2ページ目 食事時
…私の朝は基本遅い。魔理沙は、いつも早起きしてると上海…私の作った人形が報告している。上海は朝庭の管理をしており、その時になぜか魔法の森をマラソンしている魔理沙をときどき目撃している。
初めて目撃した上海は、わたわたしながら報告してきたものだ。
その光景がかわいかったのは我ながらよくやったものだと思う。さて、本題に戻ろう。
今日は早かった。なぜか?あの械夢の観察で夜遅くまで起きていたからだ。結局進展はなく眠ろうとした時に、私の古い友人が「一時間くらい寝て起きると頭がすっきりする」といっていたのを思い出した。あいつの身長を私はもう越したのだろうか?頭をなでられて怒っていたのが懐かしい。
また本題からずれた。
「あ、そこの卵とってくれる?」
「………コクン」
今私は久しぶりに朝食を作っている。人形任せに最近はしていたから久しぶりなのであって、朝食をとっていなかったわけではない。
思えば上海はしゃべれない。仕草、笑うなどの感情でしか私とは会話していない。械夢とは逆だ。
[ただいまデスアリスサン」
「?どこにいっていたのよあなた…」
[朝食用に人里にお野菜を買いに行ってマシタ。お金は私の所持金を使おうと思いましたが、博麗霊夢に似てるからってなぜか割引してもらえまシタ]
なぜだ。似てるから割引?霊夢とやらと勘違いされたわけでもないだろうし…
「んー…アリスー械夢はどこだー?」
眠そうに目をこすりながら丁度魔理沙が起きてきた。
「もういるわよここに…」
[おはようございマス、魔理沙サン]
「ーー!!」
上海がご飯ができたと合図する。ちなみに食パンとスクランブルエッグ、野菜炒めだ。
「お、ありがとなアリス、朝食の準備してくれて」
「べ、別にいいわよ、丁度暇だったんだから」
「ま、いいや。いただきまーす」
[めしあがりやがれでございマス]
「「は??」」
い、今女の子が出しちゃいけない声が聞こえた気が…
「な、なあ、械夢は食べないのか?」
魔理沙が話題を変える。それでよし。一応このことは記録しておこう。
[私はそもそも食べれまセン。動力は魔力を元にした電気デス]
「え、械夢は魔法使いに作られたのか?」
[イイエ、エネルギー効率のいい物があって、それが魔力を発生させているのデス]
「ふーん、それ、名前なんなんだ?この時代にあるのか?」
[ありますが、入手するにはコペルニクスゾーンエンジンが必要デス。説明しまショウカ?]
「いーや、いい。自分で探して自分で調べる。外見は?」
そういって械夢は肩を…って。なんなんだろうこいつ。肩を物理的に外したし。外せる限界を知りたい。
そして外したところに反対側の手を突っ込んで青い宝石を取りだした。
[これが21個ありマス]
「ほー…きれいだな。さわっても爆発しないよな?」
[爆発はしませんが、事と次第によっては暴走シマス]
「ちょ、そんなものとっととしまいなさい!!」
[分かりまシタ]
そんな感じに朝食は終わった…なにこれ?カオスなの?カオスなんだろうか?
クロスオーバーの前振りだったりするわけだこれが。