私が克服するお話。   作:83/hachimitsu

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主要登場人物
・主人公:弦巻早希
・姉:弦巻マキ(弦巻真希)
・友人:結月ゆかり
・赤い学生声優:琴葉茜
・青い学生声優:琴葉葵


私が出会うお話。

 「すみません。ご迷惑をかけます。」

「事情が事情だし、いいのよ。貴女はなんにも悪くないしね。だからきちんと、養生なさい。」

「はい、ありがとうございます。」

私は大家さんに頭を下げていた。現在の時刻は朝9時半。このくらいの時間なら大丈夫かな?と大家さんのもとを訪れていた。大家さんに事情を話すと大家さんは了承してくれた。心の中に感謝と罪悪感を感じながら部屋に戻ろうとすると聞きなれた声で声をかけられた。

「早希ちゃん。」

透き通った声が響く。

「あ、ゆかりさん。もう、いらしたんですね。」

そう言いながら振り向くとそこには肌色があった。

「さぁぁぁぁぁきぃぃぃぃぃちゃぁぁぁぁぁん!」

「うわっぷ!」

がしっと抱きつかれる。こんな事する知り合い私には一人しか思い付かなかった。

真希(まき)ねぇ!苦しいから、放して!」

「もう、心配したんだからね!悩んでるなら何で相談してくれなかったの!」

「ゆ、ゆかりさん……。助けて。」

「まぁ、良いじゃない。一年くらい会ってなかったんでしょ?マキさんも積もる物があるんじゃないんですか?」

「う゛……苦しい。本当苦しい。ちょ、ほんと助けてください。」

「……しょうがないですね。マキさん。早希ちゃん苦しそうですから少し手加減してあげなさい。」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!気づいてあげられなくてごめんねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

「あ、駄目ね、これ。耐えて、早希ちゃん。」

「そ、そんな……殺生な。」

結局、真希ねぇが放してくれるのは5分後の事だった。死んだお母さんを見そうになったのは誰にも言わない様にしよう。

 

 

 荷物を運びを終わった私達はゆかりさんが持ってきたワゴン車(真希ねぇ運転)に乗りゆかりさんの家に向かっていた。

「そういえば、ゆかりさん。何で真希ねぇと一緒だったんですか?」

「荷物を運ぶのを手伝ってもらおうと思って呼んだのよ。」

確かに私とゆかりさんだけでは運ぶのが難しいものもある。しかし高身長かつ力の強い真希ねぇがいればそういった物をやすやすと運んでくれるのだ。

「まぁ、私の出るまくはあんまり無かったけどね。」

「確かに。早希ちゃん荷物少なかったし、大きくて重い荷物もちゃぶ台がMAXだったわね。」

「まぁ、ベットは引っ越し業者に任せましたしそんなものだと思いますけど?」

「それに服とかも小さいから、かさばらないしねー。」

「真希ねぇ、うるさい。」

話ながらも車はぐんぐんと進んでいく。都心ともあって景色はあまり変わらずコンクリートジャングルが広がっている。

「あっ!」

突然ゆかりさんが声を出した。

「どうしたんですか?」

「どったの、ゆかりん?」

私と真希ねぇが尋ねる。するとゆかりさんは珍しく冷や汗をたらしながら私の方を向いた。

「早希ちゃんに(あかね)ちゃんと(あおい)ちゃんの事、話すの忘れてた。」

誰の事だろう、と私は首を傾げる。

「誰ですか?その、茜さんと葵さんは。」

「ゆかりんの従姉妹だよ。琴葉(ことのは)茜ちゃん、葵ちゃん。今年で高校2年生。二人とも学生兼声優なの。」

真希ねぇが答えた。それに付け加えるようにゆかりさんが続ける。

「お仕事の関係上こっちに住んでいた方が都合がいいので、二人とも私の家に住んでるんです。あの子達には、明日から家族が増えるよ、と言ってあるんですが早希ちゃんに伝えるのを忘れちゃって。」

「えっ、何ですか。その意味深な言い方。」

「なにか問題あったかしら?」

私は絶句した。私はすっかり忘れていた。結月ゆかりがどんな人物かを。彼女は確かに頼りがいのある人だ。基本的には何でも出来るし人柄も良い。しかしどこか抜けているのだ。良く言えば天然。可愛く言えばうっかりさんなのだ。

「あー……ゆかりん。」

真希ねぇは言いづらそうに言う。それ対しゆかりさんはきょとんとした表情だ。

「何ですか?マキさん。」

「その言い方だとゆかりんが結婚したと思われるかもよ?」

「いや、流石に無いでしょう。だって家族が増える、としか言っていませんよ?」

「20代後半に差し掛かりそうな女性に突然、家族が増える、なんて言われて真っ先に思い付くのは結婚だと思います。」

そう私が言うとゆかりさんは笑いながら言った。

「それはそれで面白いことになりそうわね。」

これからの生活が少し不安になった。

 

 

 ゆかりさんの家らしき所に着いたらしく真希ねぇが車を止めた。外を見ると結構立派な一軒家が建っていた。

「こ、これがゆかりさんの家何ですか?」

「えぇ。」

「大きいですね。」

まさかこんな家を建てれるほどだったとは、と内心驚く。ゆかりさんから肩を叩かれる。

「荷物運ぶわよ。マキさんは茜ちゃんと葵ちゃんを呼んできてください。」

「はい。」

「おっけー。」

私はワゴン車に、真希ねぇは玄関に走った。

「ゆかりさん、どこに運べば良いですか?」

「ちょっときついけど2階の一番奥の部屋に運んで。そこが今日から貴女の部屋になるから。」

「あ、ありがとうございます。」

住人が増えても部屋を簡単にあげれるほどの豪華なのか、とうろたえる。荷物を抱えてワゴン車を降りると玄関から真希ねぇと見慣れない二人の女の子が出てきた。一人は長く伸ばした赤い髪を左側で結っている活発そうな女の子。もう一人は同じく長く伸ばした青い髪を右側で結っている落ち着いた風の女の子だ。それよりも驚くのは雰囲気は全く違っても顔と体格が瓜二つのところだ。ゆかりさんが名字を2つ言わないから姉妹か姉弟なのかなとは思っていたけれど。まさか双子だとは思わなかった。真希ねぇが私を指さす。多分私を紹介してるんだと思う。双子ちゃんが私の方を見た。私は何だかちょっと緊張してしまうが大人の余裕を見せなければと感じ、会釈する。持っていた段ボールを落としそうになり、抱えなおす。再び玄関に向かって歩き始めると双子ちゃんがこっちに向かって走ってきていた。彼女達は私の前で止まると、青い髪の子が私の持っていた段ボールを、赤い髪の子が私を抱えあげて叫んだ。

「うちの妹が増えたー!」

「私に妹ができたー!」

私は困惑した。赤い髪の子に抱きつかれる。少し理解が出来なかった。視界の奥にそれは楽しそうに笑う真希ねぇの姿があった。状況が見えた気がした。

「真希ねぇ!何を言ったの!」

「いやー、茜ちゃんと葵ちゃんが喜んでくれて嬉しいなー。」

真希ねぇが説明する気皆無な事はわかった。

「待って二人とも。ちょっとおろして。」

そう言うと赤い方は放してくれた。真希ねぇと違って話し合いが出来る事に感動している自分がいて少し悲しくなった。

「真希ねぇに何吹き込まれたか知らないけど、まず1つ。私は貴女達よりは年上だから!」

そう言うと二人は少し固まって

「「そういう設定?」」

と言った。

「事実だぁぁぁぁぁぁぁ!」

私は叫ばずにいられなかった。

 

 

 荷物を運び終わった私達はゆかりさんの提案で自己紹介をしていた。リビングのテーブルに向かい合って座る私と琴葉姉妹。そして私の隣で微笑む真希ねぇ。琴葉姉妹の隣で微笑むゆかりさん。妙な緊張感ではりつめる空気。少しお腹が痛くなってきた。

「じゃあ、先ずは早希ちゃんからね。」

ゆかりさんが私に促す。トップバッター私か!と少し狼狽える。しかしここで大人という事を示さないと後々面倒な事になるだろう。私は平静を装いながら自己紹介を始めた。

「私は弦巻早希、23歳です。好きなものは油揚げ、特技……というか趣味は料理です。今後ともよろしくお願いしましゅ。」

「噛んだな。」

「噛んだねー。」

「噛みましたね。」

「噛んだわね。」

顔から火が出そうな程恥ずかしかった。

「というか、ほんまに成人やったんか。私達より年下にしか見ぃひんな。」

「お姉ちゃん、流石に失礼だと思うよ。」

「なんや、葵かて叫んどったやん。妹ができたー、て。」

「あれはマキさんが12歳って言うから。」

「真希ねぇ、後で話があります。」

やはり元凶は真希ねぇだったようだ。

「あっはい。」

真希ねぇは結構イタズラ好きだ。学生時代もよく困らされたものだった。

「じゃあ次はうちがするで。」

赤い方が言う。

「うちは琴葉茜!呼び方はなんでもええよ。年は16!好きなもんはエビフライ!家事はちーっとだけ出来るから、戦力になれるで!」

「家事(洗濯のみ)。」

葵ちゃんが煽る様に言う。

「う、うるさいなぁ!次は葵やで!」

そういって少し顔の赤い茜ちゃんは葵ちゃんに自己紹介するよう促す。葵ちゃんは少し緊張した面持ちで始めた。

「あ、えと。茜の双子の妹の琴葉葵です。できれば名前で読んでほしいです。好きな食べ物はチョコミントアイスです。家事は出来ませんが色々手伝うのでよろしくお願いします。」

凄く丁寧な言い方で葵ちゃんは自己紹介を終えた。

「うん、よろしく。茜ちゃん、葵ちゃん。」

「ところで早希さん?ちゃん?ゆかりさんとはどんな関係なん?」

茜ちゃんが聞いてくる。

「あ、それ気になってました。ゆかりさんが家族が増えるって言った時は遂に彼氏が出来たかと思ったんですけど」

ゆかりさんが戸惑った様な表情をする。私はゆかりさんに、だから言ったじゃないですかと目線を配らせて答える。

「ゆかりさんは友人ですよ。そういう浮わついた関係は真希ねぇです。」

「「そうなんですか!?」」

そうやって驚く二人。

「な、何を言ってるの早希ちゃん!」

そう言って顔を赤らめるゆかりさん。真希ねぇは意外にもなんの反応もなかった。真希ねぇへの仕返しのつもりだったが効果は薄いようだ。

「なーんだ。じゃあ、ゆかりさんにはまだ浮わついた話は無いんか。」

「ゆかりん、婚期逃しちゃうかもねー。」

「よ、余計なお世話よ!」

顔を赤らめるゆかりさん。罪悪感が湧いてきた。そしてゆかりさんも婚期を気にしてるんだなぁと少し意外だと思った。そうやって話していると突然ぐぅっとお腹がなった音がした。音のした方を見ると真希ねぇが顔を真っ赤にしてお腹を押さえていた。どうやら勝手に自滅したらしい。少し微笑んで私は

「いい時間ですしお昼にしますか。キッチン使いますね。」

と言って席を離れた。

 

 

 「「「「ご馳走さまでした!」」」」

「お粗末様でした。これ、コーヒーです。茜ちゃん達もコーヒーでいい?」

「ええよ。」

「大丈夫です。」

私達はお昼ご飯を食べ終わり一息ついていた。ちなみにお昼は簡単にパスタにした。ソースも作らず簡単にそれっぽいもので和えただけのものだ。

「いやー、美味しかったわー。正直意外やったな。料理出来るなんて。」

と茜ちゃんが言う。

「私も一人暮らししてたから多少の家事はね。」

「十分美味しいですよ。」

「せやなー。このクオリティが毎日食べられるんは嬉しいわー。」

こんな簡単な物でそう言われると今までどんなご飯だったのか不安になる。ゆかりさんは……私の知ってる限りなら、卵焼き紫色だったり水色だったりと、あまり良いとは言えないけれど。

「まぁ、ゆかりんのご飯は基本変な色してるしねぇ。」

「せやなー。」

「あ、治ってないんですね。ゆかりさんの冒険癖。」

「り、料理は苦手なんです。でも、料理意外なら出来てる自信があるわ!」

「でも洗濯はお姉ちゃんが、片付けは私がやってますよね?」

「う、うむぅ。」

葵ちゃんに言われて言いどもるゆかりさん。私はそれを聞いて良い意味で助け合ってたんだなぁと感じていた。それと同時に家事は私に任せてもらおう、と強く思った。

 

 

 夕方になり、真希ねぇは家に帰っていった。なんでも少しだけ仕事をしないといけないらしい。

「じゃあ、また会おうね!」

と元気に手を振って車で去っていく真希ねぇを見てほんの少しだけ名残惜しかった。真希ねぇの去っていった方を少しだけ眺めて私の新しい家になったゆかりさんの家の玄関の方を向く。するとそこにはニヤニヤしている茜ちゃんがいた。

「な、なに?茜ちゃん。」

「いんやぁ。寂しそうだなーって。」

「そ、そう見えた?」

「なんならうちの事、お姉ちゃんって呼んでもええで?」

「あんまり大人をからかうもんじゃないよ。ほら、茜ちゃんは唯一戦力になりそうなんだから少し手伝ってもらうよ。」

「ええで。何しとけばええ?」

「じゃあ私はご飯作るから、茜ちゃんはお風呂を掃除してもらっても良い?」

「まかせといて!」

そういって茜ちゃんは玄関に駆けていった。本当に元気な子だなぁと心から思った。

 

 

 キッチンに立った私は夕飯を頭の中で組み立てていた。基本的な調味料はあったから多分「あれがない!」 と困る事は無い。それに豚肉と野菜が数種類そして大量の枝豆があった。

「何故、枝豆だけこんなに……。」

つい呟く。それそうになった思考を戻して献立を考える。

「うん、冷しゃぶに冷奴にお味噌汁でいっか。」

と思い立ち私は手を動かし始めた。まずはお味噌汁だ。短冊切りにした長芋と皮を剥いた枝豆を茹でていき程よく火が通ったらお味噌をといていく。お味噌をとき終わったら最後に油揚げを投入する。次は冷しゃぶだ。冷しゃぶは一枚一枚丁寧した方が美味しいからあえてお味噌汁と同時進行で作らない。まずは鍋にお水、塩、砂糖、お酒をいれて煮る。その間にレタスをざく切りにし、もやしと一緒にお皿に盛り付けておく。お湯が沸騰したら氷水を用意してから豚肉を一枚一枚鍋に入れていく。火が通ったと確認したら氷水に浸けてすぐにざるできる。そしてその豚肉をもやしとレタスの上にのせていく。あとはごまドレをかけて冷しゃぶの完成だ。そのタイミングで炊飯器がピーッと鳴る。丁度良いタイミングでご飯も炊けたようだ。お豆腐を食べやすい大きさにパパッと切ってお皿に盛り付ける。そして炊飯器を開けてご飯をかき混ぜて少し冷えたお味噌汁を温めなおす。

「葵ちゃん。配膳手伝ってくれない?」

「わかりましたー!」

葵ちゃんがキッチンに来るとものの見事に目を丸くした。

「うわっ!すごっ!こんな豪勢なんですか!?」

「まぁ、初日位は私も手間をかけますよ。といっても簡単な物ばっかりですけど。あ、冷しゃぶ運んでください。」

「わかりました。」

そう言って葵ちゃんは冷しゃぶをテーブルに運ぶ。冷しゃぶを見たであろう茜ちゃんが

「うわっ!すごっ!こーんな豪勢なんか!」

と言った。言っている事が葵ちゃんと全く同じで少し笑いそうになった。程なくして葵ちゃんは茜ちゃんも連れてキッチンに戻ってきた。

「お味噌汁も美味しそうやね!」

「ありがとう。熱いから気を付けてね。」

そう言ってお味噌汁を茜ちゃんに託す。茜ちゃんはお盆にお味噌汁を乗せてトテトテとリビングへ歩いていった。葵ちゃんは冷奴を持ってリビング歩いていった。私はご飯をよそってリビングに持っていく。

「あれ、ゆかりさんは?」

「ゆかりさんは自分の部屋におるで。」

「多分台本読んでるんじゃないかな。」

「じゃあ呼んできますね。葵ちゃん達は食べてて良いから。」

そう言って私はゆかりさんを呼びに行く。階段を上ってすぐの部屋がゆかりさんの部屋だ。ゆかりさんの部屋の扉をノックする。コンコンッと軽快な音が廊下にも響く。

「はーい。」

「ゆかりさん。夕飯が出来たので食べませんか?」

「食べるわ。ちょっと待ってて。」

扉の前で少し待つ。部屋から物音が聞こえる。もしかして台本を読みながら演技でもいていたのかもしれない。

「お待たせ。」

扉を開けてゆかりさんが出てくる。

「何をしていたんですか?」

「台本を読んでいたら熱が入っちゃって。」

そう言って照れたような表情をする。美人なだけ些細な表情も絵になるな、なんて思う。階段を下りると琴葉姉妹はご飯を食べていなかった。

「食べいて良かったんですよ?」

「ううん。皆が休みの日のご飯は一緒に食べるってルールだから。」

「そうなんですか?」

ゆかりさんに聞くとうん、と頷いた。

「じゃあ食べましょうか。」

ゆかりさんが言う。

「「「「いただきます!」」」」

私達はご飯を食べ始めた。

 

 

 「はぁ……お風呂、気持ち良かったなぁ」

私は新しい自分の部屋のベットに座っていた。明日はもう月曜日。ゆかりさんは仕事だし、琴葉姉妹は学校という事もあり、皆床についた。お風呂上がりの火照った体にあたる卓上扇風機の風が気持ちいい。お弁当のおかずはお風呂に入る前に作って冷凍庫に入れておいた。だから明日はお米を入れるだけだ。皆仕事や学校に行くのに、私だけ外に出ずに家事に専念するのはどこか罪悪感を感じる。

「いや、買い出しあるし外にでないわけでは無いか。」

自分が男性恐怖症だという実感はまだ無い。でもだからこそ、不安でもある。男の人とあったらどうなるのか。どうなってしまうのか。自分では本当に予想できない。買い出しで男性と会ってしまった時は必ず一人なのだ。真希ねぇもゆかりさんも周りにはいない。でも、きっとこれはゆかりさんからの試練なのだ。一人で男性と会って耐性をつける。そうやってもとの生活に戻れる心にしていくのだ。やっぱりまだ実感は無いけれど。

「とりあえず目標は仕事につける様になることかな。」

私は電気を消してベットに潜る。明日は早起きして皆を見送って洗濯をしよう。家事を全部こなしたら買い出しに出かけよう。夕飯は茜ちゃんの好きなエビフライでも良いかもしれない。ゆっくりと目を閉じる。あぁ、楽しみだな。明日を楽しみにするのは何時ぶりだろう。ちょっとの恐怖心を吹き飛ばしてしまう安心感が確かに、私の心の中にあった。その安心感に包まれてか私は何時もよりすんなりと眠りについた。




ご読了ありがとうございました。これから多分文字数が減っていきます。書き始めたは良いのですが既に詰まっていまして……。あ、このSSのゆかりさんぼ設定置いておきます。

※これはあくまでこのSSでの設定です。公式の設定とは一切関係ありませんのでこのSSを読むときにのみ、この設定を適応してください。

結月ゆかり

24歳。
身長:159cm
得意な事:暗記、感情移入
好きな物:イタズラ、美味しいご飯、洋菓子
「婚期?私なら大丈夫です……多分。」

本名:結月縁
年上、もしくは同年代の人には敬語を使うように。年下の人には女性らしい口調で話す。デビューして僅ながらもその透き通った声と圧倒的な技術で着々と仕事を増やしている。因みに専属マネージャーはマキさん。


追記:琴葉姉妹の設定を少し弄りました。その為、変に感じる部分や矛盾が生じる可能性が多大にあります。勿論、可能な限りそういう部分が発生しない様にしますが、見つけた場合はどうか「へー、そーなんだー。ふーん」 位の気持ちでスルーして欲しいです。お願いします。

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