「さて、家に入ってみるか…」
俺は冥界に来て、どういうわけか、自宅を発見した。
それで、そこを調査することにしたわけだが……
「どうも、人がいるような……」
そう、人がいる気配がする。それに少し掃除されている。
まあいい。気配を消しておくか……
キイィ……
中は最後に来たときと変わりなかった。だが、音が聞こえる。
これは……歌?
「「「♪♪~♪♪~♪♪♪♪~♪♪~」」」
三人はいるか……だが、楽器使いだな。
なかなか見事な演奏だ……
だが、これからどうするか?演奏者はわからないが、恐らく常人じゃない……
!待てよ、確か靴箱の箱に……
あったな、スモークグレネード。
よし、こいつに……効果付加睡眠!
そらよ!
「あれ?なんか入ってきたよ?」
「…………危なくない?それ?」
「そうかな?そうは見えないけ
ドシュウン!!
「うわ!やっぱりなんかで……zzz……」
「ちょっ、メルラン!?」
「……zzz……」
「ルナサはもう寝てる!?ふああ……私も……zzz……」
パタッ。
「ここまでうまくいくとはな………」
さて、中は………うん?あまり変わってないな………
違うのは、恐らくさっきのでやられた三人の妖精がいることだろう。
いつかあの演奏をフランとかにも聞かせてやりたいな……
「さて、異常はないようだな……なら、帰るか………!待てよ!?」
俺はその時、あの一件でしか使わなかった物を思い出し、それを取り出す……
「スニーキングスーツ………懐かしいな!!」
そう、あのリキッドとの戦いの始まりの事件、シャドーモセス事件で着用していたスニーキングスーツだ。
持ち出すのを忘れていたのが役にたつとはな……
「さて、着てみるか……」
「よし、サイズは合ったな……」
そして俺はこれを着用して玄関を開けたその時。
「んにゃ!!」
誰かに当たったが……ね、猫?猫耳の生えた少女だ……
「はうう……痛いです………」
「す、すまない、大丈夫か?」
「はい……なんとか……」
「それなら良かった。ところで、君は何していたんだ?」
「は、はい。何か建物を見つけてなんだろな~と思って近づいたら……」
「扉が当たったと?」
「そうです。ところでお名前は?幽霊じゃないですよね……?」
「?ああ、ここは冥界だったな……俺はスネーク。ここには異変の解決に来たな。」
「スネーク……?あ!紫様が投げる人って言ってました!!」
「……ああ、投げてたな……」
「ええ!やっぱりそうなんですか!?わ、私は投げないでくださいよ!?」
「待て、俺はそこまで投げ飛ばさないぞ……」
「あれ?そうなんですか?」
「ああ、そうだ。」
あいつはなんでこんな事を教え込んでるんだ………
「なるほど……私は八雲 橙です。藍様の式で、紫様からは式の式です。」
なかなかややこしいな……
「なるほど、それで君はどうしてここに?」
「それが………迷子になったんです~。」
「はあ?迷子?」
「はい…いつの間にかここにいたんです……」
「そうか……とりあえずここにいたらどうだ?寝ている妖精がいるが……」
「え?いいんですか?」
「ああ、別に構わんぞ?帰りに連れて行けばいいからな。」
「あ、ありがとうございます!!それじゃ、お言葉に甘えて家にいますね?」
「ああ、それじゃ、またな。」
「はい!…………あっ、スネークさん。」
「なんだ?落とし物でもしたのか?」
「違いますよぅ……確かあっちの方に建物があったって……」
そういって橙は俺の家から見て左の方向を指差した。
「そうか、ありがとう。」
「はい。えっと……」
「どういたしまして……じゃないか?」
「あっ!それです!それじゃ!」
そして橙は俺の家の中に入って行く……
「しかし、あいつらの事が少しわかった気がするな……」
そして、俺は再び異変を解決に動きだした……
次回、妖夢戦の予定。