「結局、フランにはいい印象はあるけど、どうしたらいいのかわからない。そういうことね」
「そういうことだ。言葉の壁は厚いからな…」
草刈をした日の夜。俺はレミリアに報告していた。
銃夢の考えは大体予想通りだったが、言葉というものがやはり立ちふさがった。
「まったく…言葉をあいつがどうにかすればいいじゃない。それか翻訳させる方法を…」
「まあ、翻訳方法としては紫が確か言語の境界とかいじっていたが…あいつが好き好んでこんなことをやるとは思えん」
「そうよね…やっぱりパチュリーに頼るしかないわ。スネーク。あんたも何か手伝ってきなさい」
「はあ…わかった」
そもそも魔法だって万能ではないはずだ。パチュリーもどうにかできるとは決まってないしな…
固蛇移動中…
紅魔館__図書館__
…本当にいつ来ても驚く。一体どれだけの本がここにあるんだか…
「むきゅ…?スネークじゃない。こんな夜更けに何の用?」
「ああ、パチュリーか。レミリアにパチュリーの獣夢系のことの魔法を手伝ってこいと言われてな」
「まったく…スネークをよこすくらいならあの白黒魔法使いをよこしてくれた方がましよ…」
「?魔理沙のことか?」
そもそも幻想郷に魔法使いなんてアリスを入れても三人だけだな…そういえば械夢は魔法に関して詳しいのだろうか?アイルー語がわかるくらいだからな…
「そうよ。あいつ戦闘くらいにしか魔法使ってないから実際宝の持ち腐れよ…というか私はあいつのネーミングセンスが気になるわ。大体何よ、恋したことなさそうなのに恋色とか…夢見すぎじゃない?」
「それはそうだろう。あいつもまだ10代だぞ…」
「はっ、何よ。魔法使いはもっと年くってるわよ。私ですらもう800くらいよ?」
「は、800!?レミリアよりも年上なのか…」
「そうよ?あいつの母親との縁があったからここにいるのよ。そもそもあいつのせいで私もいろいろ苦労したというのに…」
「と、ところで獣夢についてはどうなんだ?」
俺は話が長くなることを予期して話題を切り替えた。
「興味深いやつよ。ちょっと獣夢の言葉をわからせる魔法もある程度構想はできてるけど大規模だから人材不足な上に副作用も安心できない。やるのは大変よ。全く魔法以外にも方法あるというのに…」
「は?方法があるのか?」
「そうよ。フランが頑張ってあのアイルー語を覚えるとか逆に獣夢が頑張って言語を覚えるとか。まあ、手間かかりそうだけど。そもそもあいつ文字くらい書けるだろうから筆談させればいいのよ、わかる?」
「お、おい。最後のやつなんで指摘しないんだレミリアに?」
「え?それくらいあいつだって気づくだろうし私も魔法にこだわってるし…」
はあ…本当にここは曲者ぞろいだ…
「まあ、気づいてなくてもスネークが聞いたんだからもう伝えちゃえばいいじゃない」
「そうだな…」
まあ、一番最悪なのはその魔法を使って副作用が出ることだから、よしとしよう…
更新は明日と土日くらいかなできるの…