東方人蛇録   作:あおい安室

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こないだの弟との話。
「牛乳チンしたの誰~?」
「あ、僕。ココア作ろうと。」
「ふ~ん。ま、自分でやってよ。」
「………やってくれる優しさはないんですか………」
「Yes,Ido.」d(^д^)
「ブチッ!!」


act36…解決

「さてと……これから事情聴取をするが……自己紹介から頼めるか?」

 

前回の桜を散らしてから、俺と紫、そして首謀者である幽々子とやらは、紫が話していた部屋で話し合いをしていた。

 

「ええ、私は西行寺 幽々子。亡霊よ。紫とは友達ね。ところで妖夢はどうしたの?」

 

「質問の立場が逆だが……あいつは俺が階段の下の方で戦って倒した。その後は知らん。」

 

「ふ~ん。妖夢に勝ったのね……ま、いいわ。次は異変の起こした理由でしょ?」

 

「まあ、そうだが……」

 

なんというか、マイペースなやつだな……

 

「なんか古い書物を整理してたらあの桜に何か封印されてたらしいのよ。で、今まであの桜は一度も満開になった事がないから咲かせれば解けると思って春度を妖夢に集めさせてたのよ。」

 

「……地味に頭使うやつなんだな……」

 

「むっ、なかなか言うわねあなた……」

 

「でもそれだいたい当たってるわよ?」

 

「むうう~~~でも、異変起こしたのはもうひとつ理由はあるのよ?」

 

「ほう?なら聞かせてくれ。」

 

やはり頭脳派だったか?だとしたら少し面倒だ……

 

「それは……宴会よ!!」

 

「「はあ???」」

 

紫と声を合わせて言う……というか、前言撤回だ。やっぱりバカか?

 

「だって異変を起こしたら宴会するんでしょ?楽しみ~。」

 

「………できないわよ。」

 

「え?」

 

「ああ、会場が使えんからな……」

 

そう、会場となる博麗神社の管理人である霊夢は風邪をひいて今回の異変を解決できなかった。

つまり神社で宴会をするのは不可能だ。

 

「ええ!?じゃあ私はなんのためにこの異変起こしたの!?」

 

「聞かれても俺は答えれんが……」

 

「でも確実なのはあなたは単に起こしただけの骨折り損ね。」

 

「うう~~!!じゃあ宴会ここでやってよ!!それならいいでしょ!?」

 

「うーん……まあそれならいいけど……スネーク。人員確保は私やるから準備手伝ってあげて。」

 

「了解。紅魔館の連絡も頼むぞ。」

 

「ええ、それじゃ。」

 

そして紫はスキマを使ってどこかに行く……

 

「はあ……また面倒なやつがいたものだ。」

 

「面倒なやつとはなによ。面倒なやつとは。」

 

「宴会のために異変を起こしたのが面倒なんだが。解決も少し苦労した。もう少し迷惑を考えろ。」

 

「………反論できないのが悔しいわ………」

 

「まあいい。そろそろ妖夢も戻ってくるだろう。そこから開始だな。」

 

「あなた自分だけでも先に動かないの?」

 

「動きたいのは山々だが、どこでするかも決まってない。それを今から考えるのもある。」

 

「ならあの桜でいいじゃない。きれいだし。」

 

「あれはもう全部散らした。無理だな。」

 

「ええー?じゃあ建物の中?」

 

「ああ、それで頼む。部屋はどこだ?」

 

「ええ、こっちよ……」

 

 

 

「ここが、一番広い部屋。散ってるとはいえ桜も見えるしね。」

 

「なるほどな。なら座布団や机を揃えんとな。」

 

「ええ、机はかき集めてくればいいけど座布団はそこの押し入れのとこにしまってあるから。」

 

「そうか、わかった………?どうした?さっきから見つめて。」

 

どうも移動をしていた頃から幽々子が見つめていた気がしたが………

 

「?ああ、昔あなたにあった気がするな~って。」

 

「ははっ、それはないな。君みたいな美しい女性の顔はしっかり覚える。俺は会った記憶がないからな。」

 

「あら、口説き上手ね。でも私は固いわよ~?」

 

「まあそうだろうな。魅力が強い女性はそういうもんだ。」

 

現にこの幽々子だって女としての魅力が体についているからな……

 

「ふーん………でも私あなたにどこであったのかしら………」

 

 

 

 

『あら?変わったお客さんね。ムシャムシャ。片目のない人なんて。』

 

『そういうものなのか?ところでここはどこだ?』

 

『ここはね……ムシャムシャ。死んだ人の来るところよ……あ、そこの醤油とって。』

 

『ああ………ところですごい食べっぷりだな。』

 

『ええ、ムシャムシャ。あなたもいる?』

 

『いや、それくらい自分で集める。』

 

『ええ?一体……ムシャムシャ。どこから?』

 

『?森のなかにいけば蛇くらいいるだろう?』

 

『ええ!?蛇食べるの!?まずそう……』

 

『そんなことはない!!例えばアミメニシキヘビやキングコブラや毒を持った蛇でも………』

 

 

 

「…………幽々子?」

 

「え?何々?」

 

「いや、急に静かになったから大丈夫かと……」

 

どうも私は考え事をすると周りが見えないらしい。

でも思い出した。あの変わった幽霊と似てるのね……

 

「え、ええ大丈夫………ところで………アミメニシキヘビって知ってる?」

 

「?ああ、あれか。あれは普通にかぶりついてもうまいし焼いてみるとさらに絶品だが……どうした?」

 

「いいえ、なんでも。さ、準備頑張ってね~。」

 

………こんど蛇探そうかな……

 

 




裏ネタ放送局という本編の裏設定を聞かれたら答える企画をスタートさせました。
質問などもそちらにお願いします。
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