3ページ目 娯楽時
………私は、時々人里の寺子屋で人形劇をしている。
ずっと前に私が人形を使っているのをみた慧音とやらが、「それで人形劇やってくれないか」と言ってきたからだ。
ちなみに基本的には童話や、幻想郷で起きた異変などの話をしている。
何故するのか聞いてみると、子供達にとっての娯楽や、楽しみになるからと言っていた。
実は、私にとっても娯楽になっている、なぜならその役用の人形作りがとても楽しい。その人形に心がこもっているかの様に作るのがコツだが、それは結構難しい。こういった事を簡単にするやつが昔友人にいたが、それで私の人形作りは上手くなったのかも知れない。
さて、この様な理由で私は人形作りをしている。まあ、この話にあまり関係ないかもしれないが。そんなある日の事。
「なーなーアリスー」
「………何よ、魔理沙。今忙しいんだけど?」
その時私は前述の人形劇用の人形を作っていた。時間が空いていたからだ。
「なーんかやることなくて私今暇なんだぜ。だからなんか手伝いないか?」
………私は激しく悩んだ。仮に人形作りをさせるとしても、確かに人手が増えればその分速度は上がる。だが、魔理沙の人形作りの実力はどうなのだろうか?
スネークいわく、彼女の家はガラクタが多かった事。おまけに片付けてもなかったそうだ。
器用な事が出来るとは思えない。同様に掃除なども無理だろう………
「………ほー。やっぱり本職はちがうなー」
「?あっ」
さっきまで手元にあった確か………中国だったか?そいつをモデルにした人形が魔理沙に取られていた。
何故作っていたかと言うと、今度紅霧異変をテーマにするからだ。
「アリスーこれがあるって事は私の人形はあるのかー?ないならマスパで吹き飛ばすぜ!!」
「理不尽すぎるわ。まだ作ってないだけよ。あなたのは新規に作らなきゃならないんだからね」
そういうと、魔理沙はミニ八卦炉をしまった。自宅が爆発した時には服の中に入れていたから無事だったそうだ。
「新規ってどういうことだ?」
「例えば霊夢は、巫女服を前に作った事があるから作るのは簡単よ。他にもレミリアとかフランは服はほとんどおんなじだし、パチュリーとかも、結構装飾少ないから楽ね。逆に面倒なのがあなたよ」
「え、私か?」
「そう。服の装飾が多かったり元になるものがないやつは本当に大変なのよ?スネークなんて迷彩パターンがあるから難易度高いわよ。おまけに装飾もそこそこ多いし………」
「そりゃ大変だなー………で、結局何か手伝いないか?」
失敗した。論点をずらして手伝わせたくなかったんだが………
[何をしてるんデスカ?]
「人形作りを手伝おうと思ってたところだぜ。械夢もするか?」
[………少し待ってくだサイ………裁縫プログラム検索………存在を確認。手伝いの準備完了デス]
また機械的なところがあった。結局どうしようか………
「あ、信頼してないだろアリス」
「そ、そんな事ないわよ」
「ふーん………まあいいぜ。小道具作る事に専念するから人形は任せたぜ」
そう聞いて私は心の中でほっとした………
人形制作中………
「………よしっ!出来たぜ!」
「どれどれ?」
魔理沙が作った木製のミニ八卦炉や、ナイフを見る。
中々いい。細かいところまで仕上がってる。
[私も出来マシタ]
「そう…………ってえええええ!!!」
「?どうしたんだアリス?っておおお!!」
私達は驚愕した。械夢が作ったのは、スネークの迷彩服………だけじゃない。スネークの人形も作っている。他にもよくわからないが、僅かに光沢のある素材で作られた一つ目のような人形。他にも、骨格の見えている感じの服を着た霊夢………なんのために?
[後々役に立ちマス。ちなみに忍者とゴーストという名前デス]
「「は、はぁ………」」
そういえば、あいつは未来から来たんだった。この人形後々の異変に関わっているのかもしれない………
考えすぎかもしれない。
最近3DSでイニシャルDのゲームにはまってる。
PS4欲しいなー。