東方人蛇録   作:あおい安室

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旅行にいって立ち寄ったところに魔理沙の絵が!
なので魔理沙の出番が増えます。


act5

「…で、何者なんだ?お前は…」

スネークは短刀を構えつつ女に問う。

「何者か?そうねえ…霊夢の…母親かしら?」

「あんたあっさり嘘をつくなー!」

女が喋り終わったと同時に霊夢が裂け目から這い出てきた。

「あら、意外と早かったわね。」

「いや、私はあんたのついた嘘の事を言っているんだけど!?」

「…でも、そういう事は私がしたでしょ?母親には近いんじゃないかしら?」

「はぁ…もういいわ。それよりも…」

「私の年を言った事…」

「「弾幕ごっこで決着をつけるわ!」」

「いや待て待て。私らはあんたの事を知らないぜ?その後にしてくれ。」

「同感だ。一応目星はつくが…」

「…そうね。せっかく霊夢の友達もいるんだしね。私の名は八雲紫。よろしくね。魔理沙…」

そういって紫は手を出した。

「お、おう…」(な、なんかうさんくさい…)

魔理沙はそこに手を出して握手する。

「それと、外来人よね?あなた。」

「あ、ああ…」

「それで、帰りたくはない…という事よね。」

「…何故そんなに知っているんだ?外来人はともかく、まだ後者は言っていないぞ?」

「あーそれね。こいつ多分盗み聞きしていたんだと思う。」

今度は霊夢が答える。

「ちょっと霊夢。人聞きを悪い事を言わないでよ。その通りだけど。」

「否定はしないのか!」

「しかしどうやって?気配はしなかったぞ?」

「さっき私が落ちたでしょ?あれはスキマと言ってこいつが使っていて、おまけに基本的にはどこにでも通じているの。そのスキマを使ってこいつは盗み聞きできる訳。」

「なるほど、たちが悪いな…」

「私も同感だぜ。霊夢も困ったやつを持ったな…」

「そうよ。いつのまにか勝手に風呂に入ってくるわ昼飯を食べるし。こんなのが幻想郷を作ったなんて、最初は嘘だと思ったし。」

「三人して酷くない!?」

「「「おまえがそういうことをするからだ!」」」

三人は声を合わせて言う。

「ううぅぅ…もう私帰る!」

「はいはい。」

そして紫はスキマを使って帰っていった。

「さてと。邪魔者がいなくなったところで、一つ聞きたいんだけど、スネークはこれからどうするの?」

「確かに、これからどうするかは俺も考えていない。第一住む場所すらないんだが…」

「そうか。それは問題だな。」

「住む場所ということならうちはもう空きがないし…」

「…なあ。住む場所がないんだったら私の家はどうだ?」

「「はぁ!?」」

「第一俺は男だぞ!?さすがにそれは…」

「そうよ。いきなりどうしたのよ魔理沙。」

「いや、外来人に興味があるだけだぜ?それとも野宿がいいのか?もう日は落ち掛けだぜ?」

確かにもう空はだいぶ暗くなっていた。

「…もういいわ。スネークに任せるわ…」

そういって霊夢は家の中に行った。

「…わかった。魔理沙。これからよろしく頼む。」

「おう。それじゃこいつの出番だな。」

そういって彼女は箒に跨った。

「何をしてるんだ?早く乗れよ?」

「いや、少し抵抗が…」

「そうか。まあ最初はそうだろうな。でも結構楽しいぞ?」

「…分かったもういい。」

スネークは魔理沙の後ろに乗る。

「よし、しっかりつかまっていろよ!」

その一言と同時に箒は飛んで、博麗神社を後にした。

「これは…」

スネークは周りを見て絶句する。

「へへっ。どうだ?気持ちがいいだろ?」

「ああ、同感だ。こんな景色は初めて見る…」

「さてと、このまま私の家にいくぜ!」

 

 

おまけ

「…あいつらこの庭直すの忘れて帰ったわね…」

博麗神社の庭には魔理沙の不時着のあとがあった…




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