………泣いた。
『ちょっと相談したいことがある。暇な時にでもこっちにきてくれないか? 慧音』
「…という手紙をもらったんだが…」
「行って来れば?どうせ仕事もたいしてないんだし」
俺は届いてきた手紙の事を相談していた。
「お嬢様。私の苦労を知らないで言ってるんですか?」
「あ…咲夜久しぶり。八話ぶりだね」
「妹様もメタ発言はやめてください」
「ま、どうせなら咲夜も行けばいいじゃない。休みあんまりとってないんでしょ?」
「ですが、それだと掃除は「あーもう!私が休めいったんだから休みなさい!」…わかりました。今日一日休ませていただきます」
それで結局人里に行くのに咲夜が同行することになったんだが…
「…なぜメイド服なんだ?」
「それいわれても私私服持ってないんだけど…」
服装がなぜか咲夜は普段のメイド服、俺は紺色の和服を着ている。
「ならどうして私服がないんだ?」
「…私の過去知ってるでしょ?拾われて以来あまり町とかに出かけなかったからメイド服以外着なかったのよ」
「はあ…とりあえず服を調達しにいこう。まずはそれからだ」
そして俺と咲夜は紅魔館を後にした。
香霖堂__
「…ここは?」
「香霖堂という店だ。まあ、何でも屋だな…」
そういって俺は扉を開ける。
「うん?スネークじゃないか。久しぶりだね」
「そうだな、香林」
「ところで…君の後ろにいるのは誰だい?」
「はじめまして、紅魔館に仕える従者、十六夜咲夜と申します」
彼女は頭を下げる。
「これはどうもご丁寧に…僕は店主の森近霖之助だ。今日はなんのようだい?」
「ちょっと咲夜の私服を買いにな。和服とかは扱ってるか?」
「もちろんだ。色の希望とかはある?」
「そうですね、暗めの色でお願いします」
「わかった。案内するからついて来てくれ。あ、スネーク、新しいカードを拾ったから持っていってくれ」
そういって二人は店の奥に行った………新しいカード?
「………これか?これは………」
俺の知らないやつもある………『METALGEARD』、『太陽銃』、『レールガン』など………
ふむ………大型兵器や武器ばかりだな。使い方も考えんとな………
「おまたせ、スネーク。どう?」
「ああ、咲夜か………なかなか似合ってるぞ」
出てきた咲夜が着ていたのは黒色の和服、それに白い帯が巻かれている物だった。
「いやーいいのがあってよかったよ。それじゃあ、代金は………今回はいいかな」
「?どうしてだ?」
「お客さんを増やしてくれたからね。彼女他にも皿とか欲しいらしいし」
「ええ、なかなかいいのがあったわ。今度買おうと思ってる。まあ、財布忘れたから今回は遠慮したけど」
「そうか………それじゃまた来る、香林」
「ああ、またね、スネーク」
そして香林堂を後にする………
人里__
「久しぶりだな、ここも………」
「………」
咲夜はしきりに周りを見ている………
「どうしたんだ?何かあったのか?」
「………いや、私を気にしてる人がいないと思って………」
「?目立ちたいのか?」
「そういうのじゃないわよ。私この髪だから………」
そう言って頭を指差す………ああ、なるほど。
確かに銀髪だから目立ちやすいな………
「そういったのを気にされるのはまずないぞ、スネークの連れ」
いつの間にか近くにいた妹紅
「………スネーク、誰?この人………」
「ああ、知らないか。紹介する。藤原妹紅、俺の幻想入りしてから出会った人物だ」
「そういう事だ。十六夜咲夜だろ?」
「?どうして私の名を………」
「ああ、新聞に載ってたから知ってるんだ。よろしくな」
そして二人は握手する。
「そういえば妹紅はどうしてここにいる?」
「ああ、そうだった。慧音がスネークを見つけたらつれて来てくれと言われてるんだ。案内するよ」
そう言われて俺と咲夜はついていく………うん?
「どうして咲夜まで付いてくるんだ?」
「いえ、なんとなく気になったから」
小話がまだまだ続きそう。
それとそろそろクロスオーバーのオープニングだけ投稿しようかな………