「獣夢と庭の手入れを?」
朝食の後俺はレミリアに呼び出されて仕事を聞いていた。
「そうよ。この間のことは覚えてるかしら?」
そう言われて俺はフランの「獣夢と友達になりたい」という発言を思い出していた。
「もちろんだ。それで俺はどうすればいい?」
「獣夢にここにいるやつの印象を聞いてもらえる?特にフランと咲夜を」
「わかった。ところで庭の手入れと言っても何をすればいい?」
「そうね。雑草刈りと木の枝とか拾って集めればいいわ。屋敷の離れに倉庫があるからそこに道具とか雑草を集めるところがあるから」
…ということがあった。俺は外に出て獣夢と草刈をしている。ちなみに服は俺は野戦服を下だけ来て上はなぜかあったタンクトップだ。さすがに上半身裸には抵抗がある。
獣夢は巫女服で、腕の部分を除けている。メイド服を嫌がって元々着ていた巫女服にしている。その辺もついでに聞いてみるか?
「フニャ…暑いですね…」
「まあ、今の季節は初夏だからな…暑さも目立ってくる。まだお前はマシだろう?」
「?ああ、この服ですか?この服って晴ってひとが作ってくれたんですよ?」
「……晴の趣味を疑うな……」
「あ、デザインしてくれたのは違う人で、作ってくれたのが晴さんっていうだけですよ?」
もしかすればそのデザインしたやつは昔の博麗の巫女なんだろうか?晴というやつも昔から生きているそうだから、知っていたとしても、何もおかしくはない…
「そういえば、どうだここの仕事は?」
「普通に楽しいです!でも…あの咲夜って人は嫌です…抱きしめるときすっごく力強いから痛いんですよ…」
やっぱりか…あいつの獣夢好きさはおかしいからな…
「それに、魔界の方で働いてた時もメイド長いたんですけどあんまり表情なかったんです。それでもいい人だったんですよ?夢子さんが懐かしいです…」
夢子というのはメイド長の名前だろうか?それにしても咲夜にもなぜそんなにかわいいのか聞いてみるか?…止めておこう。獣夢には悪いがアニメについて聞いた時のオタコンみたいになりかねん…
「他の奴の印象はどうなんだ?」
「えっと…紫の服を着た人ってわかります?」
「パチュリーか?」
「はい、それです。その人はなんか私を実験に使ってきそうなんです…」
「は?」
初耳だぞそれは…
「私の言葉をみなさんが理解できるようにする魔法とかなんか私には難しくてよくわからない魔法とかをしたいから手伝え、って言ってくるんですけど、私がここに来たのも魔法のせいですから少し嫌なんですよね。あ、でもあの人と一緒にいる小悪魔っていう人は好きです!たまにおさかなくれるんです」
「そ、そうか…」
やはり猫だから魚が好きなんだろうか?だが小悪魔の印象はいいようで安心したな…
「それと、レミリアって人わかりますよね?あの人は普通です。良くも悪くもないというか…」
「よくわからないからか?」
「そうなんです。お話してみたいんですけど少し怖くて…」
「…あいつはいいやつだぞ?妹の心配や自分につかえているやつを大事にしているところがある。そんなに怖がらなくていい」
「なるほどです…あ、スネークさんは普通に頼りにしていますよ。私の言葉わかってくれるし…人間でいうならお父さんみたいです」
「お、お父さん…」
…少し傷ついた…もちろん俺も四十はこえているが、見た目は少年だ…どう返していいのかわからん…
「な、なんかごめんなさい…」
「いや、いい…気にしてない…」
「は、はぁ…あ、最後にフランっていう人がいましたよね?」
「ああ…」
「あの人とは私も仲良くしたいんです。でもなぜか近づくと逃げるんです…私嫌われているんですか??」
「それは…ないと思う。たぶんお前とは仲良くしたくても、どうすればいいのかわからないんじゃないか?言葉もここだと俺しかわからんし…」
「そうですよね…はあ…」
そういってため息をつく獣夢は少しかわいそうだった…
確かに言葉がわからないのはどうしようにもない。どうするべきか…
現在活動報告で獣夢編の後どうするかを募集しています。
少しでも多くの意見がもらえるとうれしいです。