東方人蛇録   作:あおい安室

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タイトルどうり阿求が出ます。
それじゃ、本編に。


act50…阿求

寺子屋__

 

「すまないな、忙しいのに呼び出して」

 

「いや、別に俺は良かったんだがな」

 

妹紅に案内されて俺と咲夜は寺子屋の一室で慧音と話していた。

 

「ねえ、一つ気になるんだけどあなたって教師なんでしょ?」

 

「まあ、一応そうだな」

 

「なら、真昼間から仕事を放りだしていいの?」

 

「大丈夫だ。今は数学の時間だから、私は休憩中なんだ」

 

「へえ…」

 

「ところで呼び出した内容はなんなんだ?そこが気になるんだが…」

 

「ああ、そうだったな。スネーク、『幻想郷縁起』について聞いたことはあるか?」

 

「いや、俺は知らんが…」

 

「そうか、ならそこから説明しよう。幻想郷縁起は人間の生活の安全を確保するために妖怪等の能力や実態、または幻想郷における危険地区を記録し、理解や対策の啓蒙、準備のための知識伝播をしたものだ」

 

「そんなものがあったのね…」

 

「ああ、一応そこそここの幻想郷において知名度のある書物だ。続ける、これには過剰に妖怪を恐れたり、あるいは強力な妖怪に手を出したりしないようにする目的もある。 さらに人里に住まわずに妖怪退治や異変解決を行う人物を英雄伝として記録し、有事の際の相談先として紹介しているんだが…」

 

「そこに俺を書きたいと?」

 

「それもあるが、もう一つある。紅霧異変についての取材もあると言っていた。一応解決者なんだろう?」

 

「ふむ…そういえばその幻想郷縁起の筆者は誰なんだ?紫か?」

 

「いや、違う。そろそろ来るとは思うが…」

 

その時、襖が開いた。

 

「すいません、遅くなりました」

 

「…慧音、この少女が?」

 

「ああ、阿求、自己紹介を」

 

「はい、私が幻想郷縁起の筆者、稗田阿求といいます」

 

「ああ、わかった。よろしく頼む」

 

そして俺は彼女と握手した。

 

「さてと…私はそろそろ時間だ、じゃあな、二人とも」

 

慧音はそういってここを立ち去った。

 

「それで、書きたいのは英雄伝に記録することと紅霧異変についてだったな?」

 

「はい、そうです」

 

「なら先に言っておくが英雄伝への記録はすまないが拒否させてくれ」

 

「え…?理由を聞かせてもらってもいいでしょうか?」

 

「…俺は英雄と呼ばれた事がある。だがそのたびに苦労してきた…それに伝説なんて大したことはない、実際に見れば幻滅するものだ」

 

「そうですか…なら、英雄伝への記録は取りやめます。次に紅霧異変についてお聞かせいただけますか?」

 

「それなら構わない。紅霧異変についてだな?」

 

「そうですね。まずその異変にかかわった人物についてお願いします」

 

「それなら私も協力した方がいいかしら?」

 

今まで黙っていた咲夜が口を開く。

 

「スネークさん、この方は…?」

 

「紅霧異変に関わった人物、そして異変側の一人でもある十六夜咲夜だ」

 

「そうですか…咲夜さん、お願いさせていただきます」

 

「ええ、わかったわ。まずは異変側として関わったのはで紅魔館のメンバーほぼ全員ね。名前も必要?」

 

「ええ、お願いします」

 

「まず、当主でもあるレミリア・スカーレット、門番の紅美鈴、紅魔館の図書館の管理人パチュリー・ノーレッジ、その部下の小悪魔、そして私、十六夜咲夜、レミリア様の妹のフランドール・スカーレット、あとは妖精メイドね」

 

「なるほど…では解決者側は?」

 

「俺と魔理沙と霊夢だが、解決に動いた速さは魔理沙と霊夢が俺の後に行った」

 

「わかりました、それでは異変の動機はなんですか?」

 

「それは吸血鬼は日光に当たるとすぐにというわけじゃないけど、死んでしまうから日光を遮るのが動機ね」

 

「そうですか…まあ、だいたいこれくらいで十分です。時間も時間ですし…」

 

そういわれて外を見ると、たしかに真っ暗になっていた・・・

 

「そうか、また取材はあるか?」

 

「できればお願いしたいですね」

 

「そう、ならいつでも呼んでくれていいわよ」

 

「わかりました。それじゃ、今日はありがとうございました」

 

こうして取材は終わった・・・

 

 

 

「そういえばメイド服はどこに行った?」

 

「あ…」

 

香霖堂に忘れていたそうだ…




そろそろオリジナル異変へ。
タイトルは、ないしょ
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