魔法の森__魔理沙の家__リビング__
「…で、何があった?」
スネークは魔理沙に問いかける。
「おう、それがな…」
私がな、さっき風呂から出ようとしたんだ。
そうしたらな…急に後ろから髪を掴まれたんだ。
私はとっさにミニ八卦炉をとって後ろに向かって攻撃した。
後ろには誰もいなかった。
あったのは私の攻撃で壊れた壁だけ…
「というわけだ。」
「そんなことで爆音がするか?普通…」
「ま、気にすんな。というか…どの道風呂が壊れたことには変わらないぜ。」
「何?…直せるか?」
「いやいや。無理だぜ。私は一応普通の魔法使いだぜ?魔法が使えなかったら単なる少女だぜ。」
魔理沙は手を振りながら言った。
「ふむ…少し見てくる。」
スネークは風呂場に向かった。
魔法の森__魔理沙の家__風呂場__
「これは…」
風呂場は、風呂自体は傷ついている様子がないが、壁に大きな穴が開いていた。
「な。すごいことになっているだろ。」
「ああ。だが壁だけでまだマシだ。これだけなら工具と木材があれば簡易的な修理ができる。」
「は…?マジか…?スネーク…お前大工だったのか?」
「いや、本職じゃないがな。これでも自分の家は自分で建てたんでな。」
「すごいな…この家は私が来た時からあったんだ。」
「そうなのか…そろそろ戻ろう。寒くなってきた…」
二人は風呂場を後にした。
魔法の森__魔理沙の家__リビング__
「さてと、明日はどうするんだ?」
「そうだな…風呂場の修理をするとしてもあの物置には工具はなかったからな…」
「そうか…よし、明日は香林堂にいくぜ!」
「香林堂?」
「ああ、まだ言ったことがなかったな。香林堂っていうのはな。私の友人がやっている店だ。幻想入りした道具もある。」
「つまりは…そこで工具を調達する…という訳か。」
「ああ。それにお前の服もいるからな。」
「そうだな…そういえば一つ気になったことがあるんだが…」
「なんだ?知っている事なら答えるぞ?」
「親はどうした?」
「!…スネーク、内緒にしてくれるな?」
急に空気が重くなる。
「…ああ、口は堅いほうだ。」
「そうか…私はな、家出してきたんだ。」
「家出?どうしてだ?」
「普通…魔法と言われて信じるか…?信じないだろ…私の親もそうだった。だけど、私は信じた。だけど、親は認めてくれなかった…だから、家を出た…もう3年以上前だったかな…」
「…辛いな…」
「だけど…後悔はしていない。このおかげで私は霊夢と出会った。空だって飛べる。心配しなくていい。」
「そうか…」
「お前の両親はどうしたんだ?」
「…二人とも…病気で亡くなった…病気の原因は…俺だ…」
「!…さ、もう話題を変えよう、そうだな…弾幕ごっこについて、知った方がいいな。」
「確か霊夢も言っていたな…」
「正確にはスペルカードルールといってな。スペルカードルールは、幻想郷内での揉め事や紛争を解決するための手段なんだ。人間と妖怪が対等に戦ったり、強い妖怪同士が戦う場合に必要以上に力を出さないようにするためのルールなんだ。「弾幕ごっこ」と呼ばれることが多いな。」
「なるほど…なかなか考えてあるな。」
「ああ、続けるぞ?基本的に、あらかじめ技の名前と命名しておいた名前の意味を体現した技をいくつか考えておき、それぞれの技名を記したカードを任意の枚数所持しておくことになっている。。このカードを「スペルカード」と呼ぶんだ。
対決の際には、決闘開始前に決闘内での使用回数を提示して、技を使う際には「カード宣言」をしなきゃならない。
「まるでゲームだな…」
「ああ、私もそう思う。勝負は体力が尽きるかすべての技が相手に攻略された場合は負け。体力が残っていても提示した全枚数を攻略されたら、負けを認めなきゃならない。」
「…死人は出ないのか?」
「ああ、基本的には非殺生の弾を使うからな、ちなみに霊夢は霊力弾、私は魔力弾、妖怪は妖力弾…というように質が違うんだ。スネークが使うとしたら…霊力弾だな。霊力というのは人には僅かにでもあるんだ。それを固めて放つのが霊力弾だ。」
「いや、霊力を使わずにも撃てる。」
スネークはそういってM9を構える。
「なんだ?それ?マジックアイテムか?」
「これはそうだな…当たった相手を眠らせる弾を発射する道具だ。」
「そうか、それなら大丈夫だと思うな。試しに撃ってみたらどうだ?おっと、私は撃つなよ?」
そう言われてスネークは近くのロウソクを狙う。
パシュ!
発射音がなるとロウソクに当たり火が消えた。
「うわっ、そんなもん撃つなよ!あーもう、暗いな…」
「悪かった。明かりをつける。」
「いや、もう寝よう…そろそろ寝ないと明日がつらいぜ?」
「そうか、じゃあ部屋に戻る。」
スネークは自分の部屋に向かった。
スペルカードルールなどには独自解釈、およびウィキペディアを参考にしました。
指摘があればお受けします。
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