あっちの感想も頂けると幸いです。
獣夢が紅魔館のメイドとなって一週間経った。
今だにどの霊夢のそっくりさんも帰る目処がたたないそうだ。
獣夢については魔界という異世界から来ているが、その魔界への行き方、帰り方が共に紫にもわからないとの事。
械夢は一応未来の方から来たわけだが、帰るには未来の方からアプローチされる必要があるが、帰る見通しはある。三人の中で一番マシだ。
幽夢はどうしようにもない。肉体がないから外の世界に帰れないから幻想郷にいるしかない。肉体もどこにあるかわからないのもあるが………
話を戻そう。俺がこれから語るのは獣夢と幻想郷の話だ。まあ、ほんの一部とのだが………
………他の奴等については他奴等が語る。心配するな。
獣夢編………語り手スネーク………
「むー………」
イライライライライライラ………………
「………な、なあ………フランの様子が………」
「わ、わかってる………ものすごくヤバイわ………」
俺とレミリア、そして妙にイライラしているフランはベランダでお茶会していたんだが………
どうも様子がおかしい。イライラしすぎだ………
「むー………」
イライライライライラ…………ガシャアン!!
「ウニャーー!!!!な、何事ですか!!??」
どうやら下で窓が割れたらしい。
「あの泣き声は獣夢だけど………まさかフランの能力で窓が割れた?」
ついでに説明すると相変わらず俺しか獣夢の言っている事のわかるやついない。
「だとしたら本格的に不味いぞ………」
「でもなんでまた………」
「原因を聞きたいが………あのフランに近付くのはちょっと………」
「そうよねぇ………」
そういって二人揃ってため息をつく………
「二人共全部聞こえてるよ?」
「「!!」」
フランに気付かれた!!い、いやな予感しかしない………
「こっちは獣夢ちゃんと仲良くしたくて色々考えてるんだよ!?怒ってないから静かにしてよ!!」
「あ、ああすまなかった。レミリア、席を外そう」
「わかったわ。フランもがんばってね………」
そして俺とレミリアはベランダを出て行った………
固蛇移動中………
「獣夢と友達になりたくてあんなにイライラしてたのね………」
「俺も驚きだ。………まあ、こういっちゃあなんだがフランらしいと言えばフランらしいな………」
「そもそもあの子って同年代の友達がいないのよね………」
「だがフランって何歳なんだ?同年代以前の問題だぞ………」
「あ、年齢じゃなくて精神的によ?まあ、年齢なら495歳。精神的には人間の9歳くらいかしら?」
「そういえば獣夢もそれくらいだな………?待てよ?小悪魔はどうなんだ?」
「あ、あの子も言われてみれば同じくらいね。協力してもらいましょうか?」
「まあ、必要最小限に留めてやった方がいいだろう。あいつも忙しいだろうからな………」
「ええ、フランの能力の影響を受けるのは誰だって嫌でしょう………」
「そうだな。だが、やはりフランの問題でもある。俺達はサポートに徹しよう」
「それがいいでしょうね。でも私思うんだけどさあ………」
そういってレミリアは廊下の方を見る。その仕草を見て俺は廊下の方に感覚を集中させる。
すると声が聞こえてくる………
「ウニャアーー!!下ろしてくださいようーー!!」
「もう、暴れないでよ。だっこしていたいのに………」
………………………咲夜だ。またやってるのかあいつは………………………
「あれにやきもち妬いてるんじゃないかって………」
「………………………ありうる。いや、それしか考えれん」
「やっぱりそうよね。でも咲夜に手を挙げるのはちょっと抵抗があるのよね………」
「「………………はぁ………………」」
全く、ここにはくせ者揃いだと実感する………
本当に咲夜が暴走しすぎてる………
どうすりゃいい?僕は………