別にいいわよ。ただし!フランを連れて行きなさい。」

 

「何?俺は別にいいが…」

 

「私も人里行ってみたい!連れてって!!」

 

「という風になるでしょ。この子好奇心旺盛だから。」

 

「……わかった。」

 

スネークとフランが、人里に行く事になったわけだが、それにはこんな理由があった。

宴会の時の矢文に…

『薬が完成したから、取りに来なさい。人里にいる妹紅というやつに渡してあるから。永琳』

とあったからである…

 

 

 

人里__

 

スネークとフランは人里で妹紅に会うためうろついていた。

 

「なんだかんだ言って俺も人里は初めてなんだがな…」

 

「あれ?そうだったの?」

 

「ああ、だから、あまり位置がわからん。」

 

「ええ!?もしかして迷子!?」

 

「……否定ができん…」

 

「あれ?スネークやないか?久しぶりやな。」

 

迷っていたスネークに声をかけたのは、座って団子を食べていた光であった。

 

「あ、ひかりんだ。こんにちは~。」

 

「いや、ひかりんはやめてほしいんや。というか、何しとるんや?」

 

「ああ、妹紅を探しているんだが、知らないか?」

 

「ああ、もこたんやな。そろそろここに来ると思うで?」

 

「もこたん?もこたんってなあに?」

 

「えっとそうやな~…焼き鳥が得意なやつや。」

 

「へえ~そうなんだ~。」

 

「ところで、お前は数学教師なんだろ?何してるんだ?」

 

「今の時間は休みなんや。やから、団子を食ってるわけや。ナナちゃん~団子4本~」

 

「はいはい~あれ?スネークとフランちゃんじゃない。こんにちは。」

 

「うん!こんにちは!七々弥さん!」

 

「?ここは七々弥の店なのか?」

 

「ええ、そうだけど?ところで団子4本持ってきたよ?」

 

「ああ、スネークとフランにあげてや。ほれ、代金。」

 

「あ、どうも~。」

 

「さ、私はもう戻るわ。またな~」

 

「うん、バイバイ~。」

 

光は手を振ってここを去った。

 

「それじゃ、お団子食べよ。私は…これとこれ!」

 

フランは三色とみたらしを取った。

 

「じゃあ、俺を残りを……!これはうまい。」

 

「うん、おいしいなぁ。咲夜にも今度頼んでみよっと。」

 

スネークとフランが感想を述べていると、客が入ってきた。

 

「あら、もこちゃんじゃない。いつものやつでしょ?」

 

「ああ、そうなんだけど、もこちゃんは止めてくれないか?」

 

「………妹紅。久しぶりだな。」

 

「ん?ああ!!スネークじゃないか!!久しぶりだなあ。」

 

入ってきたのは、妹紅だった。

 

「ねえねえ、この人がもこたんなの?」

 

「………待て、それは誰から聞いた。」

 

「え?ひかりんだよ?ところで髪の毛綺麗だね~。」

 

「……スネーク。私は怒ればいいのか?それとも嬉しくなればいいのか?」

 

「俺にそんな事聞くなよ…ところで……薬は持ってるか?」

 

「!じゃああいつの言ってたのはお前か。ほら。これだ。」

 

妹紅はポケットから、小さなビンを出した。

 

「なるほど…しかし、どうしてあいつらとお前は知り合いなんだ?」

 

「うん?普通に友達関係だぞ?」

 

「……そういうものか?」

 

「そういうものだ。ところでこいつは?」

 

「?私はフランだよ?よろしくね!もこたん!!」

 

「やっぱりあいつを殴ってくる!!」

 

「ああ~待ってよもこちゃん~。」

 

飛び出した妹紅を追いかけて七々弥までいなくなる。

 

「………さてと。今度は香林堂に行ってみるか。」

 

「香林堂?」

 

「ああ、道具屋みたいなところだ。少し知り合いがいるからな。」

 

「ふーん。私は家に帰って咲夜にお団子作ってもらおっと。じゃあ、後でね。」

 

フランはそういって紅魔館の方向に帰っていった。

 

「……さて、行くか。」

 

 

 

香林堂__

 

「霖ノ助、久しぶりだな。」

 

「うん?スネークかい?久しぶりだね。」

 

「ああ、数ヵ月ぶりだな。」

 

「確かに。そういえば、新しいカードを拾ったよ。ほら、そこに置いてある。持ってっいってくれ。」

 

そういって彼の指さした方向には、カードが置いてあった。

 

「今度は…プラントの時か。それと…なんだ?こいつは?」

 

プラント事件の時に出会った「ソリダス・スネーク」のカードなどがあったが、そのなかには、いくつかスネークの知らないカードがあった。

 

「まあいいか…ところで、代金は?」

 

「そうだね…この棚にある品物の使い方を教えてくれるかい?」

 

「お安い御用だ。」

 

 

 

「なるほど、わかった。ありがとう。」

 

「礼にはおよばんさ。それじゃ、俺は帰るとしよう。」

 

「ああ、また来てくれよ?今度はお茶でも用意しておく。」

 

こうしてスネークの長かったような一日は終わった…




次回は僕と零丸で裏話。
本編の裏設定とか語ります。
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