東方人蛇録   作:あおい安室

44 / 77
最初に書いておく!!これはかーなーりーgdgdだ!!
………すいません。


act35…桜。

だいぶ階段を登ったが……ようやく着いた……

 

「ここが……白玉楼……なんだ……?不思議な感覚だ……」

 

なんだ?この感覚は……まるで戦いの時の感覚だ……

 

「……進むしかないか……」

 

俺は足を進める。その時、俺は誰かの声を聞いた気がした。

 

「こんなところに来るんじゃない……お前はまだ早い……」

 

「……なんだ?誰かいるのか?……」

 

周りに呼び掛けるが、返事はない。

……女性の声だったな……

 

「……とりあえず建物を調べるか……」

 

俺は足音をたてないように中に入っていく。

内装はやはり和風となっていた。

 

「まずは、人を探すのがてっとり早いな……」

 

異変の元凶とも遭遇できるかもしれんしな。

 

 

 

「………………」

 

「?声か……?」

 

部屋の探索をしていると、話し声が聞こえてきた。

それを聞いてみようと俺はこっそり部屋に近付く。

 

「………全くなんであんたは勝手に西行妖を咲かせようとするの?」

 

!この声は………紫だ………藍が叩き起こしたのだろうか?

 

「いいじゃない~どうせ減るもんじゃないでしょ?それにまだ満開じゃないし。」

 

?聞いた事のない声だ……あの妖夢とやらの仕えているやつか?

 

「でも咲かせようとしたのは事実よね?」

 

「うっ……じゃあ早く花を散らせばいいじゃない……」

 

「それができたら苦労しないわよ……」

 

「ふ~ん……じゃあ、一旦満開にして散るのを待てばいいじゃない。」

 

「人の話聞いてないでしょ!?満開にさせちゃダメ!!」

 

「も~わかったわよ。お茶でも取ってきて。そっから考えましょ。」

 

「いや、自分で取ってきなさいよ。なんで私が?」

 

「はいはい。紫はわがままなんだから~。」

 

!ヤバい!こっちにくる!!段ボール!!

 

ガラッ!!

 

「?紫~ここに変な箱置いた~?」

 

「いいえ、置いてないけど?」

 

「ふ~ん。じゃあ開けてみようかしら。」

 

そしてもう一人のやつが段ボールを掴む……今だ!

 

「あれ?なにもなあああ………」

 

バタッ。

 

「え、ちょっと幽々子?」

 

「危なかった……もう少しで見つかるかと……」

 

「いや、もう見つけたから。なにしてるのよスネーク……」

 

「やっぱり紫か……で、今回の異変の原因はこの幽々子で間違いないんだな?」

 

「ええ、そうだけど……って。なんであなたが異変解決してるの?それとどうやって幽々子倒したの?」

 

「幽々子とやらは麻酔銃で段ボールを持ち上げた瞬間眠らせた。異変は他の二人が行動できなかったからな。」

 

「え?霊夢がダメなのは知ってたけど魔理沙は?」

 

「あいつは春度を取られて植物人間状態だ。」

 

「ええ………まあいいけど。ちなみに、異変解決するんだったらあと一つこなせば終わりよ?」

 

「なるほど。どうすればいい?」

 

「いいわ、説明するからついてきて。」

 

 

 

「こ、これは……」

 

俺が連れられて目にしたのは見事との一言しかない立派な桜だった……

なんだ?自分がなんだか生きているのがバカらしくなってきた……

 

「ダメッ!!」

 

スパァン!!

 

「うはっ……いきなり何をする!?」

 

「この桜には人を死に誘う効果があるのよ!」

 

「何?ではどうすればいい?」

 

「一番てっとり早いのがこれの花を全部散らせばいいんだけど……見てて。」

 

そういって紫は花の一つに近付くが……!

弾幕!?花から弾幕が来たぞ!?

 

「このようになってる上に、弾幕当てないと散らせないからかなり大変よ。」

 

「わかった。なら総動員するか……量産『METALGEARRAY』!!大統領『ソリダススネーク』!!超人『デッドセル』!!戦友『CO-OPS』!!」

 

俺はほとんどのスペルカードを使って桜に攻撃する。

 

「嘘、そんなにたくさん使えるのあなた!?」

 

「?ああ、いくらでもいけるとは思うぞ?それに制限も効果に応じて再び使うまで時間がかかるくらいだからな。」

 

「え、なにその強さ。あなたを恐ろしいと思ってきたわよ……」

 

「そうか?……くそ、あまり減ってないな……」

 

スペルカードの時間が切れると桜の花は確かに散っていたが、それでも二割ほどしか減っていなかった。

 

「これの強度は異常だからね……他のスペルカードは?」

 

「いや、残り三枚だ。しかも内二枚はなぜか使えなかった……」

 

「そう……だとしたら不味いわね。時間がかかると復活するのよこれ……」

 

「はあ?だとしたらこれにかけるか……神風『TANEGASIMA』!」

 

そして事実上最後のスペルカードを発動すると出てきたのは……火縄銃?

 

「……こんなものどうしろと……」

 

「私も少し期待したけど確かにどうするのよそれ……でも一応撃ってみたら?」

 

「ああ……そらよっ!!」

 

俺は引き金を引いて桜に当てる。

するとその瞬間、

 

ビュオオオオ!!!!

 

大きな風が起きた。

 

「きゃあああ!!な、何!?」

 

「俺に聞くな!!…………止んだか?」

 

「え、ええ……はあああああ!?何で!?何で全部散ってるのよ!?」

 

「何?……本当だ、全部散っている………」

 

あれほどのスペルカードを使ってほとんど落ちなかった花が全部落ちていた………

 

「………もう頭痛くなってきた………あれ簡単に風で飛ぶのね………」

 

「………よくわからんが、大丈夫か?」

 

「ええ……じゃあ幽々子を起こしましょうか……」

 

「あ、ああ。」

 

そう答えた紫はものすごく、凹んでいるようだった………




あの声が誰か?内緒です!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。